THE MUSIC OF NOTE 高野寛 Spect-radio

独自の音楽性で日本の音楽シーンに確固たるポジションを築き、昨年10月にデビュー30周年を迎えた高野寛。
彼の音楽的DNAを構成するルーツや影響を受けたミュージシャンの魅力に迫りつつ、高野寛の30年のキャリアを振り返る。毎週レア音源もオンエア!

2/10(日)のOA内容をご紹介!
1)IS THAT LOVE?/高野寛 

高野寛の音楽的な背景を掘り下げるコーナー《MY ROOTS》
「歌詞、歌詩...両方兼ね備えたシンガーソングライター、友部正人」
2)こわれてしまった一日/友部正人
「最近聞いてびっくりした、ひっかかる表現、歌詞」
3)Dead leaf/星野源
4)LOV/高野寛 

高野寛が敬愛する先輩アーティストや音楽仲間を毎週1組PICK UPするコーナー
《MY LEGEND & MY FRIEND》
今週は「TOWA TEI」さんからメッセージ!
5)Luv Connection /TOWA TEI...高野寛がギターとエレキシタールで参加。
6)相変わらずさ/高野寛...テイ・トウワとの共同プロデュース。
7)Time and Again/高野寛

レアな宅録音源やライブ音源、弾き語りなどをお届けする《pleasure box》
8)デイ・ドリーム・ビリーバー(2011/10/16@原宿VACANT)/高野寛
9)いつのまにか晴れ(New Ver.)/高野寛


□■高野寛INFORMATION■□
《リリース》→デビュー30周年記念のベストアルバム「Spectra」発売中!
《ライブ》→
関西のライブ決定!
☆高野寛 デビュー30周年記念・コラボレーションライブ「Spectra Harmony in Osaka」
6/6(木) ビルボードライブ大阪
出演:高野寛、畠山美由紀、おおはた雄一、坂本美雨、宮川剛(drums)、鈴木正人(bass)

☆2/23(土)千葉 新鎌ヶ谷MT Milly’s「高野寛デビュー30周年記念ライブ2019”Spectra-Extra」
☆5/12(日) 東京日本橋三井ホール「「高野寛デビュー30周年記念コラボレーション
ライブ”Spectra Harmony”」
出演:高野寛、畠山美由紀、ハナレグミ、おおはた雄一、坂本美雨、宮川剛(drums)、鈴木正人(bass)
☆3/14(木)東京 新宿文化センター大ホール「Yellow Magic Children~40年後のYMOの遺伝子」


聞き逃したという方は、是非タイムフリーで!
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アメリカ発祥「X/Y/Z世代」って? あなたの世代の特徴は?

J-WAVEで放送中の番組『GOLD RUSH』(ナビゲーター:渡部 建)のワンコーナー「CURIOUSCOPE」。2月8日(金)のオンエアでは、“世代区分”について、早稲田大学助教&ライターのトミヤマユキコさんにお話を訊きました。


■アメリカ発祥「X/Y/Z世代」それぞれの特徴は?

日本では、「団塊の世代」「氷河期世代」「ゆとり世代」などの“世代区分”がありますが、海外では別の区分があります。トミヤマさんが紹介するのは、アメリカ発祥の「X/Y/Z世代」というもの。

トミヤマ:X世代は1960〜1970年代生まれの人といわれています。アメリカでは、ベトナム戦争、キューバ危機、ヒッピー運動など、盛り上がりと衰退みたいなものを10代で経験している人です。大人になると冷戦末期やソ連崩壊なども目にしています。
渡部:激動ですね。
トミヤマ:当時はテレビが爆発的に普及したので、直接経験していなくてもイメージとして頭に刷り込まれています。政治などと強く結びついていますが、失望も味わっている世代という感じですかね。

諸説ありますが、日本では「しらけ世代」「新人類」が相当すると言われています。高度経済成長や学生運動が盛り上がり、終焉を迎えるという、大きなうねりや失墜していく様を目の当たりにした、という点で共通しています。また、大きなうねりへの失望を知っているので、小さなものに関心が向きやすいとも言われているとトミヤマさん。また、オタクカルチャーが生まれたのもこのころと言われています。

トミヤマ:Y世代は、1980年代〜1995年頃生まれの人と言われています。デジタル環境がめまぐるしく変化しています。私はこの世代なんですけど、女子高生時代はポケベル、大学時代はPHSですね。初期の携帯を経て、卒業する頃にはスマホが入ってきました。アナログ感が残る機械の手触りも知っていますが、新しいテクノロジーにもどんどん触れている世代です。アップデートに忙しい時代だったかなと思います。

経済ではバブルとその崩壊を知っており、時代の波をうまく乗りこなす必要があったと振り返ります。安室奈美恵さんに憧れる「アムラー」が増えたのちに、タイプが違う「エビちゃん(蛯原友里さん)」や「もえちゃん(押切もえさん)」が流行したのも、この時代です。

トミヤマ:Z世代は1995年頃〜2000年代生まれの人を指します。
渡部:「新世代」ですね。
トミヤマ:生まれたときからある程度、デジタル環境が整っています。「デジタルネイティブ」と言われる世代です。SNSも余裕で使いこなしますし、基本的に常時接続という状況で生活しています。

特に日本では「不景気がデフォルトなので消費行動は堅実」とトミヤマさん。最大の特徴は、コミュニケーションが複雑なことだと言います。SNSで複数のアカウントを持っているのも珍しくなく、「いくつかの人格を使い分けて出入りするコミュニティを分けている」とも。これは、自分をアップデートさせていく必要があったY世代との大きな違いです。


■“世代分け”から見えるもの

大学でZ世代の学生たちと触れ合うことが多いトミヤマさんに、その印象を訊くと、「SNSなどを使うのは上手なんですけど、機械に強いかというとそうでもない」と答えます。スマホなどのガジェットに慣れており、パソコンで書類を作るといった作業は苦手だとか。

渡部:改めてこの世代分けから、どういうことが見えてきますか?
トミヤマ:いずれの世代も文明や科学の進歩と、自己のあり方の間に相関関係があると思います。自己とかアイデンティティと言うと、生まれたときからの固有のものという感じがしますが、こうやって世代で分けてみると、実はその時代のテクノロジーに、自己のあり方が左右されている部分が、けっこうあるんじゃないかなと思います。

最後に、X/Y世代がZ世代とうまく付き合うコツをトミヤマさんに訊くと、「上下で考えるのではなく、好きなものを間に挟んで対等になれる時間を少しずつ作っていくことが、相互理解のためには重要」と話してくれました。世代ごとに違いはあるものの、相手を理解しようとする姿勢を大切にしたいですね。

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【番組情報】
番組名:『GOLD RUSH』
放送日時:毎週金曜 16時30分−20時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/

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