「宝塚記念2023」radikoで春の競馬中継を聴こう
上半期GIレースの総決算「第64回宝塚記念」（3歳以上・芝2200m）が、6月25日（日）に阪神競馬場で開催されます。ファン投票によって選ばれた実力馬が揃うドリームレース。春のグランプリの座を掴むのはどの馬なのか？ radiko（ラジコ）で中継をお楽しみください。
「宝塚記念」とは？
関西地区の競馬を華やかに盛り上げる趣旨のもとに企画され、1960年に創設。有馬記念と同様に、出走馬をファン投票によって選出する事から、「上半期の実力ナンバー1決定戦」としても位置付けられています。レース名の「宝塚」は、本競走の開催地・阪神競馬場の所在地で、兵庫県の南東部に位置する宝塚市が由来となっています。
第1回は「4歳（現3歳）以上・馬齢重量」の条件によって、阪神競馬場・芝1800mで開催されました。翌1961年に2000mへと延長、1966年からは現在の2200mで実施されています。開催時期の変更に伴い、1968年から「5歳（現4歳）以上」となっていた出走資格も、1987年には「4歳（現3歳）以上」に再び戻りました。1999年から一般公募によって選定された専用のファンファーレが使われており、通常の関西GIレースとは異なる雰囲気も楽しめます。
舞台となる阪神競馬場・芝2200mは、最初のコーナーまでの直線半ばで1回目の急坂を迎え、ゴール前に2回目の急な上り坂が待ち受けるコース設計です。ジャパンカップやクラシックレースとは異なる距離でタフな馬場になる事も多いため、馬力を競うレース展開になりやすいです。
「宝塚記念」注目馬は？
2022年度のJRA賞年度代表馬を受賞したイクイノックス（牡4歳、美浦・木村哲也厩舎）は、ファン投票で歴代最多得票となる21万6379票を獲得。関西レース初参戦の今回、3枠5番からの出走です。今年初戦のドバイシーマクラシック（GI・UAE）では、2分25秒65のコースレコードをマークし、海外の強豪を一蹴しました。IFHA（国際競馬統括機関連盟）が発表した「ロンジンワールドベストレースホースランキング」では世界ランク1位につけており、GI4勝目を目指します。
ジャスティンパレス（牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎）は、昨年9月の神戸新聞杯以来5戦ぶりの中距離戦です。4歳春を迎え、阪神大賞典では内から鋭く抜け出し、2度目の重賞制覇。そして前走の天皇賞・春では、1度は先頭に立ったディープボンドをあっさり捕らえ、念願のGI初制覇を達成しました。スピード、パワーとたくましさも増した現在、同世代の強力なライバルを相手にGI連勝を狙います。
父に国内外のGIで6勝のモーリス、母に三冠牝馬・ジェンティルドンナを持つジェラルディーナ（牝5歳、栗東・斉藤崇史厩舎）は、ファン投票3位の支持を受けての出走です。昨年、宝塚記念と同条件のエリザベス女王杯でGI初制覇を果たし、牡馬の好メンバー相手の有馬記念でも3着と好走しました。素晴らしいメンバーが揃う今回の一戦、血統レベル、舞台への適性ともに上位の存在。今年は大阪杯、クイーンエリザベス2世Cと6着が続く中、歴代最多4勝を誇る武豊騎手との初コンビで巻き返しを図ります。
競馬の中継番組まとめ
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- GOGO競馬サンデー!
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- 放送日時：毎週日曜 13時00分～16時30分
- 出演者：佐藤哲三（元JRA騎手）、来栖正之（MBSアナウンサー）、中野広大（MBSアナウンサー）、三宅秀一郎、中西則善、奥村麻衣子、青木行雄、石井健太郎
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この記事を書いた人
radiko編集部
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