チェルシー舞花、モデルになったのは「写真が出来るプロセスを間近で見られるから」

Feel the moment ©InterFM897

青文字系ファッション誌を中心に活躍中のモデルの田中里奈が、InterFM897で土曜の夜にお届けする『Feel the moment』。3月14日は、モデルのチェルシー舞花さんをお迎えしました。

写真が出来上がるまでの工程が好き、仕組みを知りたいんです

田中里奈(以下、田中):今夜はずっと会いたかった人をお迎えしました。モデルのチェルシー舞花さんです。こんばんは!

チェルシー舞花(以下、チェルシー):こんばんは。

田中:私が舞花さんのことを最初に知ったのは、雑誌を読み漁ってた時にモデルさんで出てて、なんて可愛い人なんだろうと思って。独特の雰囲気というか魅力を感じて。何回か駅で見かけたことがあって、妖精がいる!? みたいな。

チェルシー:恥ずかしいです(笑)。誌面では一緒に出てたので会ってた気持ちなんですけど、お会いするのは初めてですね。

田中:写真、勉強されてたんですね。

チェルシー:アナログで暗室で現像して、っていうことを大学4年間してました。

田中:普段から写真撮ってました?

チェルシー:撮ってました。高校の時に学校の理科準備室に使われてない暗室があるのを知って、人を集めて写真部を立ち上げて暗室を使えるようにして。教えてもらえる人もいなかったのでもうちょっと勉強したいなと思って、大学で写真の現像とかを学べるところに進もうと思って。

田中:写真好きな人っていろんな流派に分かれるじゃないですか、どんな流派ですか?

チェルシー:写真を撮るのも好きですけど、その出来上がるまでのプロセスに魅了されてました。デジタルならパソコンの画面でなんですけどアナログだとすごい手作業を経て出来上がるので、印画紙にプリントする以外にも机に乳剤を塗ってここにプリントするっていうのも考えたり。

田中:作る工程が好きっていうのは斬新ですね。

チェルシー:出来上がりまでの仕組みを知るのが面白いですね。仕組み知りたい派。

田中:写真以外のこともそうですか?

チェルシー:写真以外もそうかもしれないですね。

田中:面白い。被写体としてモデルになったのはいつ頃ですか?

チェルシー:写真始めた時と同じぐらいで。中学ぐらいにカットモデルとかをしていて、プロのスタッフさんがいて、ヘアメイクさんとかがいるちゃんとしたモデルに関わるにはどうしたらいいんだろうと思って、今の事務所に入って始めたのが中3とかだったので。

田中:すごく早いですね。

チェルシー:そうですね。紙面が作り上げられていくプロセスが見られるっていうのが、すごく刺激的だなと思って。全力の仕事を一番間近で見られるっていう面白い仕事だなと。

田中:モデルさんになる目的がプロセスを見られるからっていうのは新鮮です。

チェルシー:紙の印刷物が好きだったというのもあるので。それもあるかもしれません。

田中:先週のゲストでcadodeのコシ(マサヒロ)くんが来てくれて。彼もプロセスを大事にしてて。例えばイギリスまで飛行機を使わずに行って。飛行機で直接飛ぶといきなりその国になってしまうけど、全部を陸路でいくことによって国とか文化とか、そのグラデーションを内観できるから好きって言ってて。先週からそれが心に残っていて。私は時短する派だったので、違う視点をもらった気がします。

チェルシー:私の友達も最近そんな旅をして。環境問題に詳しい人に話を聞くっていうのが目的だったらしくて、CO2が一番排出されない手段で行くっていうことだったみたいなんですけど。それをリアルタイムで見てたので、その方の旅も楽しいことだったろうと思います。

田中:そんな方がいるんですね。

チェルシー:面白かったです。

田中:遠い人だと心も遠いから自分ごとにできないですけど、身近な人だと面白いですね。