工藤大輝とねおがティーンと語り尽くす!『TALK ABOUT』を聴こう

全国各地のラジオ局には、文化放送『レコメン!』やTOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』といった10代向けの番組が多く存在します。今回は10代向けの番組の中から、TBSラジオ『TALK ABOUT』をピックアップ。番組の魅力やコーナーについてご紹介します。

ラジオの中の学校!10代の学生に人気の『SCHOOL OF LOCK!』を聴こう

キンプリ、セクゾ、ジャニーズWEST、乃木坂46、めるる…人気アイドルやタレントが出演する『レコメン!』を聴こう!

ティーンのリアルな声が聴ける『TALK ABOUT』

『TALK ABOUT』は、番組に届いたメッセージを元に、ティーンエイジャーが「何を考え」、「何に悩んでいるのか」を追求し、若いリスナーの“リアルな今の姿”を共有しながら、一歩先のカルチャー情報を教えてくれる情報バラエティ番組です。リスナーと直接電話を繋いで話を聞くなど、リスナーに寄り添った内容が人気です。

2018年3月末まで放送されていた『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』(通称:タマフル、2007年4月〜2018年3月放送)の後番組として、2018年4月7日(土)から放送スタート。番組では"トクアバ"の通称が使われています。

パーソナリティは、5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEのリーダー兼パフォーマーを務める工藤大輝さん。工藤さんも前述のタマフルや『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)などを聴いていたそうです。2020年4月4日(土)からは、モデルやYouTuberとして活躍するねおさんがコーナーレギュラーとして出演。番組中盤に放送される「ねお TALK ABOUT」を担当しています。

そのほか、パパラピーズやくれいじーまぐねっとといった、ティーンに人気のYouTuberがゲストとして登場するのもポイントです。工藤さんが所属するDa-iCEメンバーが出演する事も多く、ボーカル・花村想太さんは自ら"準レギュラー"と称して出演しています。

"トクアバ"ファミリーには、NONSTYLEや丸山礼さんらお笑い勢も名を連ねています。声優・内田雄馬さんは半年に1回のペースでゲスト出演しており、工藤さんと息の合ったトークで番組を盛り上げます。

TALK ABOUT
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週土曜 22時00分~23時30分
出演者:工藤大輝(Da-iCE)、ねお
番組ホームページ
公式Twitter

Twitterハッシュタグは「#トークアバウト」

※放送情報は変更となる場合があります。

『TALK ABOUT』タイムテーブル

毎週土曜日の夜、1時間30分の生放送でお送りしている『TALK ABOUT』。ここからは番組のタイムテーブルをご紹介します。

22時〜オープニング

オープニングでは工藤さんとその回のゲストが揃って登場。当日のメッセージテーマを発表後、ゲストの挨拶があります。

22時5分頃〜「TALK ABOUT YOU」

リスナーと電話を繋ぎ、工藤さんとゲストがリスナーの話を聞いていきます。7月17日(土)の放送では「ふざけるな!」というテーマでメッセージを募集。最初に登場したリスナーは、短大の卒業アルバムに載せるための写真を撮影する際、カメラマンに「写真は加工できない」と言われた事に対しての不満を訴えました。工藤さんの「どこかに載せる時に自分で(写真を)加工すれば良いんじゃない?」という言葉もあり、無事に納得した様子でした。

続いて「大人は大人数の会食や路上飲みとかしてるけど中学生は修学旅行がない、給食の時も喋れない」、「コロナの影響でバイト代が稼げない」といった、リアルな学生の声を紹介。

そして2人目、3人目と電話を繋ぎ、再びリスナーの悩みを聞く流れに。「お家デートの時に彼氏が自分を放置してゲームをする」や「嫌味を言われた時に引きずらないようにするにはどうしたらいい?」といった相談に対し、工藤さんとこの回のゲスト・花村想太さんが「共通の趣味を見つけてみる」、「ストレスが溜まる人と接するより、自分の事を理解してくれる人を探す」など、人生の先輩として悩めるリスナーにアドバイスを送りました。

「ねお TALK ABOUT」(後述)の終了後、工藤さんとゲストが再び登場し、リスナーと電話を繋ぎます。7月24日(土)の放送では「夢ってないとダメですか?」というテーマで、YouTuber・そわんわんさんと多摩大学事務職員・高部大問さんをゲストに迎えてお届けしました。

「将来の夢がなくて困っている」というリスナーの悩みに対し、工藤さんは「本気じゃないとダメっていう考えはもったいない。楽しそうだなって思っている事からやりたい事が見つかるかも」と回答。そわんわんさんは「夢にこだわらず、本気じゃなくても挑戦してみたらいい」、高部さんは「100メートル先を見るのではなく、10メートル先を見る。小さい成功体験を積み重ねると良いと思う」とアドバイス。茶化す事なく真剣に悩みを聴いて回答する3人に、リスナーも納得した様子でした。

22時30分頃〜「ねお TALK ABOUT」

6月6日(日)に20歳の誕生日を迎えた、モデル/YouTuberとして活躍する"10代のカリスマ"ねおさん。「ねお TALK ABOUT」は、クリエイターをゲストに招いてのトークやリスナーとの電話などでお届けする10分間です。7月17日(土)の放送で66回目を迎えました。

同日の放送では、韓国の学生が使っているコスメを番組で独自に調査。"TALK ABOUT 韓国特派員"で、ソウル在住のひかりさんと電話を繋ぎ、「韓国の学生がガチで使ってる化粧品 BEST3」や、ネットに載っていない現地でのリアルな情報が紹介されました。

23時頃〜「しんくみバンク presents ハートウォーミングストーリー」

実際の出来事を元にしたショートストーリーや全国各地に伝わる民話など、心温まるストーリーを教えてくれるコーナー。7月17日(土)の放送では、岩手県に伝わる昔話「猫とネズミ」を紹介。

7月24(土)の放送では、しんくみバンク主催「第11回 小さな助け合いの物語賞」で「未来応援賞」を受賞した、藤田崇弘さん(岡山県)の作品『出会いの終着駅』を紹介しました。

23時5分頃〜「TALK ABOUT RANKING」

「歴代No.1ドラマ」や「理想の父親」など、毎週1つのテーマに沿ったランキングをリスナーと一緒に作っていくコーナーです。7月24日(土)の放送では、「夏祭りの好きな屋台」をテーマにアンケートを実施。422人のリスナーから回答が寄せられました。

アンケートの結果、1位「りんご飴」、2位が同票で「チョコバナナ」と「焼きそば」、4位「かき氷」、5位「ベビーカステラ」と定番の食べ物がランクイン。そして5位以下には中国風おやきの「シャーピン」に、チョコレートやシロップで好きな絵を描いて食べる「らくがきせんべい」、「ミルクせんべい」など、特定の地域でよく売られている珍しい食べ物が挙がりました。誰もが知っている一般的なものや知っていると話題にできるものなど、話題にできる情報をたくさん知る事ができるのも魅力です。

23時20分頃〜「今週の工藤大輝選曲」

作詞家・作曲家の顔も持つ工藤さん。"Nissy"名義でソロ活動を行うAAA・西島隆弘さんやJ-POPグループ・天才凡人を始めとしたアーティストの楽曲提供も行っています。

このコーナーでは工藤さん自ら選曲した音楽を、選曲理由とともに紹介。新しい音楽との出会いのきっかけを作ってくれます。

23時27分頃〜エンディング

エンディングでは、来週のメッセージテーマやゲストを発表します。放送を聴き逃してしまった場合は、番組公式Twitterから告知内容をチェックできます。

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「“相手を緊張させる”それがスターだから」秋元康の言葉に二宮和也も納得「やっぱり木村拓哉さんはすごかった」

TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、秋元康さんと二宮和也さん。二宮さんが人知れず抱えていた“不安”とは?

▶▶この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!


(左から)秋元康さん、二宮和也さん



◆秋元康「相手を緊張させるのがスター」

二宮:僕、共演者の人やスタッフの人たちとの出会いの運がすごくあると思っていて、そこまで気まずくなった撮影現場ってないんですよ。誰かが突出して怒っているとか、(現場から突然)いなくなるみたいなことがなくて。

秋元:だって、ニノのキャラクターは絶対に受け入れられるから(笑)。

二宮:(笑)。だから、例えば、ダブル主演みたいな形だけど“2人がまったく話さないほど仲が悪い”みたいな設定だとしたら、「現場でも話さないようにしたい」って相手に言われたら俺、どうしようと思って(笑)。

秋元:まぁ、そういう人もいるよね(笑)。でも、ニノは今年で41歳になるけど、これが50歳、60歳のベテランになっていったときに、このキャラクターでいけるかだよ。

二宮:(笑)。

秋元:例えば(樹木)希林さんの例を挙げると、同じシーンのリハーサルを3回やったとして、3回とも芝居を変えるわけよ。それで、監督を呼んで「どれが良かった?」って聞くんだって。希林さんは1番目がいいと思っているけど、わざと2つ目、3つ目は芝居を変えて、それを聞いて監督の実力を測るという……そういう伝説があってさ。

二宮:へぇ~。

秋元:そういうので俺が好きなのは、これも本当かどうかはわからないけど、松任谷由実さんが女性アーティストとの対談で、(女性アーティストから)「ユーミンさんの大ファンで、すごく緊張しました」って言われたときに、「緊張させるために何年かけていると思う?」って(言ったらしい)。美空ひばりさんもそうだけど、“相手を緊張させる”それがスターだからね。

二宮:でも本当にいますよね。「あれ?(会っただけで)汗が止まんない?」みたいな人。

秋元:美空ひばりさんなんて、コンサートとかでセンターピンがちょっとずれただけで、その照明の人が次の日から外されるぐらい厳しい方だったんだって。俺もプロデュースしたときに「10曲全部(レコーディングする)2週間前にください」って言われて。

その頃は(納期に)遅れまくっていたけれど、ちゃんと2週間前にそろえた。なぜかというと、あれだけ歌がうまい人が、その10曲を自宅で2週間かけて練習してくるわけ。だから、レコーディングのときはみんなピリピリなのよ。

二宮:それはありますよね。

秋元:わざとピリピリな空間をつくるわけ。つまり、相手を追い込むことによって、自分も追い込まれて良い仕事ができると。

◆木村拓哉のアドリブに「ドキドキしたなぁ」

二宮:それでいうと、やっぱり木村拓哉さんはすごかったですね。ご本人はそんなつもりはないんでしょうけど、例えば、“ここだけ撮れれば前後の余白は使わないだろうな”っていうところのお尻で、木村さんが「あいつどこ行った?」みたいな、今しゃべっている2人とは違う登場人物を指して「どこに行った?」っていう台詞を(アドリブで)足すんですよ、それにもう焦っちゃって、どこにいるかなんて知らないから。

だけど“二宮は「あの人が今どこにいるか知っている」ことまでバックボーンとして描いている”って、木村さんのなかのイメージにあるんですよね。だから“そこまで考えているのか”って、うすーく問われていたのかなって。

秋元:それもすごいね(笑)。

二宮:とはいえ、試しているわけではないんですよね。いやぁ、ドキドキしたなぁ。

秋元:木村拓哉さんもそうですけど、黙っているときにピリピリ感を出せる人、スタッフも視聴者も含めて“え、なんだろう?”って、深読みしてくれるのがスターだなと思うよね。だから……ニノは、しゃべりすぎなんじゃない(笑)?

二宮:そう! 俺、しゃべりすぎているんですよ(笑)。

秋元:でも、そういう新しい形のスターがニノかもしれないよな。

二宮:ずっとしゃべっていますもんね。

秋元:それで、バラエティからYouTubeからSNSまで“すべてをやる”っていうさ。

二宮:今は本当に“全部やってみる”っていう状況ですよね。

秋元:そこから何かが決まってくるかもしれないしね。

▶▶秋元も絶賛する“二宮のバラエティセンス” 続きは「AuDee(オーディー)」で!

<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00

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