EXITが関西のラジオ初登場!結成5周年を記念した47都道府県ツアーを語る『ミルクボーイの火曜日やないか!』
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『ミルクボーイの火曜日やないか』6月20日の放送では、お笑いコンビ・EXITの二人が生出演。結成5周年を記念した47都道府県を回るライブツアー『47°M~2023年中に達成する持続可能な47のファンミ兼チャLIVE~』の告知で関西を回っているという二人は、今回が関西のラジオ初出演。ミルクボーイとEXITという豪華なメンバーでお送りしたトークの一部をお届けする。
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内海:これすごいですよね。単独ライブの全国ツアー?
りんたろー。:そうなんです。今全国47都道府県でやらせてもらってて。
内海:すごいな! 全部、全都道府県行くの?
兼近:全部回らせてもらってて。
りんたろー。:いま南から四国回らせてもらってて、ここから関西に入っていくということで。
兼近:でも、関西圏に伝わってないなって感じがあって。「47都道府県回ってるんだ」って知ることが多分皆さんないと思います。
この間、鳥取かどこかで思ったより人がいなくて「鳥取こんなに人いないんすか!?」って。「頑張って手売りしよう!」って外出たんすよ。そしたら外にも人いないんすよ!「ウソだろ!?」って二人で頑張って手売りして、そしたらいっぱい人が集まってきて。
「やっと会えました!」って泣きながら近づいてくる人もいて、「ライブ来てくれるんですね」って話してたら「ライブやってるんですね……」って言われて。知らないのにこんな泣ける人いるんだ!って。
内海:泣くぐらいのファンでも知らんねや!なんで?だって自分の住んでるところに来てくれるわけでしょ?こんな機会ないよ、これは。
兼近:しかも今回、タイトルが「47°M」って言って、ドMな俺らがスケジュールない中47都道府県を回るっていう。
駒場:なるほど!何やろなって思っててん。
兼近:このタイトルで本気で漫才とコントと向き合って、M-1とか、あとは今年初めてキングオブコントにも出るので、そのネタをここで試してるんですけど、12月の和歌山公演の頃には終わってます(笑)
内海:でもチャンピオンとして出るかもわからんからな?
りんたろー。:ご利益もらって帰りたいですね。
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多忙なスケジュールの中で始まったEXITの単独ライブツアーは現在、四国エリアでの公演期間中。7月には滋賀公演を皮切りに関西圏での公演も始まるという。放送では、ライブに足を運んでくれる意外なお客さんの話や、土地ごとのネタへの反応への違いなど、二人がツアーを経験してわかったエピソードでスタジオが盛り上がった。
トークの様子はradikoタイムフリーで6月27日28:59まで聴くことができる。
※該当回の聴取期間は終了しました。
仕事を離れて見えるものがある。「キャリアブレイク」がもたらすメリット
ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日~金曜日15時30分~17時)、9月19日(木)にハフポスト日本版編集長・泉谷由梨子が出演。ハフポストでも特集された、働くことから一時的に距離を置き、その時間を有意義に使う「キャリアブレイク」という概念について解説した。
泉谷由梨子「もともと欧米では学生時代に1年お休みしたり、大学卒業して働くまで1年旅に出たり、という考え方はあったんです。日本はそもそも転職もあまり一般的ではなかったので、一時的に働かない期間がある人は履歴書に空白期間があると見なされる。『後ろ暗い何かがある』と企業側は見ていた」
鈴木敏夫(文化放送解説委員)「日本だと『無職』とされるわけですね」
泉谷「無職には違いないんです。でもそれをもっと前向きにとらえ直そうよ、という文化の広がり。それをキャリアブレイクと名付けて普及活動もしているキャリアブレイク研究所というのもあり、そちらの方もいろんな文化の普及に努めている、という感じです」
キャリアブレイクの実現には企業側の理解も重要になってくる。泉谷によれば企業側の意識にも変化があるという。
泉谷「パーパス経営、人的資本経営など、ビジネス界隈では流行っている言葉です。要するに企業がやりたいことがありますよね。『大儲けしたい』とか。これを従業員に無理やりさせるのでは生産性が上がらない。特に若い世代は『自分がやりたいことに邁進(まいしん)したい』という意識が強い。従業員が生き生き働ける環境をどうつくるか、ということに企業はいま腐心しています」
長野智子「人口減少でそもそも人材確保が大変だから……」
泉谷「増えてきているときと減ってきているときでは採用や人材に対する意識が変わってきている。キャリアブレイクは仕事に対してなんとなくモヤモヤ抱えているものを、一時的に距離を置いて自分で考えてみることで、本当に仕事で何を実現したいのか、自分を見つめる期間にもなります。単純に『大変だから休む』ということもいいと思うんですけど、人生を再建するための時間として使う方が増えているということです」
鈴木「(キャリアブレイクは未経験だが)話を聴いていると、したくなりますね。周囲で『違う仕事をしてみた』という方もいらっしゃいました」
長野「私はフジテレビを辞めてフリーだったから、5年間ぐらいキャリアブレイクでアメリカに行った。自分のやりたい方向には行けたかな」
泉谷「新聞社出身の私も4ヶ月ぐらいキャリアブレイクがありました。シンガポールに住むことになったのでこのまま専業主婦になろうかと思ったこともあるんです。でもそうしたら『私、働くの好きかもしれない』と気が付いて。離れてみたら『私がいままでやっていた仕事、好きかも』と。するとよりがんばる力が湧いてくる、というか。そういう経験を私もしました」
長野「私は働くことは好きでしたけど『報道をやりたい』という思いが強かった。完全なお笑いアナウンサーでしたから(笑)、『日本の方に忘れていただく』という目的も少しあったんですよ。日本のテレビからいなくなってみる、みたいな」
泉谷「周りから長野さんはうまくやっている、と見られていたと思います。大人気のアナウンサー、と。本人の中にうっすら『違うんだよな』という思いがモヤモヤと溜まっているなら1回リセットすることの効能があるのでは、と」
長野「どうしても日常に流されるんですよね。なぜかというと、目の前の仕事を失ったら何もなくなるんじゃないか、という怖さとかで踏み切れない、という」
泉谷「1回休んでみるというのは勇気が要ることですし、キャリアブレイク研究所の方も『皆さんにオススメできるまでにはまだ至っていない』とおっしゃっています」