なにわ男子・藤原丈一郎のラジオに山田裕貴が登場!ドラマ 『ペンディングトレイン』撮影裏話を語る

なにわ男子・藤原丈一郎さんがパーソナリティを務める『藤原丈一郎のなにわんだふるラジオ supported by ローソン』(FM大阪)。7月17日(月)の放送は、山田裕貴さんをスペシャルゲストに迎え、ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS系)の撮影裏話を語りました。(FM大阪『藤原丈一郎のなにわんだふるラジオ supported by ローソン』2023年7月17日放送分)

『じょーらじ』初ゲスト・山田裕貴が登場!

FM大阪で毎週月曜18時30分から放送中の『藤原丈一郎のなにわんだふるラジオ supported by ローソン』。7月17日(月)の放送は、なにわ男子の2ndアルバム「POPMALL」の発売を記念し、通常より放送枠を30分拡大の「じょーらじ1時間スペシャル」として放送。さらに、ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS系)で藤原さんと共演した俳優・山田裕貴さんを、番組初のゲストとして迎えました。

会ったのは撮影終了後の打ち上げ以来だという2人。打ち上げのカラオケ大会では、Official髭男dismが歌う主題歌「TATTOO」が4回も流れた話や、藤原さんが会場に到着して間もなく、なにわ男子の楽曲「初心LOVE」をみんなで歌って盛り上がったエピソードが語られました。

リスナーからの質問メールでは、山田さんの視点から見た藤原さん演じる米ちゃん(米澤大地)のお気に入りシーンについて聞かれ、山田さんは第6話で米澤が乗客たちとの争いに「もう戦うんやめよう!」と泣きながら叫ぶシーンを回答。「マジで(「ONE PIECE」の)ビビかコビーに見えた」と、藤原さんの熱演を振り返りました。3日間ほど費やして撮影されたというこのシーンは、泣く前のシーンまでで1日分、泣きのシーンは朝8時ごろからの撮影で、藤原さんは「(撮影前日は)寝れなかったですもん。泣けへんかったらどうしよう」と、撮影時の苦労を語りました。

山田裕貴から見た「米ちゃんのお気に入りシーン」を3分お試しで今すぐ聴く↓

撮影中は、藤原さんが得意とする遊び「50音キュン台詞」が流行っていたことも明かし、スタジオでは2人による「キュン台詞」の言い合いがスタート。「ララバイ、ララバイ、君に贈るララバイ」、「みんな"好き"って言ってるけど、俺が1番好きやで」、「クリスマス空いてる?」、「もっと俺のこと"好き"って言ってや」、「子どものころから君を見てるよ」といった"キュン台詞"が飛び交う中、山田さんは「ここに赤楚氏とかが加わっちゃうと、どんどん下ネタにいっちゃうんだよね」と、赤楚衛二さんも交えた3人でキュン台詞を言い合った思い出を語りました。

「50音キュンキュン台詞」を3分お試しで今すぐ聴く↓

なにわ男子2ndアルバム「POPMALL」を解説「じょー的ライナーノーツ」

番組前半では、藤原さんがスタッフから「ライナーノーツをしてほしい」との依頼を受け、なにわ男子の2ndアルバム「POPMALL」の収録曲を1曲ずつ解説。この日の放送では「Poppin' Hoppin' Lovin'」、「Prime Time」、「ハッピーサプライズ」、「Tutti Frutti」、「I know」の計5曲を紹介しました。

藤原さんは、アルバムのリード曲でもある「Poppin' Hoppin' Lovin'」について「一度聴くと覚えられるキャッチーなメロディ」、「サビの振り付けがかわいらしくて、ちょっと難しさもあるけど、覚えると気分も高まっていく」と、楽曲に対する想いを語りました。

「じょー的ライナーノーツ」を3分お試しで今すぐ聴く↓

藤原丈一郎のなにわんだふるラジオ supported by ローソン
放送局:FM大阪
放送日時:毎週月曜 18時30分~19時00分
出演者:藤原丈一郎(なにわ男子)ゲスト: 山田裕貴
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自動車修理工場の女性社長が「自動販売機のハンバーガー」を開発

トラックなどのドライバーさんのなかには、昭和の頃は、よく幹線道路沿いにあった自動販売機のハンバーガーで、お腹を満たした経験がある方もいらっしゃることでしょう。じつは最近、令和版の「自動販売機のハンバーガー」がじわりじわりと増えているんです。今回は、この自動販売機のハンバーガーを手掛けている自動車修理工場の方のお話です。

ハンバーガー自販機と小林さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

東京・新宿から中央道の高速バス、または新幹線と飯田線の特急「伊那路」を乗り継いで、およそ4時間の長野県飯田市に「ガレージいじりや」という自動車修理工場があります。敷地内には、トヨタ・パプリカ、マツダ・シャンテをはじめ、昭和の車がズラリ。しかも、工場の前にある懐かしい自動販売機コーナーが目を引きます。

お店の代表・小林由季さんは、埼玉県出身の41歳。小さい頃、ちょうどミニ四駆が大人気だったこともあって、クルマに興味を持ちました。19歳でオートマチック車限定の運転免許を取ると、街を颯爽と駆け抜けていった、白い「マツダ・RX7」に心躍ります。

『カッコいい!あのクルマに乗りたい!!』

そう思った小林さんは、知り合いの自動車関係者に相談すると、軽くあしらわれました。「RX7? アンタ、あのクルマ、マニュアルだし、ロータリーエンジンって知ってるの? 乗りたいなら、自分で自動車が整備出来ないと、まず無理だよ」

愛車のマツダ・シャンテと小林さん

マニュアルもロータリーエンジンも、全くチンプンカンプンだった小林さんですが、乗りたい思いが高まって、マニュアルで免許を取り直し、自動車整備士を目指します。男社会の自動車修理工場で、厳しい試練を乗り越えて、見事、整備士資格を取得。縁あって信州に移り住むと、趣味で借りたガレージで、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えを請け負ったことをきっかけに、2010年、自ら自動車修理工場を立ち上げました。

やがて、工場のスタッフが昭和43年製・スバル360の修復を成し遂げたことから、小林さんも古い車に興味を持ち、旧車が続々持ち込まれて、車雑誌にも注目されます。あれよあれよと、旧車好きならまず知らない人はいない工場に成長。小林さんは雑誌連載企画で、旧車でレトロな自動販売機巡りをすることになりました。

ところが、ここで小林さんは大変なことが起きていたことに気付くんです。

『大きな道路沿いにたくさんあったハンバーガーやうどん・そばの自動販売機コーナーがどんどん無くなっている……』

24時間営業のコンビニエンスストアが増えた一方で、自動販売機は経年劣化、オーナーさんの高齢化も進んで、自動販売機コーナーは次々と姿を消していたんです。そんな折、小林さんはお祖父さまを亡くしたことで、小さい頃、自動販売機のハンバーガーをなかなか買ってもらえなかった記憶がよみがえりました。

『あの思い出の、自動販売機のハンバーガーを残したい。ならば、ハンバーガーを作っている食品メーカーを助けよう!』

自動販売機コーナー

そうひらめいた小林さんは、さっそく自動販売機用のハンバーガーを仕入れます。自動車工場の前に冷蔵機能付きの自動販売機と電子レンジを設置して販売を始めると、ちょうどコロナ禍と重なったことで、テイクアウトのニーズをつかんで大繁盛。各地のレトロ自動販売機で売れたハンバーガーのおよそ4倍を1台で売り上げました。

小林さんはもうイケイケドンドン、自動販売機を増やして各地で大人気となりますが、あまりの売れ行きにハンバーガーメーカーのほうが悲鳴を上げてしまいます。安定した納品が出来ないので、もう勘弁してくれませんか、と言われてしまったのです。代わる製造業者も無く、困り果てた小林さん、思い切りました。

『ハンバーガーを作ってくれる会社が無いなら、自分の会社で作ってしまおう!』

もちろん、小林さんは自動車整備士ではありますが、食品の知識は全くゼロ。体当たりで、様々な食品製造に関する許可や食品衛生を、片っ端から学んでいきます。食品部門の「いじりやフードサービス」も立ち上げ、ハンバーガーを作ってみましたが、パンはパサつき、肉の脂は溶け出し、レタスなどの生野菜は安全性の面で使えません。しかも、自動車修理工場と食品工場の二刀流で、睡眠時間3時間の日々が続きました。

ふんわりバンズのチーズバーガー

それでも試行錯誤を繰り返し、味やソースにもこだわったチーズバーガーに辿り着いて、安定した製造、出荷も出来るようになりました。今は、全国で39台の自動販売機が元気に稼働中。自動車修理工場生まれの自動販売機とハンバーガーは、各地域で話題になっています。

「気合と根性でやってきました」と笑う小林さんですが、やりたいことはいっぱいです。

「レストランもやってみたいですし、クルマのテーマパークがあっても面白いですよね。ハンバーガー片手にみんなに巡ってもらって。夢は大きく持てば、きっと叶います!」

「RX7に乗りたい」から始まった小林さんの夢、今はまだ、その途中です。

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