タイムマシーン3号・山本「楽屋に行ったら“1”“2”のゼッケンが置いてあって…」紅白歌合戦“けん玉チャレンジ”の舞台裏を語る

有吉弘行がパーソナリティをつとめるラジオ生放送番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」。1月7日(日)の放送は、お休みの有吉に代わり、デンジャラスの安田和博、タイムマシーン3号の山本浩司、アルコ&ピースの酒井健太が登場。21時からは、ぐりんぴーす(牧野太祐、落合隆治)の2人も加わって、お送りしました。


(左から)山本浩司、牧野太祐、安田和博、落合隆治、酒井健太



昨年12月31日(日)に放送された「第74回NHK紅白歌合戦(以下、紅白)」は、有吉が総合司会をつとめましたが、当日は酒井と山本にも出演パートが。酒井は山内惠介さんのバックで、相方の平子祐希、平成ノブシコブシの吉村崇さん、とにかく明るい安村さんとともに盛り上げた一方で、山本は、三山ひろしさんの歌唱時に恒例となった「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」(今回は128人)のギネス記録チャレンジの1人として参加。

山本によると、12月の頭にマネージャーから参加を伝えられたものの、その時点では詳細は明かされず、肝心のけん玉をする順番は「前日のリハーサルで楽屋に行ったら“1”、“2”と書かれたゼッケンが置いてあって……」と明かすと、安田も酒井も思わず驚愕します(相方の関太が1番、山本が2番)。

しかし、山本は「逆に考えたら、1、2番ってもしかしたらアリかなと思ったんですよ。関とも話して、百何十番目で失敗して取り返しがつかなくなるよりは、序盤でやったほうがいいなって」と振り返ります。

ちなみに、山本はけん玉の経験があったものの、関は未経験。そのため、参加が決まってから約1ヵ月間でけん玉を猛特訓し、楽屋でも練習していたそうですが、けん玉チャレンジに参加することは他人に知られてはいけないため、2人でコソコソ練習していたとか。

そうして迎えた本番ですが、1回目で関、山本ともに成功したものの、3番目のパンサー・尾形貴弘さんが失敗。その瞬間、安田と酒井は思わず大爆笑したそうですが、隣にいた山本はまったく笑えなかったと言います。

「『1~10番で失敗したらやり直してください』と言われていたんですよ、それ以降だと(三山さんの)歌が間に合わないので。それでも“まあ大丈夫だろう”と思っていたら(自分の番が終わった後に)会場が盛り上がっていて、“なんで、こんなに盛り上がっているんだ?”と思って隣を見たら、尾形があたふたしていて……。俺も“失敗したらどうすんだっけ?”とか思っていたら、関が慌てて(もう1回けん玉を)始めたので“俺もやらなきゃ”と思って……」と一連の出来事を説明します。

また、山本らはスタッフから事前に「挑戦は2回まで」と言われていたそうで、尾形さんが失敗した瞬間、次がないだけに「もう怖すぎて……」と胸中を吐露。

さらに、けん玉以外にもプレッシャーのかかる場面があったと言い、「『(チャレンジが始まる前に)有吉さんと絡みがあるかもしれない』って言われていたんですよ。台本もいただいていたんですけど、フワッとしか書いていなくて。(有吉のフリが)尾形に来るか、DJ KOOさんに来るか、俺らに来るかが分からなくて。リハーサルでは尾形に来たんですけど“本番で自分たちに来たらどうしよう”と……けん玉ができなくなるぐらいの恐さがあった」と語っていました。

<番組概要>
番組名:有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER
放送日時:毎週日曜 20:00~21:55
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国25局ネット
パーソナリティ:有吉弘行
番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/27400
スマホアプリ 「AuDee(オーディー)」ではスペシャル音声も配信中!
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箱崎みどりアナウンサーおすすめ!GW展覧会 ~美術館が動物園に? 今日、観に行きたい展覧会3選

【箱崎みどりのおさんぽアート】美術館や博物館へ足を運ぶのが大好きなニッポン放送アナウンサー・箱崎みどりが、おすすめの展覧会をご紹介します

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今回はゴールデンウイークにおすすめの展覧会を一挙にご紹介します。日本編を、まずお届けしますね。

企画展 ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」 を訪れた、箱崎みどりアナウンサー

企画展 ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」

ひとつめが、六本木の泉屋博古館東京で開催中の「ライトアップ木島櫻谷」。

近代の京都画壇を代表する存在として再評価されている日本画家、木島櫻谷(このしまおうこく)の展覧会で、四季を描いた大屏風と動物たちがテーマです。

企画展 ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」

展示はまず、大阪に茶臼山の住友家本邸のために描かれた大屏風から。

企画展 ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」

桜、燕子花、菊、雪の中の梅と、美しい四季の風景が一堂に会した展示室は壮観!

企画展 ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」

そして、可愛らしい動物たち!

木島櫻谷は、明治10年生まれですが、円山応挙に始まる円山派、応挙に学んだ呉春を祖とする四条派、それぞれの流れを汲んでいるそうです。

企画展 ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」

そうした先人たちの、鯉、猫、狸、栗鼠などを、生き生きと、ふんわりとした毛並みも感じられるような筆致で描いた作品、そして、その歴史を学んだ櫻谷の動物たちをたっぷり観ることができます。

企画展 ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」

明治の作家らしく、ライオンも屏風の中に。

木島櫻谷が描いた四季と動物たちを楽しめる「ライトアップ木島櫻谷」は、泉屋博古館東京で、5月12日(日)までです。

※写真は、主催者の許可を得て掲載しています。

どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより

どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより

続いて、同じく動物をテーマにした展覧会です。

東京ステーションギャラリーで開催中の「どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより」。江戸東京博物館のコレクションから、動物を描いた美術品や工芸品がずらっと並びます。

馬や、犬・猫など、身近にいたことが想像しやすい動物たちだけでなく、

どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより

うさぎ、

どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより

ねずみ、

どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより

蛍狩りの様子などなど。

どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより

中でも面白かったのが、この2枚。

江戸時代には、珍しい動物を見せる見世物小屋もあったそうですが、そこで虎として皆に披露されたのが、こちらの絵。日本には、虎がいなかったので、豹を虎と混同していたのだとか。豹は、虎のメスだと思われていたそうです。

どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより

翌年、本物の虎がやってきて、「去年、虎だと言っていたものは、違うどうぶつらしい」ということになったそうです。

今は、インターネットが発達して、何でも手元の機械で見ることができますが、分からないものを想像する余地を失ってしまった気もします。

絵画の他にも、着物や簪、玩具など、展示品はバラエティー豊か。

東京ステーションギャラリーでは、「東京の鉄道馬車」も観られます。

どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより

グッズも可愛いのでオススメです!

画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎 ―「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで

画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎 ―「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで

さぁ、続いても、動物や神様など、いろいろなものが一度に観られる展覧会です。

丸の内の静嘉堂文庫美術館で6月9日(日)まで開催中の『画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎 ―「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで』。

絵師・河鍋暁斎と、探検家で北海道の名付け親である松浦武四郎は、共に幕末から明治期を生き、交流がありました。

「武四郎涅槃図」は、松浦武四郎が、暁斎に依頼したもの。横たわる武四郎の上の方に、三国志の武将、関羽がいるのも、個人的な注目ポイントです。

今回は、涅槃図に描かれた武四郎愛玩の品々が、涅槃図の周りに展示される特別な趣向です。

画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎 ―「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで

武四郎が蒐集したものたちの不思議さと、暁斎の画力が一気に味わえる贅沢な空間。

画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎 ―「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで

暁斎の日記には、注文をつけてくる武四郎を「いやみ老人」と記していたそうで、二人の関係性に想像が膨らみませんか。

画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎 ―「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで

明治時代にそれぞれの才能を発揮していた二人の交流が産んだ不思議な世界を、どうぞご堪能ください!

※主催者の許可を得て撮影しています。

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企画展 ライトアップ木島櫻谷 ― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」
2024年3月16日(土)~ 5月12日(日)
休館日:月曜日、4月30日(火)、5月7日(火)(4月29日・5月6日は開館)
開館時間:午前11時 ~ 午後6時(入館は午後5時30分まで)
*金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)

▼泉屋博古館東京
〒 106-0032 東京都港区六本木1丁目5番地1号
東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅下車、北改札正面 泉ガーデン1F出口より屋外エスカレーターで徒歩3分
東京メトロ日比谷線「神谷町」駅下車 4b出口より徒歩10分
東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅下車 13番出口より徒歩10分

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どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより
2024年4月27日(土) – 6月23日(日)
前期:4月27日~5月26日 後期:5月28日~6月23日
*前・後期で作品の展示替えがあります

休館日 月曜日(ただし4月29日、5月6日、6月17日は開館)、5月7日(火)
開館時間 10:00~18:00
※金曜日は20:00まで開館
※入館は閉館30分前まで

▼東京ステーションギャラリー
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目9−1
JR東京駅 丸の内北口 改札前
東京メトロ丸の内線「東京」駅(約3分)
東京メトロ東西線「大手町」駅(約5分)
東京メトロ千代田線「二重橋前」駅(約7分)

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静嘉堂文庫竣工100年 ・ 特別展
画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎 「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで
2024年4月13日(土)~6月9日(日)
休館日 月曜日、5月7日(火)
※4月29日(月・祝)、4月30日(火・トークフリーデー)、5月6日(月・祝)は開館
開館時間 10:00~17:00(毎週土曜日は午後6時まで、第4水曜日は午後8時まで)
※入館は閉館30分前まで

▼静嘉堂文庫美術館
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
※美術館入口は、丸の内MY PLAZAの1階です。

地下鉄千代田線二重橋前〈丸の内〉駅 3番出口直結
JR東京駅 丸の内南口より 徒歩5分
JR有楽町駅 国際フォーラム口より 徒歩5分

 

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