竹島宏の新曲のカップリング曲は「なかなか会えないファンへのメッセージソング」

東海ラジオ『歌謡スクエア』(日20:30~21:00)8月15日のゲストは竹島宏。福井県出身でデビュー20周年を迎えている竹島は、8月25日に新曲「プラハの橋」を発売する。カップリング曲を含め、新曲に込めた思いを語った。

「プラハの橋」の作詞は山田ひろし氏。山田氏は学生時代にチェコ・プラハを訪れたことがあり、そのときの情景を思い浮かべて詞を書いた。山田氏の詞が初めての竹島は「歌詞カードを読まなくても、そのまま、文字と情景が頭の中でイメージできるような歌い方を目指した」と話した。

作曲は幸耕平氏。竹島にとって久しぶりの幸作品は、20周年を祝うプレゼント曲。竹島は「いろいろお世話になった先生方は、たくさんいらっしゃるが、その中でも、特に竹島の声をよくご存じの先生だと思っている。そんな先生の作品なので『売れないと、まずいな』という感じ」と笑いながら話した。

また、幸氏からは「竹島もそろそろ、大人の歌手として成長してもらいたい。そういう気持ちでつくった」と言われたそうだ。その言葉を受けて竹島も「今までの雰囲気とは違う形でレコーディングした」とのこと。

新曲は、AタイプBタイプの2種類を、カップリング曲とジャケット写真を変えて発売する。カップリング曲の詞は及川眠子が手掛けた。カップリング曲について竹島は「両曲とも、及川眠子さんの作品に感銘を受けながら、もう少し、自分なりに『ファンのみなさんに届きやすい言葉を用意していただけないか』とお願いして、いろいろ提案していただいてできた曲」と話した。

さらに「こんな状況の中で、ファンのみなさんに届けたいという発想から生まれた。ファンのみなさんと自分との心の絆を歌った2曲」と、カップリング曲が、なかなか会うことができないファンへのメッセージソングであることを明かした。

イベントなどには、まだまだ制限がある中で、8月20日の配信ライブに続き、8月28日には、名古屋・今池ガスホールで新曲発表記念バースデーライブを予定している。

また、9月26日には、京都で20周年記念コンサートを行う予定。このコンサートは、7月に地元・福井で行ったコンサートをブラッシュアップしたものになる。福井では、初めてギターの弾き語りを披露した。竹島は「(ギターは)9月までには、相当うまくなっている予定」と意気込みを、これも笑いながら話した。

歌謡スクエア
放送局:TOKAI RADIO
放送日時:毎週日曜 20時30分~21時00分

※該当回の聴取期間は終了しました。

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鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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