日本最古のハンバーガーチェーンにして絶滅危惧種!『ドムドムハンバーガー』の今

TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』月~木曜日の11時から放送中!(5月26日(木)放送分)

1970年に東京都町⽥市で第1号店がオープンし、今年創業52周年を迎えたのが“日本最古”のハンバーガーチェーンにして、現在は“絶滅危惧種”と呼ばれる『ドムドムハンバーガー』です。

今の社長・藤﨑忍さんが就任してから復活を遂げ、様々なメディア媒体で取り上げられる機会が増えています。『ドムドム』と聞いて、昔食べた記憶がよみがえる方も多いのではないでしょうか。

ちなみに“ドムドム”という店名の由来は「どんどん売れるように」という願いを込めているそうです。当初は「ドンドンハンバーガー」にしようと思っていたところ商標登録されていたため「ドムドム」に変えたそうです(記録が残っていないため詳細は不明とのこと)。

【絶滅危惧種といわれる理由】
『ドムドムハンバーガー』はなぜハンバーガーチェーンの中で“絶滅危惧種”と言われているのか。ダイエー傘下の90年代、最盛期には約400あった店舗数が、現在は27と1/15程度に縮小しています。例えば東京都では「浅草花やしき店」、「マルエツ大泉学園店」、「小平店」の3店舗のみ。

浅草花やしき店の外観

「絶滅危惧種」と呼ばれていることについて、社長の藤﨑さんはどのように思っているのか、また『ドムドムハンバーガー』の魅力とは何か聞いてみると・・・

「どちらかというとうれしく思っています。存在を認めていただいていて皆さんが滅ばないでほしいと思っている感もあるので嫌いではないネーミングです。もちろん絶滅危惧種から生息が認識されるよう、これからもがんばっていきます。ドムドムの魅力のひとつは独自性のある商品群にあります。『丸ごと!!カニバーガー』や『丸ごと!!カマンベールバーガー』、『丸ごと!!カレイバーガー』などの商品を発表し続けられていることが、他のチェーンにはない魅力になっています」

『丸ごと!!カニバーガー』(※浅草花やしき店で購入)

新商品『はみでる!アジフライバーガー』
オリジナリティ溢れるバーガーを次々出しているドムドムから新商品が発売されました。その名も『はみでる!アジフライバーガー』。実は以前も期間限定で発売されていたもので、厚みのあるふっくらとしたアジフライの身とサクサクの衣のコントラストが最高ということですが…

「具沢山タルタルソース味」(税込み430円)

「さっぱり塩レモン味」(税込み430円)

ジェーン・スー「ほんとうにはみ出ている!定食屋で出てくるようなアジフライがそのまま入っていて、タルタルも美味しい!そしてすごいボリューム」
蓮見「レモンが効いてておいしい!おもわず頬張りたくなる!」

付録が最高にかわいい『ドムドムハンバーガー』のファンブック

ドムドム人気が巷で上昇する中、5月に宝島社から『ドムドムハンバーガーFANBOOK』(税込み2,794円)が発売され、その斬新な中身が話題になっています。

公式ファンブックの中には「記録がないから“ざっくり”とした52年間の年表」「ドムドムハンバーガーのアイコンである『どむぞうくん』の整形疑惑」「“日本最古”ということも証拠不十分!?」「メニュー化が不可能だった幻の“没バーガー特集”」などなど、いずれも公式がOKしたとは思えない内容に。

そして今回のファンブックの目玉はなんといっても、かわいい付録。これだけでも買う価値が十分にあります。

「どむぞうくん」のぬいぐるみポーチドムドムのレトロデザインのランチトート

最後に久しく『ドムドムハンバーガー』を食べていない人にどんなところに注目してほしいか、社長の藤﨑さんに聞いてみましたところ「やはりハンバーガーのクオリティを味わってほしいと思っています」と、そのおいしさに自信をみせていました。

ぜひお近くの店舗を訪れて久しぶりにあの『ドムドム』の味を堪能してみてください!

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「取材を平気でバックレる人がいる…」音楽ライターの愚痴

TBSラジオ『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』毎週金曜夜9時から放送中!(5月20日(金)放送分)

宮藤官九郎さんがいろんな職業の愚痴を聞くラジオ「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」。5月20日の放送は、音楽ライターの愚痴!

宮藤 :いK城さんは、1998年~フリーで活動。ビヨンセ、ブルーノ・マーズ、JAY-Z、アリシア・キーズなど300組以上。これ、ウソつきじゃないですよね?

いK城:嘘じゃないです(笑)

宮藤 :T橋さん。インタビューしたことあるミュージシャンは、エミネム、レディー・ガガ、カニエ・ウェスト、ビースティ・ボーイズ…すごい!

宮藤 :T橋さんは、音楽ライターじゃなくて、音楽ジャーナリストと。

T橋 :海外の入国審査のときに、ライターというと、作曲家とか作詞家とかと誤解されることがあるので、ジャーナリストを名乗るようになりました。

いK城:私も、英語だとミュージックジャーナリストと言います。

T橋 :宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、取材のスケジュールを、平気でバックレる人がいます。

T橋 :90年代、アメリカのヒップホップアーティストの話で、今は大丈夫だと思いますけど…。まだアンダーグラウンドなムーブメントが、いきなりメインストリームに躍り出たような格好になったので、まだビジネスとして整備されていなかったんです。アーティストも、スタッフ・レコード会社もプロフェッショナルじゃない。

宮藤 :「これ、行かなくていいやつだ」って思っちゃうんだ。

T橋 :そうですね…、特に日本からの取材だと、リスペクトされることもあるけど、なめられることもあるし。遅刻は当たり前。わざわざ現地まで行ってるけど、来なくてもまぁしょうがないか…。

宮藤 :えーーーー。

T橋 :あとは、本当にルーズで。例えば、取材場所のレコード会社までは来るんです。レコード会社の入り口で偶然友達と会って、意気投合して遊びに行っちゃったりとか。来ないなーと思って、帰ろうとしたら、会社の前でスクーターに乗って走り回ってたり。

宮藤 :あなたですよ!って。

あとは、まぁ、待たされる…。あとは、集中力を失っていく。やるんですけど、途中で飽きちゃう人もいたり。

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