笹川美和、1年半ぶりの新曲「あなたと笑う」MVは『かもめ食堂』の荻上直子監督!

Lazy Sunday ©InterFM897

2月16日のInterFM897『Lazy Sunday』(DJs: George Cockle, 渡辺麻耶)は、シンガーの笹川美和を迎えてお送りしました。

曲作りは歌詞とメロディが同時。初めて作った時からずっとです

George Cockle(以下、George):こんにちは!

笹川美和(以下、笹川):こんにちは!

渡辺麻耶(以下、渡辺):スタジオに来ていただくのは今回が初めてですよね。

笹川:そうなんです。よろしくお願いします。

George:新潟で活動されていたということで。寒いですよね。

笹川:寒いです。行かれたことありますか?

George:ないねえ。

渡辺:お酒好きそうなイメージがありますけど。

笹川:あんまり飲まないんですよ。

George:新潟って、たくさん日本酒飲むんじゃなかったでしたっけ?そういうイメージなんだよね。

笹川:基本周りの皆さんは飲みます。

George:いつからこっちに出てきたの?

笹川:去年の6月に出てきました。

George:ずっと新潟にいたんだ!レコード会社の人はそういうのを許してくれたの?

笹川:暖かく許してくれました(笑)。

George:フジロックも出たんですね。どうでしたか?

笹川:そうなんです。気持ちよかったのと、お客さんも音楽が好きなので真剣に聴いてくださっててるのが伝わって。

George:ファンじゃなくても、ふらっと見に来れるもんね。

笹川:通りすがりで見て、良いなと思うとちゃんと聴いてくださるのでやりがいがあるというか。

渡辺:見ている方も出会いがあるので、それが楽しみですよね。

笹川:フェスの醍醐味のひとつですよね。

George:武道館の前を通っても、誰がやってるのかなってのぞいたりできないもんね(笑)。

渡辺:もともと音楽を始めたのはいつごろだったんですか?

笹川:音楽に触れたのは小学校2年のピアノ教室からなので、ピアノを習うには遅かったと思います。

George:遅い方なんだ!

笹川:大体みんな保育園とか幼稚園から始めるのが多いと思いますね。

George:最初に覚えた曲はなんなの?

笹川:曲名さえもなくて、ドレミファソファミレミドミレドで終わった曲でした。それはすごく覚えてます。

George:「猫ふんじゃった」じゃないんだ。

笹川:あれはかなり高等なんですよ(笑)。

George:どういう音楽を今まで聴いてきたの?

笹川:あんまり音楽に詳しいアーティストじゃないというか、音楽が大好きな方とあんまり触れずに。家にThe Beatlesとか荒井由実(松任谷由実)さんのCDがあったのでそれを聴いてました。父が音楽好きだったので。

George:ユーミンはピアノだもんね。コピーもした?

笹川:実はしたことなくて。しようなんて思わなかったんですよ。ずっと曲はオリジナルで好きなようにやってたので。譜面を見てやるっていうのが苦手で。

渡辺:最初に作った曲とか自分で歌詞とかタイトルもつけて。

笹川:そうですね。2018年に出したベストにも入っているんですけど、「ひまわり」という曲が初めて作った曲で。それは作詞・作曲同時なんですけど、その時からずっとそのスタイルです。基本的にはメロディと歌詞が同時で曲を作るって形ですね。

George:すごいよね。同時にって。

笹川:不器用なので、分けて出来ないんだと思います。

新曲「あなたと笑う」 、MVは映画監督・荻上直子と

渡辺:一年半ぶりの新曲、「あなたと笑う」が配信リリースされましたね。

George:真剣に聴いちゃいました。良い声ですね。

笹川:ありがとうございます。

渡辺:新曲「あなたと笑う」は、ミツカングループのショートムービーの主題歌にもなっています。実はこのムービーを担当しているのが以前、この番組でもお迎えした映画監督の荻上直子さんで。荻上監督の切り取る日常と、この曲のリンクにこみ上げました、私。

笹川:ありがとうございます。

George:彼女は、"somebody in love"を描くのが上手いよね。

笹川:そうですよね。決して押し付けがましくないけど、染み込んでくるメッセージがいつもあって。私はもともと大ファンだったので今回、すごく喜んでました。

George:そういう時は打ち合わせするの?

笹川:撮影までお会いできてなくて。でも監督が、私のデモをきいて脚本のプロットを書いてくださって。それを見て私も、歌詞を考えたりって感じだったので、やりとりはありました。

George:こういうことしたの初めて?考え方を変えなくちゃいけないよね。

笹川:こういう作り方をしたのは初めてですね。そうなんですよ。映像に合うようにっていうのも考えますし、商品のコンセプトも考えなきゃいけなくて。すごく良い経験でした。

渡辺:監督のお会いしてからの印象はいかがでした?

笹川:スタッフさんから、サバッとしてるので美和さんとは合うと思いますって言われてて。2人で私たち口が悪いんだよねって話をして(笑)。

渡辺:監督、ロックで面白かったもんね、ジョージさん。

George:初めてと思えないくらい、すごく喋ってたし(笑)。

笹川:面白い方ですよね!早速ご飯の予定を立てて今度ご一緒する予定です。

渡辺:この番組に来てくれた時もお子さんを連れていらっしゃってて、リクエストのBob Marleyかけたら2人が大熱唱し始めて。

笹川:カッケー!

George:どういう家族なんだろうね。ミュージックビデオも監督が?

笹川:そうなんです。MVも監督さんが一緒に作ってくださって、ショートムービーとリンクさせつつ私が歌っている場面も入れてって感じですね。

George:2つのバージョンがあるって面白いよね。

笹川:見方が変わってて、でもアーッ!っていうシーンはあるのでどちらも見て欲しいなと思います。

George:この曲って配信でしょ?現在のやり方って感じがするよね。ぼくのMacなんかCD入らないもん。

笹川:私も入らないです。

渡辺:私も。

George:レコード会社からサンプル盤もらっても聴けないっていう(笑)。だけどCDの世代でしょ?

笹川:はい。まだCDで聴かれる方が多いだろうっていう世代ですね。

George:この間LPの中におまけでCDが入ってたんだよね。あと今のLPってコードが入ってて、それで音源をDLできるんだよね。

笹川:画期的ですね。面白い。

渡辺:笹川さんのこの曲とか、温もりがあるのでLPとかでも良いですよね。

笹川:アナログ盤を限定とかでやってみたいですね。

George:アナログで聴くって人増えてるみたいだからね。

笹川:そうみたいですね!

Lazy Sunday
放送局:interfm
放送日時:毎週日曜 11時00分~15時00分
出演者:George Cockle、 渡辺麻耶
番組ホームページ
公式Twitter

※該当回の聴取期間は終了しました。

鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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