立川生志、リスナーが選ぶ時事ネタ即興落語に挑戦!初回のお題は「送別会」
4月2日(金)RKBラジオの新番組『立川生志金曜日のインサイト』がスタートした。
落語家らしく、ユーモアやウィットを交え、ときに鋭い社会風刺をきかせながら、1週間の出来事を振り返るニュース番組。この日もスエズ運河のコンテナ船座礁事故や、東京オリンピック・パラリンピックの不透明な運営費について、専門家を交えてトークを展開した。
この番組の目玉は、生志が即興で話芸を披露するコーナー「金曜インサイ亭」だ。番組冒頭に2つのお題を発表し、メールやTwitterによる投票で、どちらのお題を採用するかを決定するという、生放送ならではのスリリングな企画。初回のお題は、竹刀を使った指導により空手選手が負傷した問題にちなんだ「パワハラ指導者」を抑え、厚生労働省が多人数で深夜まで送別会を開いていた問題を基にした「送別会」が選ばれた。
ブザーや出囃子などで、演芸場の雰囲気を演出しながらミニ落語が始まった。
花見を開催しようとする“課長代理”が、部下に諫められながらも、なんとか宴会を開こうとする、という滑稽話。ラジオだが身振り手振りによる熱演で、同じスタジオにいた高橋早紀も「(感激のあまり)思わず泣きそうになりました」と感想を漏らした。
気になるのは、用意していたのに日の目を見ることがなかったもう一つのお題。番組では今後“敗者復活戦”のような形式で披露することも検討している。
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