異色の経歴をもつCRAZYCOCOに迫る30分!

異色の経歴を持つCRAZY COCO ©吉本興業

日曜深夜にチャレンジ企画を放送しているRKBラジオ「日曜moR。~明るいラ族計画~」。10月8日はRKBアナウンサーの田中みずきが今一番気になっているという元外資系CAで現在は吉本興業所属の芸人「CRAZYCOCO」さんへのインタビューをお送りします。

異色の経歴を持つCRAZYCOCOがポジティブを発信する訳

元外資系CAとして「外資系と日系CAの違い」「お局CAの特長」などをYouTubeで発信しています。難関と言われる外資系CAを経て、日本に戻り外国人の就労サポートの仕事をしている中で、2021年新型コロナに感染しました。闘病中、自分の人生をじっくり見つめ直す中で、エンターテイナーとして「ポジティブ」を発信する側になりたいと思い、勢いで「THE W」にエントリーしました。準決勝に進んだところで、吉本興業にスカウトされました。もともと芸人を目指していなかったCRAZYCOCOさんは年齢関係なく「好き」を追求する人生を歩むことになります。将来的には芸人という肩書にとらわれず、海外でコメディ映画に出演することや、CNNでのキャスターになりたいという夢を持っています。

友人の一言で外資系CAへ

もともとCAに憧れていたわけではありません。大学卒業後、英語力を生かしたいと商社に就職しましたが、営業で任されたのは英語圏ではない地域でした。「楽しくない…社会ってそんなもんなのかな…」と思っていたところ、大学時代のオーストラリア留学で出会い、外資系航空会社に勤める友人と再会しました。そこで、「COCOは絶対CA向いてる!」と言われ、2年ぶりの採用試験があるということで受験することしました。魅力的なベネフィットにつられたと言っても過言ではありません。ただ、その時は試験に落ちてしまったんです。その時に、採用担当から「私たちと働くとこんなに素敵な世界が見えます!」というキラキラとした動画を見せられたんです。もう絶対なりたい!という思いで、仕事しながらCAになるための専門学校に通いました。それと同時に受験する企業を誰よりも研究してやる!という意気込みで英語の資料を読み込んだり…英語の勉強も毎日コツコツと「こうなりたい」というビジョンを描きながら受験勉強していました。

●身近に「死」があった人生

CA試験も「人生一度きり」「いつ死ぬか分からないから挑戦」という思いがありました。そう思いながら生きてきたのは、今まで「死」というものが身近にあったからなんです。私は、父が14歳の時に亡くなっているんですが、父は私が2歳の時に倒れて14歳で亡くなるまでの12年間って、ずっと闘病していました。母からは「お父さんは2歳で倒れたときに、余命4年と言われていたんだよ」と教えてもらいましたが、その父の『生きたい』という思いで変わることがあるんだと思いました。だからこそ、「やりたいこは全部やる!」という意気込みで生きてるんですよね。

●外資系CA時代は「煌びやか」

晴れて合格し、外資系CAになりました。仕事はとてもきつかったですが、想像以上に生活は煌びやかでした。びっくりしたのは、アジア人同士の結束力です。日本に住んでいると、日本・中国・韓国ってそんなに仲良くないっていうイメージがありますが、フライトメンバーにアジア人がいると、結託して仲良くなるんです。アジア人同士だから分かる気配りの細やかさ等があったし、食生活も似ているので、ヨーロピアンがステーキやハンバーガーを食べに行く中、一緒に中華を食べに行ったり(笑)日本で働いていると気づけなかったことですね。また、日本人は働き者というイメージがあるからかよく仕事を任されましたが、働かない他国の同僚に「次はあなたが行って」ということも。日本人であることを利用されたりしましたが、今のYouTubeのネタになっているので、まあいいかという感じですね。

30歳を過ぎての転職も「自分次第」

転職に関して年齢はあんまり関係ないかなと思います。結局は自分の心の持ちようだと思うんですよね。「自信がない」っていうのは自分を信じてあげられてないということかな…でも、これだけ準備したから大丈夫!うまくいかなかったらその時考えよう!というマインドで1歩を踏み出せたらなと思います。あと、受けてない企業に対して悩むのは違うかなと。右足だしたら左足ついてくるので、自分の気持ち次第で挑戦してほしいなと思います。

現在はヨガネタで新たな挑戦を

YouTubeでも新しい挑戦をしています。最近は「ヨガ」ネタですね。体型をキープするために遺伝子検査を受けて「肉の油を分解する力が弱いから大豆から栄養を取りましょう」という結果が出ましたが、飲み会は焼肉・焼き鳥・サムギョプサルというくらいお肉が好きだったのでショックで…。ただ、体調不良が続いたことで、遺伝子検査の結果通りの生活をしたら体調がよくなって!衰えてしかいかないこの身体をキープするために、食生活を適宜見直しています。

今はテレビの仕事がすごく楽しいです。テレビっ子だったというのもあって、自分が見ていた番組にありのままの自分で出演して笑ってくれる人がいるのがモチベーションになっています。

「#YOLO」の精神で生きていく

「You Live Only Once」を大事にして生きています。日本に住んでいると今置かれている環境がすべてだと思いがちですが、そんなことは全然なくて。どの年齢になっても、どこにいても付きまとうは人間関係なんです。でも環境ってすぐ変えられるし、世界はもっともっと広いんです。自分の好きを突き進んで、後悔ないように生きています。人生は自分次第です。

CRAZYCOCOさんのInstagramはこちら

日曜 mo R。~明るいラ族計画~
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週日曜 24時00分~24時00分
出演者:CRAZYCOCO、田中みずき
番組ホームページ

出演番組をラジコで聴く

※放送情報は変更となる場合があります。

補欠選挙の結果を分析。「保守王国」と呼ばれる島根に変化が?

4月29日「長野智子アップデート」(文化放送)、午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーでは政治ジャーナリストの角谷浩一さんに、4月28日に行われた補欠選挙の結果を解説してもらった。この記事では島根1区に関する部分をピックアップする。

長野智子「選挙区ごとに分析などいただければと思います。まずは唯一の与野党対決となった島根1区です」

角谷浩一「亀井(亜紀子)さんは一度現職もやられていたので返り咲きということになりますが、島根が『保守王国』といわれますよね。1区はずっと細田(博之)前衆議院議長が地盤を守っていて」

長野「小選挙区制度の導入以降、ずーっと。勝ち続けた」

角谷「2区は、もう亡くなりましたけど竹下亘さんがずっと議席を持っていた。つまり保守王国というより、細田さんと竹下さんがずっとやっていたと。ある意味で当たり前だった。それがお二人ともご存命でなくなって、時代が変わってきて、新しい人が。それも自民党の人が引き継ぐものだと思っていたら、こんなことに、と。細田さんがお亡くなりになったための選挙ということで、自民党も候補者を立てました」

長野「はい」

角谷「ただ細田さんは(旧)統一教会との関係が取り沙汰されたり、じつはセクハラ問題というのがあったり。それに安倍派を細田さんはずっと守っていた、ということも。いま問題になっていることを全部抱えていた、みたいな問題があった。お亡くなりになったので自民党は候補者を立てたけど、そんなに簡単ではなかった、ということ」

長野「きちんと説明されないまま、亡くなられてしまったわけですね」

角谷「今回負けたけど、次はもう有権者は自民党に帰ってくる、という声も地元にはあるんだと思います。今回も県会議員がほとんど動かなかった、という話もありました。一方で世論調査、事前のいろんな調査ではかなり引き離されていて、亀井さんが強かった。でも(岸田文雄)総理は2度入ったんですね。最後の土曜にも入られると。総理が最後に入るのは、逆転できそうなとき、というのが不文律でした。数字の差が既にあるのに、総理は入った」

長野「はい」

角谷「これは岸田さんの独特なやり方というかな。突然、政倫審に出ると言う、派閥を解散すると言う……。岸田さんは誰かと相談して揉んで決めるというよりは、直感的に決められるんですね。島根1区は自民党が唯一出していたところだから、小渕(優子)選対委員長はずっと張り付いていました。国会開会中でしたけど、ずっと」

長野「はい」

角谷「岸田さんは2度も入った。茂木(敏充)幹事長は入らなかったんですね」

長野「それはなぜですか?」

鈴木純子(文化放送アナウンサー)「岸田さんとの仲が微妙だという話も……」

角谷「ただ選挙に勝てば微妙どころか、戦うところで『茂木さん、よくやった』となりますよ。一生懸命、入らなかったというのは、幹事長自らが諦めていたんじゃないだろうか、とか。もっと言うと第一声。泉健太立憲民主党代表は、初日に島根で第一声、声を上げているんですね。ところが茂木さんは行かなかったと」

Facebook

ページトップへ