赤江珠緒、人生のターニングポイント

TBSラジオ「Be Style」毎週土曜あさ5時30分から放送!

この番組は、様々な分野で活躍している方々にお話を伺い、未来を生きるための『気づき』や自分らしいスタイルを確立するためのヒントをシェアするプログラムです。

ゲストは、「たまむすび」でお馴染み、フリーアナウンサーの赤江珠緒さん。
TBSラジオリスナーでもある要潤が会いたかった人です!


赤江さんは、兵庫県生まれ、高知県育ち!
幼少期にはまだ瀬戸大橋が無く、両親の実家に帰省する時には、車で香川経由でフェリー関西に渡っていたのだとか。

「だから私の原風景は、高知の太平洋が広がっているイメージです。私は桂浜で溺れかけたことがあって、、、それでテレビ初出演ですね!2、3歳の頃、波に流された所、助けられてニュースになりました(笑)」

神戸の大学に進学し、大学卒業後にABC朝日放送に就職。
その後、2003年、28歳で上京されたのが、赤江さんにとっての人生のターニングポイントでした。

上京理由は、東京支社に勤務し、テレビ朝日の朝番組の司会を1年間務めるというものでした。

「当時ABCで泊まり勤務明けの朝、部長に食堂で話があると呼び出されて。そしたら、”来月から東京で働いてみないか?”って事で。東京で、という事はアナウンス部をクビになるのか?と思ってたんですけど、いろいろ話を聞いてみると、テレビ朝日さんからのオファーで、と。もともと転勤族だったので転々とする暮らしは慣れていたし、関東で暮らした事もないし、1年だったら刺激になって良いかな〜と、あまり深刻に考えずに、東京来てしまいました。」


そもそも赤江さんがアナウンサーを目指したのは、小学校の時、先生に朗読を褒められたことがきっかけでした。

「私、落ち着きがない子で、親にも怒られる子だったんです。でも、小学校の国語の授業で、朗読を先生に褒められて、卒業文集にも、アナウンサーか声優になりたいと書いたんです。それがなんとなく頭に残っていて、大学のときに思い出してアナウンサーになりました」

上京し、東京で朝の顔として3年ほど勤務し、30歳前半で今後の人生について考えるようになった赤江さん。

結婚し東京に行く事を意識し、退職を考えていました。
ですが、その時に新たなオファーが!
出会いに感謝し、フリーになる事を決意されました。

「結婚しても、結局仕事ばっかりしてましたね(笑)仕事好きだし、ご縁を大事にしたいし、期待に応えたいと思ってしまう、良い子な自分がどこかにいたので、それに30代は振り回されましたね。でも、40過ぎてからは、縁は切れてもいいや、とか、ここは嫌われてもいいか!って多少思えるようになりましたね。」


赤江さんは局アナ時代から、スポーツや報道、バラエティなど、様々なジャンルでアナウンサーとして活躍されてきました。
中でも、局アナ3年目ごろから始めた、高校野球の実況は今でも役になっていると感じているのだとか。

「実況って、1人でマイクの前に座って、目の前で起こる試合を見ながらしゃべるんですよね。こんなにも色んな人が携わっている中継で、自分が失敗したら台無しだと思うと怖くて怖くて。下積みとして3年くらい練習してたんですけど、いざ明日から、となったら、夜逃げしたいくらいプレッシャーでした。逃げも隠れもしない、マイクの前での覚悟を教えてもらいました。」

この経験が、今でも様々な仕事をするうえで支えになっている、と赤江さん。

ここで赤江さんから要潤への質問。
"相手のリアクションが分かりながらも、どうやって演技しているの?"

『まずは、台本を読んだ時に客観的にこういうシーンになったら良いなっていう想像をして、それに近づけていきます。その想像が役者同士でズレていたら、監督が直して呼吸を合わせたり。相手のリアクションが分かっていても、どうやったら自然に見えるタイミングか、お互い探り合っていくんです。だから、お芝居って、ちょっと訓練に近いんですよね。』

赤江さんは以前、演技の仕事で20テイク以上も撮り直しがあったそうで、どういうプロセスで演技をすれば良いのか、ずっと気になっていたのだとか。
俳優は、嘘がないように事実を伝えるアナウンサーとは、正反対ともいえる仕事のようです。

来週は、赤江珠緒たまむすび/金曜たまむすび について伺います!

今朝のBe Style Songs …
M1. beautiful people feat. khalid / Ed Sheeran

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鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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