吉幾三、弟子・真田ナオキの番組で、爆笑トーク炸裂!

吉幾三が東海ラジオ『26時の歌謡曲』7月10日の放送に出演した。(木曜深夜担当)番組パーソナリティは弟子の真田ナオキ。吉は、緊張気味の真田に対し、爆笑トークの連続で、真田を笑いっぱなしにさせた。

番組のオープニングから登場した吉は、いきなり「おこんばんは」とリラックスムードを醸し出し、近況を聞かれると「一日ボーっとしている。(真田の担当)ディレクターから、次の曲はまだですか、と言われるが、何にも浮かばん」と答えた。さらに、真田と初めて会った時のことを覚えているかと聞かれ「覚えているわけないだろう、2日経ったら嫁の顔も忘れるのに」と笑いを誘っていた。

そして「こんなに自宅にいたことはない。嫁とこんなに長く一緒にいたことはない。これまでは、嫁といるときは、次に何を言われるかビクビクしていたが、今は毎日一緒にいるので、何を言われるかわかるので、そんなにビクビクはしていない」そうだ。また、自宅にいる時間が長く、いつも座っているマッサージチェアがギシギシ言い出したので、分解して油をさして組み立てようとしたがうまくいかず「嫁に怒られ、新しいものを通販で買う予定」だそうだ。

次に、五木ひろし、山本譲二、北川大介と回ったゴルフの話で、五木のゴルフについて、吉は「枯れた、いいゴルフをする」とほめ、アメリカでプロテストに合格している北川については「それほどうまくない」と感想を述べた。盟友の山本と吉自身については「ほとんどフェアウェイにいないので、五木さんは、声かけなきゃよかったと思っているにちがいない」とした。さらに吉は「ゴルフは人生そのもの。山本と俺は谷底ばかり」と笑わせた。

真田は、最近ゴルフを始めた。そして、吉の姿を見て、ギターもはじめたとのこと。ギターについて聞かれると吉は「だだ、引いてりゃいいんだよ」としながらも、将来的には(吉のように)曲作りもしたいという真田に対し「演歌・歌謡曲を作るときはギター。ポップスなどは鍵盤(ピアノやシンセサイザー)で作る。歌う人に合わせて曲を作るが、いろんな人と話をする中から、ことばを探して、そのことばから物語をつくる」と、曲作りのコツも披露した。

吉は、ギターを30本ほど持っているそうだが、いつも使っているものは2本だという。そこで、吉から真田に「ギター、あげるよ」という提案があった。真田がここぞとばかりにお願いすると、吉は「何十万円もするギターもある。10万円ぐらいのものをあげようとは思っているが、まずは、ウソでも、買いますぐらい言えよ」と言い、真田が「出世払いで」と答えると「死んじゃうよ」と返し、またまた笑いを誘っていた。

番組の最初から最後まで出演して、弟子の番組を盛り上げた吉は、4月に新曲「百年桜」を発売した。しかし、コロナ禍でキャンペーンやコンサートができない状態が続いている。世間からは、金持ちと思われている吉だが「ほぼ飲んじゃったので、金持ちじゃない。さらに会社を3社持っていて、このご時世で維持していくのは大変。助けてくれ」と最後は嘆き節で終わった。しかし、嘆きも含め爆笑トーク全開の1時間だった。

26時の歌謡曲
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週月曜~金曜 26時00分~27時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

タグ

鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



----------------------------------------------------
4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

Facebook

ページトップへ