なんで大相撲は1年に6場所しかないの?

TBSラジオ「伊集院光とらじおと」毎週月~木曜あさ8時30分から放送中!

伊集院光とらじおとこどもでんわそうだんしつと

2021年4月5日(月)放送

TBSラジオで長年親しまれた名物番組「全国こども電話相談室」(1964年~2008年)のコンセプトを引き継いだコーナー。子どもたちから寄せられた疑問や質問、相談に全力でお答えします。
伊集院光が「電話のお兄さん」となって、毎回、様々な質問に合わせた専門家の先生を回答者としてお呼びします。今回の質問は・・・

なんで大相撲は1年に6回しかないんですか? ぼくは大好きな大相撲が1年にもっといっぱいあってほしいです。

(千葉県・まさみくん 7歳 小学2年生)

この質問にお答えいただいた先生は・・・
大相撲解説者、スポーツコメンテーターの舞の海秀平さん。


舞の海秀平さん。元大相撲力士。日本大学相撲部から角界入り。新弟子検査では身長が基準に満たないために一度は不合格となるも、頭にシリコンを入れ二度目の検査で合格したエピソードは有名。1990年5月場所で初土俵。「猫だまし」「八艘飛び」など多彩な技をくりだすことから「技のデパート」と呼ばれ、小さい体ながら小結まで昇進しました。現在は大相撲中継の解説をはじめ、幅広く活躍しています。

舞の海先生
本場所ではお相撲さんは1日一番、相撲を取ります。一番取るだけでもすごく疲れるんだよね。お相撲さんがぶつかるときの衝撃は2トンあるといいます。それぐらい強くぶつかるからすごく疲れる。それを15日間やって1場所です。そして本場所と本場所の間もお相撲さんは全国を回って相撲を見せてるんだよね。だから6場所よりもっとたくさんやっていたら、もう体が壊れちゃうんだよね。それで1年に6回にしましょうということに決めたんです。

伊集院お兄さん
まさみくんは大人になったら力士になりたいの?

まさみくん
なれたらなりたいんですけど、ちょっと小さいのでなれるかな。

伊集院お兄さん
舞の海先生は子どものときは小さかったそうだし、力士の中ではとても小さかったんだよ。だから、まさみくんも頑張れば力士になれる可能性はあるよ!

まさみくんはお手紙に大相撲の取り組みの絵を描いてくれました。土俵上には朝乃山と正代の両大関、土俵下には小結・大栄翔と関脇・照ノ富士(番付はいずれも2021年三月場所時点)。行司の木村玉治郎の名前まで書いてありますね。まさみくんは「番付の順番だと大栄翔と照ノ富士が下で待ってるのはおかしいので、間違いです」と教えてくれました。とても詳しくて、相撲のことが本当に大好きなまさみくんでした。

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鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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