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東海ラジオが開局60周年を記念して、月に一度、日曜深夜に放送している『月イチでらブレイク』5月は12日・日曜26時55分から29時（13日・月曜午前2時55分から午前5時）まで放送された。パーソナリティは村上和宏アナウンサー。番組は、村上アナの低音の魅力を生かし、深夜にふさわしいトーンのナレーションでスタートした。

名曲の数々を

今回の内容は音楽番組で、曲は「イージーリスニング」。歌詞のないインストウルメンタル曲を合せて20曲ほど。「魅惑のワルツ」「シェルブールの雨傘」「鉄道員のテーマ」「渚のアデリーヌ」「あこがれ／愛」「恋はみすいろ」「そよ風のメヌエット」「ムーン・リバー」「ピンクパンサー」「ホフマンの舟歌」「夜空のトランペット」ほか、おなじみの名曲が並んだ。

名演奏者たちの演奏で

演奏は、フランク・プウルセル・オーケストラ、レイモン・ルフェーブル・グランド・オーケストラ、リチャード・クレイダーマン、ジョージ・ウィンストン、ポール・モーリア・オーケストラ、ヘンリー・マンシーニ・オーケストラ、マウント・バーニー・オーケストラ、カラベリ・グランド・オーケストラ、ニニ・ロッソなど、こちらも往年の名演奏者が並んだ。さらに、外国の演奏者だけでなく、服部克久や葉加瀬太郎も紹介された。

夜のしじまに染みる音声と音楽

曲の大半が3分ほどの長さだが、中には、9分という長尺物（あこがれ／愛　ジョージ・ウィンストン）もあり、時間に余裕がある深夜放送ならではの選曲となった。日曜深夜は、いつもは保守点検のため放送休止の時間だが、たまにはイージーリスニングもいいものだ。また、次世代のパーソナリティ発掘を目指すコーナーには、「スパローズ」「さすらいラビー」「下町ミュンスター」「カシスプリン」の4組が出演した。

『月イチでらブレイク』先月4月(7日)は、井田勝也アナウンサーのスタジオトークと源石和輝アナウンサーの突撃レポートで盛り上げた。来月6月は、9日の深夜を源石アナが盛り上げる予定。企画は未定、お楽しみに。

※該当回の聴取期間は終了しました。