電動キックボードのシェアリングサービスを福岡市内で体験してみた

株式会社Luupが提供する電動キックボードのシェアリングサービスが3月27日、福岡市内で始まった。RKBラジオのキャスタードライバー・スナッピーが4月10日放送の『Toi toi toi』で、この新しい移動手段を体験リポートした。(報告・スナッピー神谷留菜)

コンパクトシティ・福岡市で活躍しそうなサービス

最近街中で、電動キックボードを利用する人を見かけませんか? 新たな移動手段として注目されている電動キックボードのシェアリングサービスが福岡市で3月27日から始まりました。このサービスはどう利用するのか? RKBラジオのキャスタードライバー「スナッピー」の小島可奈子が体験しました。

スマートフォンアプリで利用

Luupの電動キックボードは、福岡市内350か所に設置された「ポート」と呼ばれる駐輪場のようなスポットに駐車されています。「街じゅうを駅前化したい」というミッションのもと、サービスを提供しているLuup。 福岡は他の都市と比べて、商業エリアと住宅エリアの距離が近く、短距離を移動するのに最適な電動キックボードは、便利な存在になるのではという理由で進出したそうです。

近くのポートに電動キックボードがあれば、そこから目的地付近のポート間をLUUPで移動することができます。利用するにはまず、スマートフォンのアプリを取得します。アプリ内で電動キックボードの車体に付いているQRコードを読み取れば、そこから運転が可能になります。

気をつけたい自転車とは違うルール

自転車に似ている移動手段ですが、違う点がいくつかあります。 Luupが提供する電動キックボードは「特例特定原動機付自転車」で、利用できる年齢は16歳以上という制限があります。また、ナンバープレートがついており、最高速度は20km/h。原則、車道を走りますが、例外として降りて手で押すか「時速6kmモード」に切り替えることで歩道(自転車通行可であるところ)を走ることができます。また、交差点を右折するときは原動機付自転車のように、二段階右折で曲がります。

スナッピー小島、初めてでしたが難なく乗れました。キャナルシティ博多を1周、およそ1.5kmほど走りましたが所要時間は8分。徒歩では14分かかるため、時間の短縮になりました。 また、立ったままで進むので、体力の消耗がなく、暑い夏などに特に重宝しそうだと感じました。

「歩くには距離があるけど、バスに乗るほどでもない」「体力を使いたくない」「汗をかきたくない」など、日常シーンで便利なこのサービス。詳しい使い方については、ホームページをご覧下さい。

「株式会社Luup」サイトはこちら
https://luup.sc/

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Toi toi toi
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週月曜~木曜 9時00分~13時00分
出演者:坂田周大、富永倫子
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※放送情報は変更となる場合があります。

補欠選挙の結果を分析。「保守王国」と呼ばれる島根に変化が?

4月29日「長野智子アップデート」(文化放送)、午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーでは政治ジャーナリストの角谷浩一さんに、4月28日に行われた補欠選挙の結果を解説してもらった。この記事では島根1区に関する部分をピックアップする。

長野智子「選挙区ごとに分析などいただければと思います。まずは唯一の与野党対決となった島根1区です」

角谷浩一「亀井(亜紀子)さんは一度現職もやられていたので返り咲きということになりますが、島根が『保守王国』といわれますよね。1区はずっと細田(博之)前衆議院議長が地盤を守っていて」

長野「小選挙区制度の導入以降、ずーっと。勝ち続けた」

角谷「2区は、もう亡くなりましたけど竹下亘さんがずっと議席を持っていた。つまり保守王国というより、細田さんと竹下さんがずっとやっていたと。ある意味で当たり前だった。それがお二人ともご存命でなくなって、時代が変わってきて、新しい人が。それも自民党の人が引き継ぐものだと思っていたら、こんなことに、と。細田さんがお亡くなりになったための選挙ということで、自民党も候補者を立てました」

長野「はい」

角谷「ただ細田さんは(旧)統一教会との関係が取り沙汰されたり、じつはセクハラ問題というのがあったり。それに安倍派を細田さんはずっと守っていた、ということも。いま問題になっていることを全部抱えていた、みたいな問題があった。お亡くなりになったので自民党は候補者を立てたけど、そんなに簡単ではなかった、ということ」

長野「きちんと説明されないまま、亡くなられてしまったわけですね」

角谷「今回負けたけど、次はもう有権者は自民党に帰ってくる、という声も地元にはあるんだと思います。今回も県会議員がほとんど動かなかった、という話もありました。一方で世論調査、事前のいろんな調査ではかなり引き離されていて、亀井さんが強かった。でも(岸田文雄)総理は2度入ったんですね。最後の土曜にも入られると。総理が最後に入るのは、逆転できそうなとき、というのが不文律でした。数字の差が既にあるのに、総理は入った」

長野「はい」

角谷「これは岸田さんの独特なやり方というかな。突然、政倫審に出ると言う、派閥を解散すると言う……。岸田さんは誰かと相談して揉んで決めるというよりは、直感的に決められるんですね。島根1区は自民党が唯一出していたところだから、小渕(優子)選対委員長はずっと張り付いていました。国会開会中でしたけど、ずっと」

長野「はい」

角谷「岸田さんは2度も入った。茂木(敏充)幹事長は入らなかったんですね」

長野「それはなぜですか?」

鈴木純子(文化放送アナウンサー)「岸田さんとの仲が微妙だという話も……」

角谷「ただ選挙に勝てば微妙どころか、戦うところで『茂木さん、よくやった』となりますよ。一生懸命、入らなかったというのは、幹事長自らが諦めていたんじゃないだろうか、とか。もっと言うと第一声。泉健太立憲民主党代表は、初日に島根で第一声、声を上げているんですね。ところが茂木さんは行かなかったと」

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