今月から新しく始まる健康番組をご紹介『おすすめラニィちゃん』7/24~7/30
ラジオNIKKEI公式マスコットのラニィです。
夏の風物詩『スイカ割り』!実は、大会も開催されているって知ってた?規格外などで出荷できないスイカを使って、地域特産のスイカをPRするために行っているんだって!
さて、それではラジオNIKKEIのオススメ番組をご紹介します。
もしもあなたや家族が患者になったら…?『賢い患者になろう!』
28日(金)から新たな健康番組がスタート『賢い患者になろう!』。
自分が患者になったとき、もしくは家族が患者になったとき、一人一人が「いのちの主人公」や「からだの責任者」としての自覚を持った「賢い患者」になるヒントをお伝えする番組です。
出演者は 認定特定非営利活動法人 ささえあい医療人権センターCOML(コムル)代表の山口育子、フリーアナウンサーの町亞聖です。
※該当回の聴取期間は終了しました。
インタビューを通じてお金の流れや仕組みがわかる『マネーのカラクリ』
投資や移住、副業や起業など様々な方法で、自分らしく「お金に困らない生き方」を実践している人々にインタビュー。話題のビジネスや働き方をテーマに、「お金の流れ、仕組み」をわかりやすく解説します。
より充実した仕事をしたい、生き方を実践したいビジネスパーソンの「発見」につながる番組です。
※該当回の聴取期間は終了しました。
コメの値上がりと“消えた21万トン“を石戸諭が解説
野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時)2月12日の放送は、ノンフィクションライターの石戸諭氏が出演し、米の値上がりと“消えた21万トン”のニュースについて、自身の意見を述べた。
野村邦丸(パーソナリティ)「米の問題です。政府備蓄米を早期に放出すれば、米の価格も安定するんじゃないかと言われてます。その備蓄米をどれだけ出すのかという話もある。一方、消えた21万トンの話もある。石戸さん、米の流れから教えてください」
石戸諭「農家が作った米をJAなどの集荷業者が集める。そこから卸売にいくという流れなんですけど、去年の8月、9月の店頭から米がなくなった米不足の時に新しい販路ができました。個人や中小の業者が、これまでの集荷業者よりも高く買いますよということで、農家から直接取引をするという流れができたんです。農家からすると、高く買ってもらえるからうれしい。実際のところ、米の適正価格がいくらなのかわからない?というのが僕の考えです。どのくらいの量を作るかは国が主導して決めてきた。マーケットが機能していると、みんなが欲しいと思う需要があり、供給量が安定しているときにだんだんと決まってくるわけです」
邦丸「市場のルールですよね」
石戸「ところが、去年は米が18万トン多く取れている。これ、本来なら価格が下がる動きになりますよね。でも、みんなが欲しいと言って、量もできている時に価格がとんでもなく上がっている。米不足の時、政府は新米が出回ったら価格は安定すると見ていたはずです。ところが実際、何が起きてるのかというと、米は取れているし、米は日本のどこかにあるけど出てこない」
邦丸「消えた21万トンですよね」
石戸「米を買い取った人たちは去年の動きを知っているから8月くらいまで手放さないでおけば、同じような状況が起きるかもしれないという考えが働くわけです。もっと高くなるからその時に売ろうと考えるのが自然です。そうなると、手放さないですよね。つまり、米が投機商品のようになってるということです」
邦丸「では、米が下がりにくい状況をどうしたらいいですか?」
石戸「これまで農水省のやり方がうまくいってなかったところが大きいと思うんです。お米はある所にはあるのに、市場に放出されない。いいタイミングで売りたいから売らない人がいる。この人たちに対してメッセージを発して、働きかけないといけない。“こうなったらお米を放出しますよ、持っていても意味ないですよ”と農水省がメッセージを発信しなければいけなかったけど、タイミングが遅くなっている」