LiSAのラジオ番組『LiSAのオールナイトニッポンX(クロス)』、『LiSA LOCKS!』

11月16日に約2年振りのオリジナルフルアルバム『LANDER』をリリース! LiSAさんがパーソナリティを務めるラジオ番組をご紹介します。

11月17日放送!ニッポン放送『LiSAのオールナイトニッポンX(クロス)』

週替わりのパーソナリティが担当している毎週木曜の『オールナイトニッポンX(クロス)』(※最終木曜を除く)。11月17日は、LiSAさんの『LiSAのオールナイトニッポンX(クロス)』が放送されます。

LiSAさんが『オールナイトニッポン』を担当するのは、2018年5月の『LiSAのオールナイトニッポン0(ZERO)』以来、約4年半ぶりとなります。今回は、放送前日の11月16日に約2年振りのオリジナルフルアルバム『LANDER』をリリースしたタイミングでの生放送となります。

番組では、アルバムタイトル『LANDER』(=着陸船)にちなみ、リスナーのエピソードの着陸点(オチ)を予想する「クイズ!LANDER」、アルバムに収録される楽曲「NEW ME」にちなみ、2022年に「こんな新しい自分に出会った!」というエピソードをリスナーから募集する「NEW ME ジャッジメント」を実施する予定です。

LiSAコメント
4年半ぶりの『オールナイトニッポン』に出演します。深夜の特別な生放送、みなさんと特別なラジオの宇宙旅行を楽しみにしています。

『オールナイトニッポンX(クロス)』は、スマホやパソコンからはradiko(ラジコ)で聴けます。また放送後は、タイムフリー機能にて放送1週間後まで聴くことができます。

スマホに特化した短尺のバーティカルシアターアプリ「smash.」と連動しており、スタジオの様子を映像で楽しむことができます。

LiSAのオールナイトニッポンX(クロス)
放送局:ニッポン放送
放送日時:2022年11月17日 木曜日 24時00分~24時58分
出演者:LiSA
番組ホームページ
公式X

twitterハッシュタグは「#LiSAANNX」

※放送情報は変更となる場合があります。

学校の講師になって授業を展開!TOKYO FM『LiSA LOCKS!』

ラジオの中の学校『SCHOOL OF LOCK!』内のコーナー「ARTIST LOCKS!」(月曜〜木曜 23時8分頃〜23時25分頃)は、旬のアーティストが講師となって、生徒(番組リスナー)たちに授業を行います。LiSAさんは"LL教室の講師"として、2017年4月から2020年3月まで番組内コーナー「GIRLS LOCKS!」の毎月2週目に出演しており、2021年4月から「ARTIST LOCKS!」の毎週水曜を担当しています。

「LL」は、本来語学教育に用いられる単語ですが、「LiSA LOCKS!」では「LiSA」、「Love」、「Laugh」、「Life」の頭文字といった多くの意味が込められており、毎回「L」にまつわる授業を展開。『SCHOOL OF LOCK!』の番組サイトでは、生徒たち(リスナー)が各授業のテーマや日常の出来事などを書き込む「掲示板」がコーナー毎に設けられ、「LiSA LOCKS!掲示板」では、「L」から始まる英単語にちなんだテーマや、LiSAさんの楽曲やツアーの感想、悩み相談などを募集し、放送でLiSAさんが紹介。LiSAさんの活動報告やプライベートにまつわる話題と併せて、LiSAさんのさまざまな一面を知る事ができます。また、LiSAさんとの電話を希望する生徒も募集しており、メッセージの中から気になる生徒にLiSAさんが電話をかける「LL逆電」も定期的に実施されています。

LiSAさんの新曲の初解禁や、自ら楽曲の解説を行う回もあります。

また、LiSAさんと親交のあるアーティストや声優、作曲家など幅広いジャンルのゲストも不定期で出演します。過去には、テレビアニメ『鬼滅の刃』の音楽を手掛ける作曲家・音楽プロデューサー・梶浦由記さんや、アニメのオープニングテーマ、エンディングテーマ、劇場版の主題歌を担当した『ソードアート・オンライン』シリーズのヒロイン・アスナ役を演じる戸松遥さん、LiSAさんの楽曲「往け」の作曲を担当したYOASOBI・Ayaseさんらが出演しました。

SCHOOL OF LOCK!
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週月曜~木曜 22時00分~23時55分
出演者:LiSA
番組ホームページ
公式X

23:08頃~『LiSA LOCKS!』
Twitterハッシュタグ「#LiSALOCKS」

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※放送情報は変更となる場合があります。

この記事を書いた人

radiko編集部

radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。

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自動車修理工場の女性社長が「自動販売機のハンバーガー」を開発

トラックなどのドライバーさんのなかには、昭和の頃は、よく幹線道路沿いにあった自動販売機のハンバーガーで、お腹を満たした経験がある方もいらっしゃることでしょう。じつは最近、令和版の「自動販売機のハンバーガー」がじわりじわりと増えているんです。今回は、この自動販売機のハンバーガーを手掛けている自動車修理工場の方のお話です。

ハンバーガー自販機と小林さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

東京・新宿から中央道の高速バス、または新幹線と飯田線の特急「伊那路」を乗り継いで、およそ4時間の長野県飯田市に「ガレージいじりや」という自動車修理工場があります。敷地内には、トヨタ・パプリカ、マツダ・シャンテをはじめ、昭和の車がズラリ。しかも、工場の前にある懐かしい自動販売機コーナーが目を引きます。

お店の代表・小林由季さんは、埼玉県出身の41歳。小さい頃、ちょうどミニ四駆が大人気だったこともあって、クルマに興味を持ちました。19歳でオートマチック車限定の運転免許を取ると、街を颯爽と駆け抜けていった、白い「マツダ・RX7」に心躍ります。

『カッコいい!あのクルマに乗りたい!!』

そう思った小林さんは、知り合いの自動車関係者に相談すると、軽くあしらわれました。「RX7? アンタ、あのクルマ、マニュアルだし、ロータリーエンジンって知ってるの? 乗りたいなら、自分で自動車が整備出来ないと、まず無理だよ」

愛車のマツダ・シャンテと小林さん

マニュアルもロータリーエンジンも、全くチンプンカンプンだった小林さんですが、乗りたい思いが高まって、マニュアルで免許を取り直し、自動車整備士を目指します。男社会の自動車修理工場で、厳しい試練を乗り越えて、見事、整備士資格を取得。縁あって信州に移り住むと、趣味で借りたガレージで、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えを請け負ったことをきっかけに、2010年、自ら自動車修理工場を立ち上げました。

やがて、工場のスタッフが昭和43年製・スバル360の修復を成し遂げたことから、小林さんも古い車に興味を持ち、旧車が続々持ち込まれて、車雑誌にも注目されます。あれよあれよと、旧車好きならまず知らない人はいない工場に成長。小林さんは雑誌連載企画で、旧車でレトロな自動販売機巡りをすることになりました。

ところが、ここで小林さんは大変なことが起きていたことに気付くんです。

『大きな道路沿いにたくさんあったハンバーガーやうどん・そばの自動販売機コーナーがどんどん無くなっている……』

24時間営業のコンビニエンスストアが増えた一方で、自動販売機は経年劣化、オーナーさんの高齢化も進んで、自動販売機コーナーは次々と姿を消していたんです。そんな折、小林さんはお祖父さまを亡くしたことで、小さい頃、自動販売機のハンバーガーをなかなか買ってもらえなかった記憶がよみがえりました。

『あの思い出の、自動販売機のハンバーガーを残したい。ならば、ハンバーガーを作っている食品メーカーを助けよう!』

自動販売機コーナー

そうひらめいた小林さんは、さっそく自動販売機用のハンバーガーを仕入れます。自動車工場の前に冷蔵機能付きの自動販売機と電子レンジを設置して販売を始めると、ちょうどコロナ禍と重なったことで、テイクアウトのニーズをつかんで大繁盛。各地のレトロ自動販売機で売れたハンバーガーのおよそ4倍を1台で売り上げました。

小林さんはもうイケイケドンドン、自動販売機を増やして各地で大人気となりますが、あまりの売れ行きにハンバーガーメーカーのほうが悲鳴を上げてしまいます。安定した納品が出来ないので、もう勘弁してくれませんか、と言われてしまったのです。代わる製造業者も無く、困り果てた小林さん、思い切りました。

『ハンバーガーを作ってくれる会社が無いなら、自分の会社で作ってしまおう!』

もちろん、小林さんは自動車整備士ではありますが、食品の知識は全くゼロ。体当たりで、様々な食品製造に関する許可や食品衛生を、片っ端から学んでいきます。食品部門の「いじりやフードサービス」も立ち上げ、ハンバーガーを作ってみましたが、パンはパサつき、肉の脂は溶け出し、レタスなどの生野菜は安全性の面で使えません。しかも、自動車修理工場と食品工場の二刀流で、睡眠時間3時間の日々が続きました。

ふんわりバンズのチーズバーガー

それでも試行錯誤を繰り返し、味やソースにもこだわったチーズバーガーに辿り着いて、安定した製造、出荷も出来るようになりました。今は、全国で39台の自動販売機が元気に稼働中。自動車修理工場生まれの自動販売機とハンバーガーは、各地域で話題になっています。

「気合と根性でやってきました」と笑う小林さんですが、やりたいことはいっぱいです。

「レストランもやってみたいですし、クルマのテーマパークがあっても面白いですよね。ハンバーガー片手にみんなに巡ってもらって。夢は大きく持てば、きっと叶います!」

「RX7に乗りたい」から始まった小林さんの夢、今はまだ、その途中です。

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