ラジオを聴いてリラックス! 癒しを与えてくれるおすすめ番組

やる気が起きなかったり、気分が沈んだりしている時には、耳から癒しを与えてくれるラジオがおすすめです。素敵な音楽を流したり、自然を感じられたり、聴いていてリラックスできる番組をご紹介します。

寝る前に聴きたい!気持ちよく眠れるラジオ番組

文化放送ほか『朝の小鳥』

文化放送が開局した翌年の1953年5月から続く長寿番組。日曜日の朝に、野鳥の爽やかな鳴き声を堪能することができる5分間です。登場する野鳥は、生息地や鳥種といった月ごとのテーマに沿って紹介しています。

2006年までは、日本のバードウォッチングに大きな功績を残した故・蒲谷鶴彦氏が一貫して収録・構成を担当しており、現在は「公益財団法人 日本野鳥の会」に所属する松田道生さんが引き継いで監修を行っています。

朝の小鳥
放送局:文化放送 他3局ネット
放送日時:毎週日曜 5時15分~5時20分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:鈴木純子
番組ホームページ

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※放送情報は変更となる場合があります。

interfm『Lazy Sunday』

日曜日のお昼にぴったりな音楽をお届けするワイド番組。素敵なミュージックや、海にまつわるゲストを迎えてのトークも楽しめます。

Lazy Sunday
放送局:interfm
放送日時:毎週日曜 11時00分~15時00分
出演者:George Cockle、渡辺麻耶
番組ホームページ
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X(旧:Twitter)ハッシュタグは「#lazy897」

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※放送情報は変更となる場合があります。

J-WAVE『MORNING VOYAGE』

週末の朝、アクティブに動きたい人に贈るミュージックプログラム。身近な音から大自然の音まで、家にいながら朝一番の旅へといざないます。そのほか、SNSでハッシュタグ「#アサノオト」を付けて投稿された動画の音を、心地よい音楽とミックスして紹介しています。

MORNING VOYAGE
放送局:J-WAVE
放送日時:毎週日曜・金曜~土曜 5時00分~6時00分
出演者:(金)小林麗菜(土・日)nico
番組ホームページ
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X(旧:Twitter)ハッシュタグは「#mv813」

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※放送情報は変更となる場合があります。

ラジオ日本『Midnight Mix』

R&Bを中心に、スムースでメロウな洋楽を30分に凝縮。トークなしのノンストップで音楽をお届けします。

Midnight Mix
放送局:ラジオ日本
放送日時:毎週火曜 27時30分~28時00分

※放送情報は変更となる場合があります。

RNC西日本放送ほか『魅惑のイージーリスニング』

毎週土曜の朝、世界で愛されたスタンダードナンバーや映画音楽などのイージーリスニングをお届けします。

魅惑のイージーリスニング
放送局:RNC西日本放送 他2局ネット
放送日時:毎週土曜 5時30分~6時00分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:福満景子

※放送情報は変更となる場合があります。

LOVE FM『Earth Feeling』

週末のトピックスや天気の話題にも触れながら、自然環境や健康、美容に癒しなど、世界中から届いた上質な情報をヒーリングサウンドに乗せて紹介します。

Earth Feeling
放送局:LOVE FM
放送日時:毎週日曜 8時00分~9時45分
出演者:Colleen
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FM FUKUOKA『名曲classics』

バッハやモーツァルト、ベートーヴェンにショパンといった永遠の名曲が楽しめる音楽番組。毎月テーマを決めて、名盤1枚をたっぷり紹介したり、小品を特集したりと、クラシック初心者でも楽しめます。

FMアルバムコレクション ”名曲classics”
放送局:FM FUKUOKA
放送日時:2024年2月11日 日曜日 7時00分~7時55分
出演者:こはまもとこ
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※放送情報は変更となる場合があります。

RKKラジオ『ハワイの風』

ハワイアンミュージックを中心に、サーフミュージックや、現在ハワイのヒットチャートを賑わす音楽などをお届けしながら、ハワイの文化・歴史・自然・食・流行などハワイの情報をお届けします。

ハワイの風
放送局:RKKラジオ
放送日時:毎週金曜 21時30分~22時00分
出演者:奥田圭
公式Facebook

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※放送情報は変更となる場合があります。

JFN系列『A・O・R』

"お気に入りのコンピレーションCD"を楽しむ感覚で、一日の疲れをクールダウンさせる上質な音楽を紹介。20時台はロック、ジャズ、邦楽、ソウルミュージックなどジャンルに特化して音楽を掘り下げていきます。

A・O・R
放送局:AFB エフエム青森 他29局ネット
放送日時:毎週月曜~木曜 19時00分~20時55分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:ユキ・ラインハート
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ラジオNIKKEI第2『RaNi Music♪』

「ず~っと音楽、ほぼトークなし 仕事がはかどるBGMラジオ」がコンセプトの音楽専門番組。『RaNi Music♪Start』(8時30分~9時)、『RaNi Music♪Morning』(9時~12時)、『RaNi Music♪Day』(12時~15時)、 『RaNi Music♪Afternoon』(15時~17時)、『RaNi Music♪Evening』(17時10分~19時)など、時間帯ごとに分けられて放送されています。

そのほか、ラジオNIKKEI第1でも平日の夜に放送されています。

RaNi Music♪ Evening
放送局:ラジオNIKKEI第2(RaNi Music♪)
放送日時:毎週月曜~金曜 17時10分~19時00分
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この記事を書いた人

radiko編集部

radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。

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みかんに魅せられた大学生、異郷の地で大挑戦「多くの人においしいみかんを食べてほしい!」

暦の上では春になっても、まだまだ「こたつ」が恋しい時期です。こたつに入ると食べたくなるのが、やっぱり「みかん」。

ただ、どんな方がみかんを作っているのか、あまり知らない方も多いと思います。今回は、果物好きが高じてみかん農家になった、北国出身の若い男性のお話です。

赤山大吾さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

昔、東京と沼津の間を結ぶ電車を「湘南電車」と呼んでいた時代がありました。車両のオレンジと緑のカラーは「湘南色」、俗にみかん色とも云われてきました。今はだいぶ本数も減りましたが、東京駅のホームに、「沼津」と行先が表示されると、何となく、潮の香りと柑橘系の爽やかな香りが漂ってくるような気分になります。

その静岡県沼津市・西浦地区は、駿河湾の最も奥まった所にあって、海越しの富士山を望むことが出来る、風光明媚なみかんの産地として知られています。看板品種は、寿という字に太郎と書いて、「寿太郎」。この「寿太郎」を、今シーズン初めて作り上げて、出荷した男性がいます。

赤山大吾さんは、2000年生まれの24歳。赤山さんは、北海道・札幌のご出身で、小さい頃から果物が大好きでした。土地柄、みかんはあまり出回らないため、りんごを2個、まるかじりするのが日課。残すのは、わずかに芯の部分だけでした。

赤山さんは新潟の大学に進学しましたが、コロナ禍のために授業はリモートが中心。学ぶ内容も想像していたものと違って、あまり納得がいきませんでした。悶々とした日々を送る中で、赤山さんはたまたま近所のスーパーで「沼津・西浦みかん 寿太郎」と、ラベルが貼られた袋を手に取ります。

『寿太郎? 沼津ってドコ?』

赤山さんは、そう不思議に思いながら、家に帰って、さっそく皮をむいて、みかんの小さな袋を一つ、口のなかに入れると、いままでにない食感に感激しました。

『甘い! でも、甘いだけじゃない、甘みと酸味のバランスが絶妙だ!』

赤山さんは、「寿太郎」を食べて、食べて、食べまくりました。そのおいしさに満たされるうちに、自分でもみかんを作りたい気持ちが芽生えます。

沼津市西浦地区のみかん山(画像提供:JAふじ伊豆)

赤山さんは、居ても立ってもいられずに、寿太郎を出荷している沼津のJAに、直接電話をかけました。

「あの……、みかん作りに興味があるんです。教えてもらうことは出来ますか?」

2022年2月、赤山さんは大学を休学して、沼津にみかん作りの研修にやって来ました。地元の農家の皆さんも、北海道出身の赤山さんの挑戦に驚いたといいます。

その初顔合わせ、農家の皆さんは赤山さんの手を見るなり、思わず目を見張りました。

『おお、彼は本物だ! これだけみかんが好きなら、きっとやってくれる!』

そう、赤山さんの手は、みかんをいっぱい食べた、あの黄色い手になっていたんです。赤山さんは、西浦地区でもとくにおいしいみかんを作ると定評のある、御年80歳の大ベテランの農家の方に付いて、みかん作りを学び始めました。

「いいか、農家というものは、人に言われてじゃなくて、自分から動かないとやれないぞ」

「みかんは手間をかければかけるほど、ちゃんと応えてくれる。手間を惜しむな」

赤山さんは、師匠がかけてくれる言葉を一つ一つ噛みしめながら、その背中を追いかけていきます。厳しい言葉の後には、夕飯のおかずをおすそ分けしてくれたり、地元の皆さんの人柄の温かさも、故郷を離れた赤山さんには大きな励みになりました。

赤山大吾さん

籍を置いていた大学にも退学届を出して、退路を断った赤山さんは、2年間の修業を経て、2024年1月、晴れて独立を果たします。高齢でみかん作りが難しくなった方のみかん山・およそ1.5ヘクタールを借り受けて、自分の力が試される時がやって来ました。

いざ作り始めてみると、農家はみかんを作っていればいいわけではなく、事務手続きや生産計画作り、害虫や猛暑対策、アルバイトの雇用などを、全部1人でこなします。

それでも去年は概ね天候に恵まれ、周りの皆さんのサポートにも支えられながら、およそ1万キロの「寿太郎」が無事に実って、収穫することが出来ました。その出来栄えに、赤山さんも手ごたえは十分! 早速、地元の方に食べてもらうと、「おいしい!」と、味に太鼓判を押してくれました。

自分で収穫したみかんが出荷されていく様子を見て、赤山さんは胸が高鳴りました。

『自分で作ったみかんが誰かの手に渡っていく。ようやく自分で稼ぐことが出来たんだ!』

でも、赤山さんに収穫の喜びに浸っている暇はありません。まだ、みかんの管理に甘い点があったこと。そして、この冬は、越冬しているカメムシが多いため、今年は天敵への抜かりない対策が求められそうなことなど、しっかり気を引き締めています。

「もっとおいしいと言ってもらいたい! 多くの人においしいみかんを食べてほしい!」

その思いを胸に、赤山さんは2年目のみかん山に登ります。

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