"渦中"の森本稀哲「フォロワーが数日で何千人と増えました」新庄監督の影響力に驚き

今週も"公式見解"は「ないです」 ©STVラジオ

ある意味、「新庄新監督」の渦中にいる野球解説者で北海道日本ハムファイターズOBの森本稀哲が、STVラジオ『ひちょりのWA!!』に出演!自分もやはり「渦中の人」であることは意識しているようです。

森本:いま自分のYouTubeチャンネルの撮影をバーッとやって、その仕込んだものをいよいよ再始動しているところなんですけど、それをツイッターでつぶやいたんです。「いよいよ本格始動です」と。全く"そう言うつもり"なくつぶやいたら、「これは匂わせですね」みたいなの(返信)が来て、「あ~、そうとられるのかあ」と思って…。

森本:でも、フォロワーも凄い増えて。ありがたいことに。ここ数日で何千人と増えて、この1週間2週間単位なら1万人くらい増えて、スゴいですよ。何をそんなに…。

森本:YouTubeも、あまり時事ネタとか発信してないんですけど、新庄さんと稲葉さんがあまりに近すぎて、色んな声を頂くんで、ちゃんと自分の口から配信しようと決めてやったんですけど、スゴい見られてるんです。

吉川:そうなると思いますよ。この1週間くらい、普通にキー局のスポーツ番組とかで「新庄さん、監督」っていうニュースだけなのに、そこに2つ(のネタが加わる)でしたよ。1つが「新庄監督、代打オレあるんじゃないか」と言うのと、「ひちょり、ガンちゃん(岩本勉氏)、(コーチ入り)あるんじゃないですか」。この2つがセットで言われてたから。これは騒がしいだろうなと。

森本:ありがたいですよ。ありがたいですけど…ないですから。ないですから。

先週の『ひちょりのWA!!』がスポーツ紙のネット記事にも取り上げられたり、まさしく渦中の人となった森本稀哲。それもこれも「新庄効果」の表れです。

森本:新庄さんって、スゴいと思いません?ねぇ。注目されるって言っても、そのスケールが違うよね。監督ですよ、選手じゃないのに、これだけ期待とか、話題になる監督って、なかなかいないですよ。(お笑いコンビの)EXITの兼近さんまで「ひちょり」って名前を全国版でコメントしてくれたもんですから、もうありがたいことに。「EXITの兼近さん、オレのこと知ってるんだ」と思って。

巷でささやかれ、注目も集まっている「森本コーチ」の話は今のところ、ないようです。そして、自分自身の騒がしさだけではなく、野球解説者として「新庄新監督」に対する期待感もしっかりと語りました。

森本:結果的に(ファイターズが)下位に沈んでしまって、これだけ優勝(争い)からも離れてしまうと言う状況になっているので、新庄監督が来たタイミングは抜群だったんじゃなかって思うんですよね。

森本:ありきたりの王道の采配をする監督だったら、チームは変わらないんじゃないかって思ってしまうじゃないですか。でも新庄さんだったら、現状のファイターズを何とか「勝てるチーム」に変えてくれるのかなって期待は持ちますよね。何するか分からないし。

森本:まず楽しみなのはキャンプの過ごし方とか、どういう時間配分で、どういう練習をするのかは楽しみですよね。ます、そこからですよね。

近く開かれるであろう新庄監督の記者会見も楽しみですし、来年2月のキャンプの時、果たして稀哲はスーツ姿(解説者)なのか、ユニフォーム(コーチ)なのか…それも楽しみです。

STVラジオ『ひちょりのWA!!』(毎週月曜 21:30~22:00)
 

プレミアム会員登録をして全国のラジオを聴く!

ひちょりのWA!!
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週月曜 21時30分~22時00分
出演者:森本稀哲、吉川のりお(STVラジオ)
番組ホームページ

ファイターズの人気者で日本一にも貢献!現役引退後は野球解説者としても活躍中の森本稀哲がお送りする熱血トークバラエティ!野球の話はもちろん、人と人との「輪」を大切にしながら様々なジャンルで頑張る人たちにスポットを当てていきます。
森本稀哲が吉川のりおアナと共に、月曜の夜の北海道をに義山に楽しく盛り上げます!

※該当回の聴取期間は終了しました。

「小さなネジのズレが、いつの間にか…」“小説SMAP”に鈴木おさむ視点で描かれた、SMAP謝罪放送の1日

脳科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)にも書かれている、SMAP解散当時の様子などを中心にお話を伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。

◆『もう明日が待っている』は「僕の目線」で書いた物語

茂木:鈴木さん、アイドルってなんでしょうね?

鈴木:アイドルって、日本特有のものじゃないですか。韓国もBTSが出てきたりしましたけど、やはり他の国にあるのはアーティストで、(アイドルは)日本独特の文化ですよね。

茂木:ということは、『もう明日が待っている』を読むと、日本のことがわかるかもしれないですね。

鈴木:そんな気がします。今回、僕が特に入り口として書きたかったのは、彼ら(SMAP)は91年デビューで、僕が92年に放送作家になっているのですが、そこから94~95年に彼らと知り合いました。

この小説にもけっこう書いたのですが、「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)が1996年4月15日に始まりました。それまでアイドルの人がゴールデンタイム、そしてプライム帯で司会やメインをやることがなかったので、この番組をやる前に僕は、周囲から「絶対に当たらないよ」って言われていたんです。

茂木:それを、鈴木さんが当てたわけですよ。放送業界の“大谷翔平”ですよね。

鈴木:僕の力じゃないんですけどね。大谷翔平は(まさに当時の)SMAPです(笑)。

茂木:『もう明日が待っている』はあくまでも小説ですが、書けること・書けないこと、話せること・話せないことがあったと思います。振り返ると、あのタイミングでのSMAP解散は、何だったのでしょうか?

鈴木:みんなが40代になって、40代中盤を迎えるメンバーもいて、多分この先を考えるじゃないですか。そのうえでの本当に小さいネジのずれが、いろんな人が参加することによっていつの間にか大きくなっていた、みたいなことだと思うんですよね。でもそれは、長年のものでもなく、みたいな。

茂木:そうですか。『もう明日が待っている』の謝罪放送の章は、「文藝春秋」本誌に出たときに拝読しました。小説ですが「こういうことになっていたんだ」って、ものすごく話題になりました。あの1日のことは、やはりかなり濃密な記憶として残っていると思います。

鈴木:覚えています。だから、すごく大事にしたのは、あくまでも“僕の目線”で書くことです。夜中の2時に呼び出されて、そこから「明日、番組冒頭生放送でやるから」「え?」っていうところから始まっていくのですが、最初は「歌を歌うのかな」とか、「中居くん、何か言うのかな」とか思っていたら、どうやらそうではないということとか。

みんなの意見の食い違いがあって、結果、ふたを開けたらあの放送になるまでの過程があって。だから、あんないびつな形になるとは、わかっていないんですね。僕は文章をまとめなければいけない立場だったのですが、そのトーンとかもわからなかったんですよ。

茂木:これは、もともと原稿があって事務所に確認したところ、NGが出たということですね。

鈴木:僕の気持ちとしては、そんなに深々としたことをもはや言わせたくないし、メンバーもその思いだったろうし。だからある意味「今回お騒がせしてすみません」っていうことを言ってしまえば、「同じ文章を少し変えて話す」ぐらいがちょうどいいんじゃないかということで……。

だから、自分のなかではそれがアホな文章だってわかっていますよ。作家として見たら「こいつ実力ないな」ってきっと思うんですよ(笑)。でも、多分そうするのが一番いいだろうと思ったし、メンバーもそれを望んでいたと思うのですが、やはりこの小説で出てくる“ソウギョウケ”としては、「それでは許されない」というのがあって。だから僕の気持ちやメンバーの気持ちもあるんだけど、ソウギョウケのプライドもあるという。

茂木:ですよね。

鈴木:今、芸能界が変わってきていますが、あの当時(2016年)は、今と違って簡単に言うとまだ昔のルールがあったじゃないですか。そのなかでは、やはり「それは許されない」ということがあったので。

茂木:このなかで書かれているのが「組織というのはそういうものだ」と。我々視聴者からは、SMAPのメンバーは、一人ひとり個性が輝いていて素敵な存在に見えたんですけど、でもそのSMAPのメンバーも、また組織というものと無縁ではいられないということですよね。

番組では他にも、著書『もう明日が待っている』出版前の裏話などについて語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



----------------------------------------------------
4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

Facebook

ページトップへ