ちぎる付箋にうどんメモ……文房具ソムリエが選ぶおススメ文房具5選!

Cisco Systems presents Workstyle Innovation with KREVA

1月20日からのInterFM897は、これからの働き方や働く環境の在り方について考える1週間。その中の特別番組『Cisco Systems presents Workstyle Innovation with KREVA』、1月23日は、文具ソムリエールの菅未里さんがゲストで登場。

おススメ文房具① コクヨ「GLOO」シリーズ

KREVA:よろしくお願いします!

菅未里(以下、菅):よろしくお願いします。今日は皆さんの働く空間をより豊かにするような文房具を紹介したいと思いまして、いくつか文房具を持ってまいりました!

KREVA:お願いします!

菅:まずは見た目重視型の方にぴったりなコクヨの「GLOO」シリーズ。

KREVA:僕、いつも行くマイ文房具コーナーがあるんですけど、だいぶ長い間この「GLOO」シリーズが占拠してて。この糊は自分とスタッフの分を買ってプレゼントしましたね。

菅:さすが、お目が高い!皆さんが思い浮かべる文房具というと割と分かりやすさ重視というものが多いんですけど。今目の前にある 「GLOO」シリーズ、テープカッター台、スティック糊、接着剤が置いてありますが、特に接着剤は分かりやすさ重視で「速乾」とか「強くくっつく」とか書いてあると思うんですよ。あれはあれで分かりやすくていいんですが、もうちょっとオシャレに置いておきたいと思う人のために、真っ白に作られてるんです。

KREVA:陶磁器みたいな感じですよね。

菅:実は2019年、白い文房具がたくさん出ました。見た目がシンプルなものがここまで出た年って実は珍しいことだったんです。文房具が実用品よりインテリアとして生活空間になじむものになったのが昨年だったんです。

KREVA:文房具の歴史から見ると2019年は後々「白の衝撃」みたいに言われる可能性があると。

菅:それ、カッコいいですね!

KREVA:ファッションの世界でYOJI YAMAMOTOとコムデギャルソンが出てきたときに「黒の衝撃」というものがありましたもんね。

菅:なるほど!使わせていただきます(笑)。ただね、デザインだけではないんですよ。先ほどこちらのスティック糊を使っていただいてるとのことでしたが、こちらの底辺、丸くなってますね。頭の部分が四角くなってます。

KREVA:そこなんですよね。

菅:スティック糊というと円柱状になっているのをイメージされるかと思うんですが、こちらは四角くなってます。何が良いかというと、例えば書類の角とか紙って大体四角いですよね。そういった角の部分まできっちりと糊をつけられるという利点があるんです。そしてこちら、かっこよく使えるスティック糊でもあるんです。スティック糊の蓋を開ける時両手で持って蓋を開けると思うんですけど、こちらは片手でスマートに開けることができます。キャップの部分なんですが、丸い蓋の部分に突起の部分があるんです。ここに指をかけて、パカッ!

KREVA:ワオ!

菅:四角くすることによって糊を立てなくてもコロコロと転がらずに済むんですよ。パッパと使ってパンと置くと。見た目も使う人もスマートになるという商品です。

KREVA:持ってるのに、もう一本買いそう!接着剤は?

菅:私はこのシリーズの中で一番好きです。見た目のシンプルさだけじゃなくて、使い勝手も素晴らしいです。蓋は閉めるとカチッといって閉まったことが感触で分かるようになっていて、さらに蓋の内側を見ていただきますと紫外線をカットするようになっています。接着剤って紫外線に弱いので暗い場所に置いておかなければいけないんですけど、こちらは蓋の部分で劣化を防ぐような形になってます。そして接着剤はボディの部分を押すと、硬くて接着剤が出てこないということがあると思うんですけど、こちらはボディにボタンが付いています。これを押すことによって適量をチョンチョンと。そしてちゃんと自立する。

KREVA:買お!今買いに行こ!テープカッターは?……あっ、これ取れない!動かない!

菅:そうなんです、こちら底の部分に吸盤が付いていて動かないようになってます。一般のテープカッターは動かないよう重くなってます。1キロオーバーのモノが多いんですが、こちらは120グラムほど。軽いんです。動かないのは吸盤でカバー。吸盤て付けるの大変なイメージありますけど、こちらは吸盤の下の部分に穴が開いてまして、テープカッターの底とテープを巻いてある場所の隙間から空気が抜けるようになってるんです。これで吸盤がくっついてるんですよ。

KREVA:うわ!ほんとだ!

菅:外す時はテープの部分に手をかけて上に引き上げることによって空気が入って取れる。

KREVA:ほんとだ!すんごいスムーズに取れる!すごい。一家に3台くらい欲しい。デザインもかわいいカタツムリみたいな?すごくいいですね。

菅未里 ©InterFM897

おススメ文房具② ヤマト「CHIGIRUキャンディカラー」シリーズ

菅:続きましてKREVAさん、ミュージシャンということで音にはこだわりがあると思います。ということで音が素晴らしい文房具というのを持ってきました!まずはこのアイマスクをつけてください。

KREVA:アイマスク!?はい、つけました。

菅:こちらよく聞いててくださいね。

----ピチピチピチピチ-------

KREVA:おお、めっちゃいい!なんですか、これ?

菅:これはフィルム付箋というものでして、ヤマトの「CHIGIRUキャンディカラーシリーズ」というものです。いわゆる付箋って紙のタイプのものとフィルムタイプのものがありますがこちらはフィルムタイプのもので、縦横に5ミリ方眼のミシン目が入っておりまして、好きなサイズにちぎって使えるというものになってます。この時の音と感触がたまらないんです。

KREVA:やらせてください!!

----ピチピチピチピチ-------

KREVA:おおおーー。1文字ずつ切って渡せるくらいの。これで貼れるんですか?

菅:貼れます。全面粘着になってて、貼って剥がせます。

KREVA:素晴らしい。サイズ調整が効くし色んな所に貼りやすいと。色も形もめっちゃたくさんあってかわいい。たくさん集めたくなっちゃいますねこれ。

菅:そうなんです。まんまとハマってたくさん集めてます(笑)。

おススメ文房具③ ネオクリッツシェルフのペンケース

菅:続きまして働き方改革という言葉を最近耳にすると思うんですけど、こちらネオクリッツシェルフさんのペンケースです。

KREVA:あ!自立型のペンケース。パッと見は小さいリュックサックみたいな。パカって開けると棚みたいになってる。

菅:ペンを立てる部分があって、さらに二段の棚が付いているペンケースです。ペンケースでありペン立てでもあると。これが素晴らしくてですね、見てみると内側にバンドが付いてるんですよ。ペン立てって定規とかハサミも入れるじゃないですか。ペンケースの中に形状の違うものを入れると無駄なスペースができちゃうんですけど、それを避けるためにペンが入るポケットの部分に1本のバンドを通して固定させることによって省スペース化してるわけです。

KREVA:すごいですね、これ。すごすぎて耳からイヤフォン抜けちゃった。

菅:まだあるんです。こちら持ち運ぶことを前提としてるので、ペン立ての上の部分に輪っかが付いてる。鞄の中に入れた時にスッとこれを持ち上げやすいようになってるんです。賢いと思いませんか?

KREVA:思います、思います。

菅:まだあります。外側はネイビーなんですが内側は水色。これ内側も暗い色だと探しにくいんですよ。

KREVA:本当にその通り。この1個だけでワンコーナーいける気がしてきました!

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鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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