山田裕貴、松重豊、中川大志、斎藤工、吉岡里帆、石田ゆり子、上野樹里、髙橋ひかる…俳優のおすすめラジオ番組

テレビドラマや映画、舞台で活躍する人気俳優がパーソナリティを務めるラジオ番組をご紹介します。普段はなかなか聞けないプライベートトーク、趣味や特技を活かしたコーナーやリスナーとの交流など、ファンはもちろん、ラジオのヘビーリスナーからも愛されています。この機会にぜひ一度聴いてみてください。

男性俳優のラジオ番組

女性俳優のラジオ番組

男性俳優のラジオ番組

月曜日 山田裕貴出演 ニッポン放送『山田裕貴のオールナイトニッポンX(クロス)』

山田裕貴さんは、特撮テレビドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011年、テレビ朝日系)で俳優デビューを果たすと、『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』や(日本テレビ系)、映画『東京リベンジャーズ』など映像作品のほか、CMでも活躍中です。2022年12月には、主演映画『夜、鳥たちが啼く』の公開を控えています。

山田さんは、2022年春より『オールナイトニッポンX(クロス)』の月曜パーソナリティを担当。仕事やプライベートの話からネタコーナーまで、1時間の放送を全力で盛り上げます。「サクリファイス」のコーナーでは、テレビアニメ『かつて神だった獣たちへ』のオープニング曲である、まふまふさんの「サクリファイス」に"魂の叫び"を感じる山田さんが、声を大に出して言いたいリスナーの「魂の叫び」を楽曲とともに紹介します。

山田裕貴のオールナイトニッポンX(クロス)
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週月曜 24時00分~24時58分
出演者:山田裕貴
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山田裕貴のラジオ番組『山田裕貴のオールナイトニッポンX(クロス)』

火曜日 杉野遥亮出演 TOKYO FM『杉野遥亮の今夜もオフトーク supported by SOYBIO 豆乳ヨーグルト』

モデルオーディションでのグランプリ受賞をきっかけに、芸能界デビューを果たした杉野遥亮さん。現在は、映画『東京リベンジャーズ』やドラマ『ユニコーンに乗って』(TBS系)など、俳優でも欠かせない存在となっており、2023年にはNHK大河ドラマ『どうする家康』の出演が決定しています。

『杉野遥亮の今夜もオフトーク supported by SOYBIO 豆乳ヨーグルト』では、杉野さんが飾らずリラックスした雰囲気でお送りする30分。喋ることが大好きという杉野さんの、俳優業では見られないラジオならではの一面と、時折見せる天然な発言が番組の魅力となっています。

杉野遥亮の今夜もオフトーク supported by SOYBIO 豆乳ヨーグルト
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週火曜 21時30分~21時55分
出演者:杉野遥亮
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杉野遥亮のラジオ番組『杉野遥亮のオールナイトニッポンX(クロス)』、『杉野遥亮の今夜もオフトーク supported by SOYBIO 豆乳ヨーグルト』

火曜日 松重豊出演 FMヨコハマ『深夜の音楽食堂』

コメディからシリアスまで幅広い役柄をこなし、名バイプレイヤーとして知られる松重豊さん。連続TVドラマ初主演となった『孤独のグルメ』(テレビ東京系)は、2022年秋にシリーズ10作目が放送されるまでの当たり役となりました。

『深夜の音楽食堂』では、松重さんがマスターを務める「音楽食堂」に、俳優や映画監督、ミュージシャンたちをゲストに招いて音楽トークを繰り広げる30分。松重さん一人の放送回では、松重さんによる選曲とともに「お便り大作戦」と称して、リスナーからのさまざまな質問や疑問に答えていきます。

深夜の音楽食堂
放送局:FMヨコハマ
放送日時:毎週火曜 24時30分~25時00分
出演者:松重豊
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水曜日 ゆうたろう出演 interfm『ゆうたろうのみんなで夜更かし』

ゆうたろうさんはアパレルショップ店員から芸能界デビューを果たし、2017年からドラマや舞台など俳優活動を精力的に続けています。月9ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系)や映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』など話題作に多数出演、2022年12月下旬には初主演映画『僕らはみーんな生きている』が公開予定です。

毎週水曜22時からの放送している『ゆうたろうのみんなで夜更かし』では、ゆうたろうさんが美容やファッション情報の発信し、時にはゆうたろうさんのSNSに寄せられたリスナーからの恋愛相談に本音で回答します。

ゆうたろうのみんなで夜更かし
放送局:interfm
放送日時:毎週水曜 22時00分~23時00分
出演者:ゆうたろう
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水曜日 三浦翔平出演 NACK5『三浦翔平 It's 翔 time』

三浦翔平さんは、2008年に『ごくせん 第3シリーズ』(日本テレビ系)に生徒役で俳優デビュー。2011年には、映画『THE LAST MESSAGE 海猿』で第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。2022年春には『ポップUP!』(フジテレビ系)で情報番組のMCを務めるなど、活躍の幅を広げています。

『三浦翔平 It's  翔 time』は、三浦さんがハマっているものやペットの話など、ファンも喜ぶプライベートトークが満載です。三浦さんの出演作品で共演した俳優がゲストで登場することもあり、過去には山田裕貴さんや小澤征悦さんらが出演しました。

三浦翔平 It's 翔 time
放送局:NACK5 他1局ネット
放送日時:毎週水曜 23時30分~24時00分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:三浦翔平
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金曜日 別府由来出演 TOKYO FM『FESTIVAL OUT』

元美容師の経歴を持ち、2020年に芸能界デビューを果たした別府由来さん。現在は、特撮ドラマ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系)で、猿原真一(サルブラザー)役を演じており、今後の活躍が期待される注目の若手俳優です。

別府さんがパーソナリティを務める『FESTIVAL OUT』は、今聴いてほしい邦楽ロックや新曲を紹介していく1時間番組。毎回、旬のアーティストがゲストで登場するほか、ミニ番組「RADIO BLAST powered by Fanpla Kit」では、日本の音楽シーンに新たな旋風を巻き起こす4組のロックバンドが週替わりでお届けします。

FESTIVAL OUT
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週金曜 21時00分~21時55分
出演者:別府由来
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金曜日 中川大志出演 NACK5『中川大志のConnected base』

ドラマ『家政婦のミタ』(2011年、日本テレビ系)で、一家の長男役を演じて注目を集めた中川大志さん。2019年には、映画『坂道のアポロン』と『覚悟はいいかそこの女子。』の演技が評価され、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、武将・畠山重忠役の熱演が視聴者の注目を集めました。2023年2月には主演映画『スクロール』が公開予定です。

『中川大志のConnected base』は、2021年4月にスタートした中川さん初の冠ラジオ番組。番組では中川さんが自身の近況を語ったり、リスナーから寄せられた相談に答えたりと、お芝居やテレビではあまり見られない中川さんの素の部分が楽しめます。

中川大志のConnected base
放送局:NACK5
放送日時:毎週金曜 23時30分~24時00分
出演者:中川大志
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中川大志のラジオ番組『中川大志のオールナイトニッポンX(クロス)』、『中川大志のConnected base』

金曜日 藤原竜也出演 ABCラジオ『Sky presents藤原竜也のラジオ』

2022年にデビュー25周年を迎えた藤原竜也さん。蜷川幸雄さん演出の舞台『身毒丸』でのデビュー以降、『バトル・ロワイアル』や『DEATH NOTE』、『カイジ』シリーズ、『新選組!』など人気作品に多数出演し、圧倒的な演技力と存在感を発揮しています。今年1月28日には、松山ケンイチさんとのW主演映画『ノイズ』が公開されました。

『Sky presents 藤原竜也のラジオ』では、藤原さんがリスナーと一緒にゼロから番組を作り上げるスタイルでお送りしています。藤原さんからリスナーに電話をかける「逆電」やメッセージ紹介、ゲストを迎えてのトークなど、毎回さまざまな企画を展開。番組公式Twitterでは、当日の放送内容に絡めたプレゼント企画「今週の放送前クイズ」も実施中です。

Sky presents 藤原竜也のラジオ
放送局:ABCラジオ 他14局ネット
放送日時:毎週金曜 24時30分~25時00分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:藤原竜也
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藤原竜也の冠ラジオ番組『Sky presents 藤原竜也のラジオ』

土曜日 山崎育三郎出演 ニッポン放送『山崎育三郎のI AM 1936』

『レ・ミゼラブル』や『モーツァルト! 』など数多くの人気ミュージカルに出演し、"ミュージカル界のプリンス"と呼ばれている山崎育三郎さん。テレビドラマでも、NHKの連続テレビ小説『エール』や『下町ロケット』(TBS系)などで存在感ある演技を披露しています。2023年1月には、主演ドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』(テレビ朝日系)が放送予定です。

『山崎育三郎のI AM 1936』では、山崎さんのトークと音楽、さまざまなジャンルのゲストとの歌のセッションが楽しめます。これまでは浦井健治さんや尾上松也さんら舞台人、お笑い芸人ではしずる、3時のヒロインら多ジャンルが出演しました。山崎さんがリスナーとリモートで繋いで一緒に歌うコーナーも人気です。

山崎育三郎のI AM 1936
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週土曜 21時30分~22時00分
出演者:山崎育三郎
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土曜日 藤木直人出演 TOKYO FM『SPORTS BEAT supported by TOYOTA』

大学時代に映画『花より男子』(1995年)でデビュー以降、テレビ・映画・舞台と多方面で活躍する藤木直人さん。歌手としての一面も持っており、7月13日には自身の50歳を記念したミニアルバム「L -fifty-」をリリースしました。

『SPORTS BEAT supported by TOYOTA』では、頂点を目指し挑戦し続ける注目のアスリートたちをテーマに、素顔に迫るインタビューやスポーツ史に残る知られざるストーリーを紹介。リスナーからはスポーツにまつわるエピソード、気分を盛り上げるのに欠かさない音楽も募集しています。

SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送局:TOKYO FM 他37局ネット
放送日時:毎週土曜 10時00分~10時50分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:藤木直人、高見侑里
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土曜日 高橋克典出演 bayfm78『TOYOTA KATSUMATA GROUP presents GROOVIN’ ON THE ROAD』

代表作である『サラリーマン金太郎』(TBS系)や『特命係長 只野仁』(テレビ朝日系)など多くの作品で主演を務め、幅広い層から支持を得ている高橋克典さん。2022年度後期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』では、主人公・岩倉舞(福原遥さん)の父親・浩太役を演じています。

高橋さんが野呂佳代さんとDJを務める『TOYOTA KATSUMATA GROUP presents GROOVIN’ ON THE ROAD』では、2人の素顔が垣間見えるトークや季節ごとに役立つとっておきの情報、ドライブ気分が味わえる曲が堪能できます。

TOYOTA KATSUMATA GROUP presents GROOVIN’ ON THE ROAD
放送局:bayfm78
放送日時:毎週土曜 12時00分~13時00分
出演者:高橋克典、野呂佳代
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土曜日 小泉孝太郎出演 bayfm78『Antenna K』

小泉孝太郎さんは、2002年にドラマ『初体験』(フジテレビ系)で俳優デビュー。その後は『踊る大捜査線』シリーズ(フジテレビ系)や『ハケンの品格』(日本テレビ系)、『下町ロケット』(TBS系)などに出演。『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜』シリーズ(テレビ東京系)では主演・小早川冬彦を演じ、テレビドラマには欠かせない俳優として活躍中です。

2005年から放送している『Antenna K』は、小泉さんの落ち着いた優しいトークが楽しめる1時間。コーナー「レトロの香り」では、リスナーにとって懐かしい商品や思い出を紹介しています。

Antenna K
放送局:bayfm78
放送日時:毎週土曜 18時00分~19時00分
出演者:小泉孝太郎
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土曜日 斎藤工出演 bayfm78『TAKUMIZM』

2001年の俳優デビュー以来、『最上の命医』シリーズ(テレビ東京系)や『昼顔』(フジテレビ系)などの作品で主演・準主演を多く務めたほか、監督業も行っている斎藤工さん。2022年5月に公開された映画『シン・ウルトラマン』では、ウルトラマンになる男・神永新二役を演じました。

『TAKUMIZM』は、2007年4月から続く斎藤さんの冠レギュラー番組。トーク内容も日常生活やドラマ・映画の出演情報、監督業の話題など多岐にわたります。時には俳優仲間や斎藤さんと親交のある芸人をゲストに招いてのトークもお届けします。

TAKUMIZM
放送局:bayfm78
放送日時:毎週土曜 24時30分~25時00分
出演者:斎藤工
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斎藤工のラジオ番組『TAKUMIZM』

日曜日 竹中直人出演 TBSラジオ『SMBCモビット presents 竹中直人 ~月夜の蟹~』

バラエティ番組で芸能界デビューを果たした竹中直人さんは、主演を務めたNHK大河ドラマ『秀吉』(1996年)で高視聴率を記録。映画では「日本アカデミー賞」最優秀助演男優賞を3度獲得するなど、マルチな才能を発揮しています。2023年3月に公開される映画『零落』では自ら監督を務め、斎藤工さんが主演を務めます。

竹中さんはTBSラジオで20年以上にわたってラジオ番組を担当しており、2009年10月からは『竹中直人 ~月夜の蟹~』がレギュラー放送中。毎回、個性的な著名人をゲストに迎えてのトークをお届けします。番組終盤には人生に役立つ川柳を紹介。竹中さんがユニークなキャラクターに扮して川柳を解説します。

SMBCモビット presents 竹中直人 ~月夜の蟹~
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週日曜 17時30分~18時00分
出演者:竹中直人、上村彩子(TBSアナウンサー)
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日曜日 井上芳雄出演 TBSラジオ『井上芳雄 by MYSELF』

高い歌唱力と存在感で、数多くのミュージカルや舞台で主演を務める井上芳雄さん。近年はバラエティ番組への出演やMCを務めるなど、活動の場を広げています。

『井上芳雄 by MYSELF』は、ピアニスト・大貫祐一郎さんとともにトークと音楽で彩る30分。出演作品の稽古話や裏話を始め、井上さんソロによる歌唱、親交のあるミュージカル俳優をゲストに招いてのデュエットなどが楽しめます。

2022年5月からは、井上さんの地元・福岡で『井上芳雄 開演です!』(FM FUKUOKA)がスタート。「キャナルシティ劇場」の公演情報やステージに立つゲストのインタビューをお送りしています。

井上芳雄 by MYSELF
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週日曜 22時00分~22時30分
出演者:井上芳雄
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Twitterハッシュタグは「#井上芳雄byMYSELF」

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水曜日 伊藤蘭出演 ニッポン放送『伊藤蘭 RAN To You』

アイドルグループ・キャンディーズのメンバーとして芸能界デビューした伊藤蘭さん。キャンディーズ解散後は女優業をメインに活動し、テレビドラマや映画、ナレーションなどで活躍中です。2019年にはソロ歌手としてデビューし、2023年9月にはレコードデビュー50周年を記念したコンサートの開催を予定しています。

伊藤さんがニッポン放送で40年ぶりにレギュラーパーソナリティを担当する『伊藤蘭 RAN To You』では、テレビやライブでは伝えきれない気持ちや想いを、時にはゲストを迎えてマイクの前で語ります。「伊藤蘭!RUN TO フィフティ―ズ」のコーナーでは、2023年に迎える伊藤さんのデビュー50周年に向けて、リスナーから伊藤さんに挑戦してもらいたいことやチャレンジ企画を50個募集しています。

伊藤蘭 RAN To You
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週水曜 20時30分~21時00分
出演者:伊藤蘭

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木曜日 平祐奈出演 bayfm78『平祐奈の凸凹ラジオ』

平祐奈さんは映画『奇跡』(2011年)で女優デビューを果たすと、子ども向け番組やバラエティ番組、映画など多方面で活躍。2022年5月には、舞台初出演となるミュージカル『奇跡の人』でヘレン・ケラー役を演じました。

2022年10月からスタートした『平祐奈の凸凹ラジオ』では、平祐奈さんが今感じることや話したいこと、好きなこと、音楽などをリスナーと共有していく30分。テレビや映画ではなかなか見られない、ちょっと自由で、ちょっとフランクな平さんの内面をお届けします。

平祐奈の凸凹ラジオ
放送局:bayfm78
放送日時:毎週木曜 23時00分~23時30分
出演者:平祐奈
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木曜日ほか 髙橋ひかる出演 JFN系列『髙橋ひかる Highway Runway』

髙橋ひかるさんは、「第14回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞し、芸能界デビュー。現在は『Ray』での専属モデルを中心に女優としても活動するほか、トーク力を武器にバラエティ番組にも多数出演しています。

ラジオ好きでも知られる髙橋さんは、2020年10月から初の冠ラジオ番組『髙橋ひかる Highway Runway』で、生き生きとした一人しゃべりを展開。番組リスナーは、『オードリーのオールナイトニッポン』で使用されている名称"リトルトゥース"にあやかり、"リトルウェイウェイ"と呼ばれています。

2022年4月からは、平日朝の生ワイド番組『パンサー向井の#ふらっと』(TBSラジオ)の木曜日パートナーも担当しています。
 

髙橋ひかる Highway Runway
放送局:Rhythm Station エフエム山形 他20局ネット
放送日時:毎週木曜 20時00分~20時30分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:髙橋ひかる
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金曜日 内田理央出演 文化放送『内田理央のレコメン!FRIDAY』

"だーりお"の愛称で知られる内田理央さんは、ファッション誌『MORE』の専属モデルを始め、ドラマや映画、グラビアなど幅広く活動中です。女優業では『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系)のヒロイン役で注目を集め、その後も『海月姫』(フジテレビ系)や『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の話題作に出演しました。

『内田理央のレコメン!FRIDAY』は、月曜から木曜に放送中の人気番組『レコメン!』の金曜版として、2022年10月にスタート。芸能活動やプライベートな趣味、そして内田さんが大好きな「アニメ」、「マンガ」といったジャンルも語ります。ゲストコーナーでは、番組で特集するアニメ作品に出演する声優や、アニメ・コミックスが大好きな人たちを迎えます。

内田理央のレコメン! FRIDAY
放送局:文化放送
放送日時:毎週金曜 21時00分~23時00分
出演者:内田理央、松澤千晶
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日曜日 吉永小百合出演 TBSラジオ『今晩は 吉永小百合です』

長年、日本を代表する俳優として数多くの映画作品に出演し、数々の主演女優賞を獲得してきた吉永小百合さん。2023年9月には、自身123本目の映画出演で主演を務める『こんにちは、母さん』が公開予定です。

現在、吉永さん唯一のレギュラー番組『今晩は 吉永小百合です』では、旅行話や日常を中心とした近況報告やテーマトークを中心にお届けします。定期的にゲストを迎えての対談企画も行われており、過去には笑福亭鶴瓶さんや高橋大輔さん、久米宏さんらが出演しました。

今晩は 吉永小百合です
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週日曜 22時30分~23時00分
出演者:吉永小百合
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日曜日 吉岡里帆出演 J-WAVE『UR LIFESTYLE COLLEGE』

吉岡里帆さんは、2015年に『マンゴーと赤い車椅子』で映画デビューを果たすと、同年秋にはNHK連続テレビ小説『あさが来た』で注目を集めました。2020年の主演映画『見えない目撃者』では、第43回「日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞。ドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)や映画『ホリック xxxHOLiC』などの話題作にも出演しています。

吉岡さんがナビゲーターを務める『UR LIFESTYLE COLLEGE』では、心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考えていくというコンセプトに、さまざまなジャンルで活躍する著名人をゲストに迎えて、ライフスタイルやプライベートに関する話を伺います。

UR LIFESTYLE COLLEGE
放送局:J-WAVE 他4局ネット
放送日時:毎週日曜 18時00分~19時00分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:吉岡里帆
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吉岡里帆がゲストの魅力を引き出すラジオ番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』

日曜日 石田ゆり子出演 J-WAVE『LILY'S TONE』(※不定期放送)

『101回目のプロポーズ』や『Dr.コトー診療所』(ともにフジテレビ系)や、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)など、さまざまな作品に出演する石田ゆり子さん。2021年には「lily」名義で歌手活動を開始、10月26日発売のミニアルバム『リトルソング』でCDデビューしました。

月1回のペースで放送されている『LILY'S TONE』では、ナビゲーターの石田さんが気になる物事について呟いたり、リスナーから寄せられたハガキを紹介したりしています。豪華ゲストの登場も話題になることが多く、過去にはTBS・安住紳一郎アナウンサーや佐藤浩市さん、星野源さんらが出演しました。

LILY'S TONE
放送局:J-WAVE
放送日時:毎週日曜 25時00分~27時00分
出演者:石田ゆり子
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日曜日 酒井美紀出演 bayfm78『YAMAZAKI SMILE DISH』

酒井美紀さんは、ドラマ『白線流し』シリーズ(フジテレビ系)のヒロイン役で注目を集めると、映画『誘拐』では「日本アカデミー賞」優秀助演女優賞を受賞。現在もドラマ、映画、舞台と幅広く活躍中です。2021年春には、食品メーカー・不二家の社外取締役に就任したことも話題となりました。

酒井さんがDJを務める『YAMAZAKI SMILE DISH』は、季節の話題と音楽をお届けする1時間番組。毎回、さまざまなジャンルの人から届いた笑顔になるメッセージも紹介しています。

YAMAZAKI SMILE DISH
放送局:bayfm78
放送日時:毎週日曜 12時00分~13時00分
出演者:酒井美紀
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日曜日ほか 上野樹里出演 JFN系列『Juri’s Favorite Note』

上野樹里さんは、主演映画『スウィングガールズ』(2004年)で「日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞し、2006年には『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)で主人公・野田恵役を好演。その後もNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』や『監察医 朝顔』(フジテレビ系)など多くの作品に出演し、主演を務めています。

2017年末から音声配信サービス「AuDee(オーディー)」で番組配信を続けてきた『Juri’s Favorite Note』は、2022年秋より地上波ラジオでの放送がスタート。上野さんにとって、自身初の地上波ラジオレギュラー番組です。毎回、ドラマでの共演者や上野さんが会ってみたい人たちをゲストに招き、音楽についてトークを繰り広げます。

Juri’s Favorite Note
放送局:interfm 他29局ネット
放送日時:毎週日曜 6時30分~7時00分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:上野樹里
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この記事を書いた人

radiko編集部

radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。

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斎藤 工×志磨遼平が対談。キャリアを重ねて「表現」はどう変化した?

斎藤 工と志磨遼平(ドレスコーズ)の対談が、J-WAVE NEWS独占で実現した。漫画家・浅野いにお氏による、極私的な思いを綴ったコミックを原作にした映画『零落』(3月17日公開)で主人公・深澤 薫を演じた斎藤と音楽を担当した志磨。奇しくも同い年の2人が語り合う、意外な接点と音楽について。志磨は映画主題曲『ドレミ』誕生の舞台裏と命名秘話を打ち明け、斎藤はポン・ジュノ監督の名作『殺人の追憶』をお守りにしていることを告白する。同じ時代を稀代の表現者として並走する斎藤&志磨による“ここだけの話”を余すところなくお届けする。

3月17日(金)公開 映画『零落』予告編

心強かった志磨遼平という存在

──お二人は偶然にも同い年! 『零落』以前に面識はありましたか?

斎藤工:僕は(毛皮の)マリーズ世代ではあるので、一方的に下北沢のライブハウスに行かせていただいていました。

志磨遼平:え~! 本当ですか!? 僕らの音楽を聴いてくださっているというのは人づてに伺ってはいたものの、まさかライブにまで。うれしいです。ちなみに斎藤さんとは同じレコード会社に所属していた時期もありますよね。

斎藤:そういうこともありましたね(笑)。

志磨:その時期に「斎藤さんは毛皮のマリーズが好きだよ」というお噂をスタッフから聞いていて、そこからこうしてお会いするまでに10年くらいかかりましたが、今回の映画『零落』でようやくそれが叶った次第です。

──志磨さんは、どのような経緯で『零落』の音楽を担当することになったのですか?

志磨:監督の竹中直人さんとはひょんなきっかけから仲良くさせていただいていて、浅野いにおさん原作の漫画『零落』を映画化したいというお話も早い段階から伺っていました。その際に「映画化したら音楽は志磨君だね!」と言われたものの、まだどこか夢のような気持ちでした。それからしばらくあとに竹中さんが浅野いにおさんと3人で集まる席を設けてくださいまして、そこで正式にオファーをいただいてようやく「これは本当なんだ」と実感できました。

斎藤:竹中さんから『零落』の音楽を志磨さんが担当されると聞いたのは、撮影中だったと思います。竹中さんは自身の監督作において音楽や主題歌という要素を大切にされていて、志磨さんの楽曲が完成する前から、そのイメージをインスピレーション源にして撮影に向かっていく姿を傍で見ていました。なので『零落』において竹中さんから「志磨さん」というワードが出たときは合点がいきました。エンディングテーマとして最終的に作品を結んでもらうのが志磨さんの楽曲であるということも、個人的に心強かったです。
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(c)2023浅野いにお・小学館/「零落」製作委員会 

『ドレミ』はあの名曲のダジャレから?

──ライブに行くほど好きだった方が主演映画の音楽を担当…工さん、これってエモいですよね!?

斎藤:確かに“エモい”ですね(笑)。浅野先生も僕らと同世代で、『零落』の中にある普段人に見せない部分を表出する表現を、僕は志磨さんの今までの作品の中にも勝手に感じていました。人に見せたくない部分を露呈していく、そうしないと面白みがないという浅野先生と志磨さんの表現方法と存在を考えたときに、俳優として『零落』で自分がすべきことは数式のように明確に見えました。

志磨:いいお声で、ありがたいお言葉を……。もう僕は一言も喋らず、斎藤さんの言うことをただただ聞いていたいです。

斎藤:そんな、そんな……。

志磨:斎藤さんとは同い年ではありますが、お会いする前は失礼な意味ではなく、スクリーンやTVの第一線で華々しく活躍されている遠い存在として拝見していました。ところが『零落』での斎藤さんは、華々しさとは真逆のみっともなさを隠すことなくさらけ出している。実はきっと斎藤さんの中にも同じく「人に見せたくない部分」があるからこそできることでしょうし、それでようやく僕はいろんなことに合点がいきました。なぜ僕の作る音楽に共感してくれていたのかもそうですし、なぜ斎藤さんが深澤薫という役に選ばれたのか、そして多くの映画監督がなぜ斎藤さんに惚れ込むのか。その理由がわかったような気がします。

──本編映像を使用したMVも話題の主題歌『ドレミ』を工さんが聴いたタイミングはいつ頃ですか?

ドレスコーズ「ドレミ」MUSIC VIDEO(3月17日(金)公開 映画『零落』主題歌)

斎藤:フルで聴いたのは『零落』の初号試写のときです。それまで予告編でサビの部分は聴いていて耳馴染みは多少ありましたが、やはり一つの曲として作品を通して聴くと印象は違います。それからしばらくして竹中さんにお会いした際に、竹中さんが「僕の中で『ドレミ』がずっと流れている」と仰っていて、それは僕も同じでした。しかも『ドレミ』の歌詞のほぼ同じ箇所をお互い口ずさんでいたんです。聞いたところによると、竹中さんはザ・ビートルズの『Don't Let Me Down』のイメージでオーダーをしたら、志磨さんからは『ドレミ』で返ってきたと。そこを含めて鳥肌モノです。

──え? まさか『ドレミ』とは、ドッレミダ~ン♪からのドレミ!?

志磨:ははは。バレましたか。竹中さんのオーダーにダジャレで応えてみたのです。竹中さんだけがウケるダジャレです。

楳図かずおレコード盤『闇のアルバム』を即買い

──『ドレミ』は配信のほか、7inchレコード盤も発売されています。デジタル時代にあえてアナログ版を製作した理由を教えてください。
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志磨:もしも今、自分が子どもだったら「いつか自分もサブスクで曲を出すこと」に憧れをもつと思います。でも僕らの世代はやっぱりCDを出すこと、あと背伸びをして集めたレコードコレクションに自分のレコードを加えることが憧れだったので。サブスクがあるんだからレコードのような現物は不要だと言われるかもしれませんが、僕としてはやっぱり自分の作品を手にしたいんですね。これはきっと理屈の話ではなく、気持ちの問題です。透明の盤面は、深澤(斎藤)やちふゆ(趣里)のどこか空虚な印象をイメージしています。

斎藤:僕も子どもの頃はCDやカセットテープだったので、世代的にCDやレコードのように実物として手元にあると安心します。映画や本でもそうで、ジャケットや背表紙が手に取るところにあってほしいと思う。僕自身、自分が作るものは形で残したいと思う派なので、志磨さんの気持ちは凄くわかります。

──最近買ったCDは何でしょうか?

志磨:最近はCDよりもレコードをたくさん買いますね。最近だと、漫画家の楳図かずおさんが1975年にリリースした『闇のアルバム』のレコードを見つけました。作詞・作曲・歌、すべて楳図さんという凄まじいレコードです。再発盤のCDは持っているのですが、オリジナル盤のレコードは初めて見つけて。即買いしました。

斎藤:おお、楳図さんのレコードとはレアですね。僕が感動したのは、ドレスコーズさんの8thアルバム『戀愛大全』です。ジャケットのアートワークもさることながら、ディスク2枚組を横並びにした長方形の規格に「この手があったのか!」と痺れました。CDケースであると同時に、インテリアにもなるという作り。あまりにも素晴らしくて、棚に立てかけられるような脚を買って部屋に飾っています。『戀愛大全』おすすめです。

志磨:なんとうれしい! ありがとうございます。横長にすればCDショップの棚からはみ出して目立つだろうと思ったのですが、収納が不便だという苦情も殺到していますね。

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レコードや映画ソフトを神棚代わりに

──収納の話が出ましたが、お二人はコレクションしているCDや映画ソフトをどのような形で収納していますか? 棚に挿すのか、それともジャケット面を表にして飾るのか。

志磨:これは曲を作るときの話になりますが、このレコードをお手本にしようとか、このアルバムのジャケットのイメージで曲を作ってみようと思ったら、そのレコードを神棚のように作業机の前に飾ることがあります。毎日そのジャケットを見ては「今日もいい曲が出来ますように」と拝んだりして。

斎藤:それは僕も同じです。好きな映画の表紙をそのモードになるために部屋のどこかに飾ったり、DVDを現場に持って行ったりします。DVDを現場に持って行ったって別に観るわけではないけれど、お守りとして持っておきたいという気持ち。まさに神頼みです。ちょっとでもその作品の成分が自分に宿って、いい表現に繋がればと(笑)。

志磨:『零落』のときはどのような作品をお持ちになられたんですか?

斎藤:『零落』の撮影中は、ポン・ジュノ監督の『殺人の追憶』のDVDを持っていました。『零落』とは内容も違う作品ですが、『殺人の追憶』の薄っすらと続く緊張感や、ほの暗い人間の欲望が闇に包まれている感じとか、作品全体のトーンが『零落』に通じるものがあるのではないかと思ったんです。

──工さんにお聞きしますが、普段セリフ覚えはどのように行っていますか?

斎藤:常に意識するのは「セリフを覚えなければ」という意識を殺すことです。セリフ覚えの方法は人によって様々ですが、僕はセリフ覚えをタイムカードを押すような作業にはしたくないと思っています。それをするとセリフが頭から抜けていくのも早いし、活字のまま頭に残ってしまって体に浸透しない気がして。セリフにちゃんと火を通すために、僕はセリフを書き写します。ページをめくると頭の中でもめくってしまうので、それがないように気をつけながら。

志磨:わ〜! なるほど! これは勉強になります。書き写す際には相手のセリフも書きますか?

斎藤:書き写すのは自分のセリフだけで、相手のセリフの箇所はリアクションに合わせて線を引きます。長いセリフだったら長めの線を引いて、短めのリアクションだったら点を打つだけです。

志磨:なるほど! これはいいことを聞きました。

キャリアを重ねて表現はどう変化した?

──年齢や経験によって表現の形や質は変化していますか?

志磨:自分の場合、モノを作る際の変化はあまりないのですが、ステージでの表現は昔よりはコツが掴めてきているような気がして面白いです。若いころはただただがむしゃらにやるからライブ終盤はヘトヘト、なんてことばかりでしたが、ここ何年かはそういうこともなくなりましたね。無駄な動きが多すぎました。これはいわゆる「丸くなった」というよりは、ゴツゴツした部分は残して他を丸く削ることで余計にゴツゴツが目立つ、というような感覚です。

──若い頃に作った歌を今の年齢で歌ったときに「直したい!」と思うことはありますか?

志磨:それはほとんどないですね。ただ、曲を作る際にプロデューサーやディレクターから「ここを直してほしい」と指示を受けて直した箇所は、どんなに時間が経ってもはっきりと覚えています。そこは自分のものではないという意識があって、継ぎ接ぎが見えるんですね。今はもう、指示を受けて曲を直すことはほとんどありませんが……。

──工さんは表現の変化についてはどのようにお考えですか?

斎藤:経験を重ねていくと、現場でどんなことが起こり、どのように対処すれば問題ないかを理解してしまっているところがあるので、知り過ぎないよう慣れ過ぎないよう自分を律していかないと危ないですよね。「これで良し!」というポイントを自分で決めてしまう怖さというか。僕は決して短くない時間を俳優として過ごしていますが、その時間の中で積み上げたものを信じ過ぎないことが大事だと思います。一番恐ろしいのは、目の前にいる共演者の方でなくても通用する表現をしてしまうことです。その危機感を持たずにやっていくと、そのような方向性に流れて行ってしまうことは明らか。常に抗い続けることが必要だと思ってやっています。
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スランプに陥っても、無理に逃れようとしない

──皆さんには、深澤 薫のようなスランプに陥った場合の対処法はありますか?

志磨:対処法……。僕は下手な方です。「これをやれば復活できる」という方法もなくて、上手くいかないときはただ「うーん」と唸って、それが解決するまで「うーん」を続けます。その「うーん」の時間をショートカットする方法があればいいのですが、ないですね。行き詰まったら、そのまま行き詰まり続けます。

斎藤:落ち込んだとしたら、僕は無理にそのゾーンから逃れないようにしています。俳優とは不思議な職業で、誰も見ていない帰り道で死んだような魚の目やその状態が役に引用できるというか、プライベートの落ち込んだ感情も活きるんです。恋愛を含めて傷つきたくはないけれど、そのときに受けた傷のズキズキ感、ゾワゾワ感、ジメジメ感がこの仕事では活きたりする。『零落』では光の当たっていないときの感情が全編を通して必要だったので、僕の中で蓄積されていたネガティブな感情が大いに役立ちました。このように、行き詰まったときの感情からは意外といいダシが出るぞという風に繋げてしまう。逃れるよりもネガティブな状況を受け入れ浸って「落ちるところまで落ちてみるか」と思ってしまう。表現者としての悲しい性というのか、業というのか……。まるで深澤 薫の話をしているみたいですね(笑)。
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(取材・文・撮影:石井隼人/斎藤工 スタイリスト:三田真一、ヘアメイク:赤塚修二/志磨遼平 スタイリスト:田浦幸司)

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