財津和夫、若き日に成人映画館の前を通り過ぎながらこっそり考えていた事とは

TULIP・財津和夫が、時には大好きな映画について嬉しそうに話すRKBラジオ『財津和夫 虹の向こう側』。今回は、福岡市の映画館の昨今の事情や、映画にはまってしまうきっかけとなった作品などについて熱く語ります。

観たいけど見られない、でもやっぱり・・・

九州一の歓楽街ともいわれる福岡市博多区の中洲。テレビが普及する前、中洲だけでもおよそ20軒もの映画館があったようだ。福岡市近郊であれば、「映画を見に行く」と言えば中洲にいく事、という懐かしの時代がありましたが、今や中洲の映画館は老舗となった「大洋映画劇場」のみ。残念ながら、ここも3月をもって閉館し、取り壊されることになってしまいました。
あの中洲から映画館が無くなってしまう訳ですが、子どもの頃から映画大好きだった財津少年&青年の映画と中洲の思い出を語って頂きましょう。
(福岡エリア外の方は地理関係等が分かりにくい内容もありますがご容赦ください。)
「ぱっと最初に浮かんできた映画館は、大洋劇場から川沿いに北の方に行くと、でっかい映画館が2館3館ほどまとまってあり、そこの右側の路地に入っていくと、左手にちっちゃな映画館があったんです。それがエロい映画館だったんです」
「必ずそこは通りましたね。通ったというか、『何やってんのかなぁ』と気になるんですよね」
看板もありましたよね、と妙にさりげなくその状況をフォローする下田アナ。
「そう、エロい看板が。何でここだけこんなにエロいのって思いながら・・・凄い映画やってまして、入りたくてしょうがないんだけど、ためらいもあり通り過ぎて東の方(左)に向かってずっと行くと目新しいビルの中の4階か5階にスカラ座があったりして」と、実際にあちらもこちらも映画館だらけだったという事を説明している財津。ここから映画作品の話へ。
「確かそのスカラ座に『アラビアのロレンス』をクラスで観に行きましたよ。初めて70mm(フィルム)の作品見て、『でかいな、すごいな』って。休憩まであるんだ。もう<映画好き>にどっぷりはまりましたよ」
「大洋劇場だと、高校生の頃に『007ロシアより愛をこめて』を見ました。 ♫From Russia with love」といきなり歌いだす財津。
「マット・モンローだったと思います。歌も良かったし、大ヒットしました。動く列車の中で007を演じるショーン・コネリーとロシアのスパイとが戦って。そのシーンがすごく衝撃的で、こんなアクション映画があるんだって思いましたね。」やはり映画の話は饒舌になり、その後も財津の熱い007解説が続きます。そして、ちょっと我に返ったところで、下田アナに話を振ります。
財津:「下田さんは007で何が好き?」
下田:「私、50周年の記念DVD-BOXを持っているんですよ。007が全編入ってる」
財津:「すごいね!そんなに007好き?」
下田:「ダンディズムとかいろいろな世界とか女性とか含まれていて。何が一番好きかなぁ・・・最近のダニエル・クレイグが好き。あとやはりショーン・コネリーですね」
財津:「その間の(主役の)人たちは可哀想なんです。なぜかって言うと、(ストーリーが)メチャクチャ娯楽に走って荒唐無稽な世界に行っちゃって。面白いんだけど漫画みたいな話になっちゃった。ショーン・コネリーの初期の頃とかもダニエル・クレイグ(の作品)は、割とリアリズムがあって」
下田:「世界情勢も入っていますし・・・中洲地区の古い映画館がなくなるのは寂しいですけど、何らかの形で、また再開してくれたらいいなと思います」

今日の一曲は、007の映画音楽の中から、財津が「この曲に僕はもう本当にやられました。最高ですね」と称賛する、シャーリー・バッシー「ゴールドフィンガー」。同タイトルの映画の日本公開は1965年でした。

次回3月24日の放送は、通常通り18時15分(午後6時15分)からの予定です。
いよいよ桜のシーズンを迎えます。花見についてお話しします。

財津和夫 虹の向こう側
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週日曜 18時15分~18時30分
出演者:財津和夫、下田文代
番組ホームページ

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※該当回の聴取期間は終了しました。

2024年5月の運勢★星占い「蟹座(かに座)」の開運アクション・ラッキーカラー・ラッキーフード~神々が紡ぐ星たちからのメッセージ~

ラジオ発のエンタメニュース&コラム「TOKYO FM+」がお届けする月間星占い「蟹座(かに座)」4月19日(金)~5月19日(日)。オンライン占いやWebサイトをメインに占い記事の執筆からコンテンツ監修、占い講師など多岐にわたって活躍中の“マリュたん”の愛称で親しまれているマリユドゥ(真龍人)が贈る、ひと月を快適に過ごすための神々からのマンスリーメッセージ。今月のクラシックの名曲とともにお楽しみくださいね。
(監修:東京・池袋占い館セレーネ所属の占い師・真龍人(マリユドゥ)さん)





【5月の神々からのメッセージ】

牡牛座シーズンに贈る神々からのメッセージ~揚げひばり~

今月19日に太陽は黄道十二星座2番目の牡牛座に歩みを進めます。

牡牛座は、女性宮、不動宮、そして土の星座に分類され、愛と美の星・金星が守護星である甘美な星座です。

牡牛座のモデルは、ギリシャ神話において、草原で花を摘むフェニキアの王の娘・エウロパをさらったゼウスが変身した牡牛だと言われています。2人がたどり着いた地が現在のヨーロッパ大陸で、エウロパの名前が語源となりました。

星座絵では角を生やした牡牛の姿として描かれており、眼の部分にあたる赤い星は、有名な「アルデバラン」。“冬のダイヤモンド”の一部として冬の夜空を彩る星です。

牡牛の顔にあたる部分にはV字型に星が並んだ「ヒアデス星団」があります。日本では「すばる」という名前で、清少納言が書いた随筆「枕草子」のなかにも登場しています。

「すばる」というのは星が密集しているという意味。視力の良い人であれば肉眼でも5~7個の星を見ることができると言われ、星空ツアーなどでも人気の星ですよ!

そんな美しく繊細な星たちが集まる牡牛座のイメージから、私が今月の一曲として選んだのは、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ作曲「揚げひばり」。

韓国のフィギュアスケーターのキム・ヨナさんが、フリースケーティングでも使用したことでも有名になりました。バイオリンの主旋律が繊細で甘美な印象の一曲。キム・ヨナさんの演技もとても優雅で素敵でしたね。

今月の1曲は、開運や癒しの音楽として楽しんでくださいね♪

◆蟹座(かに座:6月22日~7月22日)

運気が好調な1ヵ月の暗示。人からの紹介で素敵なご縁に恵まれ、グループ交際からの進展もあるかも。何事も仲間と助け合うと相乗効果が生まれるはず! 仕事面でも頼りになる同僚のサポートがカギに。恋愛面ではSNSやオンラインでの出会いに期待大♡ 親友も大切にすると◎

★開運アクション★
個性を磨く
★ラッキーフード★
炭酸水やサワー
★ラッキーカラー★
シルバー

■監修者プロフィール:真龍人(マリユドゥ)
西洋占星術・心理占星術研究家。愛称は”マリュたん”。20代より占星術を学び、社会人経験を経て2017年より対面鑑定、チャット鑑定、メール鑑定を開始。LINE占いコンテンツ「石垣島の宿命師 マリユドゥ」の監修も手掛ける。2019年に拠点を石垣島へと移し、西洋占星術とタロットを組み合わせ、お客様の明るい未来を創るサポートに日々励んでいる。対面・オンライン鑑定、占いライター、占い講師として活動中。石垣市観光交流協会認定・石垣島・美ら星マイスター。

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