安部礼司、深夜特急、下町ロケット、青山二丁目劇場、鴨の音…ラジオドラマのおすすめ番組

古典や文学、オリジナルドラマなど「音」だけで物語の世界を伝えるラジオドラマ。本記事では『NISSAN あ、安部礼司 -BEYOND THE AVERAGE-』(TOKYO FM)や『青山二丁目劇場』(文化放送)、『ミヤリサン製薬 ラジオ劇場 下町ロケット』(KBCラジオ)、『鴨の音』(文化放送)など、おすすめの番組をご紹介します。

平日放送

月曜~金曜日 TBSラジオ『朗読・斎藤工 深夜特急 オン・ザ・ロード』

2023年4月にスタートした朗読番組。作家・沢木耕太郎さんの代表作「深夜特急」全6巻を、半年かけて朗読します。朗読を担当するのは、中学生の時に「深夜特急」を読んで影響を受け、18歳で世界各国を旅した俳優・斎藤工さん。旅に憧れる少年から日本を代表する俳優に成長した斎藤さんが自らの声で、新たな「深夜特急」の世界へと導きます。

朗読・斎藤工 深夜特急 オン・ザ・ロード
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週月曜~金曜 23時30分~23時55分
出演者:斎藤工
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月曜〜木曜日 FMとやま『西村まさ彦のドラマチックな課外授業』

富山県出身の俳優・西村まさ彦さんが、パーソナリティ兼プロデューサーを務める番組。ラジオドラマには一般公募で集まった富山県内の中学生が出演し、毎月1作品を4週間・全15話のシリーズで放送します。

第5週がある月には、ラジオドラマ制作の裏側を紹介するメイキングシーンを放送しており、西村さんによる演技指導の様子もお届けします。

西村まさ彦のドラマチックな課外授業
放送局:FMとやま
放送日時:毎週月曜~木曜 16時00分~16時10分
出演者:西村まさ彦
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月曜日 文化放送『青山二丁目劇場』

古川登志夫さんが劇場支配人として番組をナビゲート、人気作家の作品やショートストーリー、完全オリジナルなど毎回さまざまなラジオドラマをお届けします。ドラマパートは、青二プロダクション所属の声優陣がベテランから若手まで幅広く出演中です。

青山二丁目劇場
放送局:文化放送
放送日時:毎週月曜 20時30分~21時00分
出演者:古川登志夫、青二プロダクション所属声優
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月曜日 KBCラジオ『ミヤリサン製薬 ラジオ劇場 下町ロケット』

2011年に第45回直木賞を受賞し、テレビドラマ化もされた池井戸潤さんによる同名のベストセラー小説を原作としたラジオドラマ。宇宙科学開発機構の研究員だった佃航平が、家業の町工場「佃製作所」を継ぎ、一度は諦めた「ロケットを打ち上げる」という夢を追い求め、社員たちと共に奮闘する姿を描きます。

2022年10月からは第3部「ゴースト編」を放送中。主人公・佃航平役には岸谷五朗さん、音楽・ナレーション担当の野島裕史さん、そして井上和彦さん、日野聡さんら豪華キャストによる熱演も聴きどころです。

ミヤリサン製薬 ラジオ劇場 下町ロケット ゴースト編
放送局:KBCラジオ
放送日時:毎週月曜 18時30分~18時45分
出演者:佃 航平 役:岸谷五朗 ほか
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火曜日 NBC長崎放送『ドラマってムジカ』

「男と女が織り成す、ドラマと音楽のタペストリー」をコンセプトに、時代を彩った名曲の世界観をモチーフにしたラジオドラマと、物語の原作となった曲をお送りします。基本的に1話完結型の物語で、作中の登場人物は女優・声優として活動する小田切茜さんと声優・安部亮馬さんが演じます。

ドラマってムジカ
放送局:NBC長崎放送
放送日時:毎週火曜 16時40分~16時50分
出演者:小田切茜、安部亮馬

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火曜日 LOVE FM『こちヨロ(こちらヨーロッパ企画福岡支部)』

京都を拠点に活動する劇団・ヨーロッパ企画が手掛ける福岡発のオリジナル番組。休止期間を挟みながら、2022年4月よりシーズン10が放送中です。

パーソナリティは石田剛太さんが担当し、福岡を中心に活動する著名人をゲストに迎えるほか、「イシダカクテル」のコーナーでは石田さん自らが脚本を書き下ろし、テーマに沿った大人の恋愛ラジオドラマをお届けします。

こちヨロ(こちらヨーロッパ企画福岡支部)
放送局:LOVE FM
放送日時:毎週火曜 21時00分~21時30分
出演者:石田剛太 (ヨーロッパ企画)
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木曜日 KBS京都ラジオ『~ココロもカラダもHappyに~若々ラジオ』

ブルーベリーを利用したサプリメント「ブルーベリーアイ」でもおなじみ、株式会社わかさ生活による情報番組。わかさ生活の創業者・角谷建耀知さんによる書籍「女子高生と魔法のノート」をオーディオブック形式で放送しており、テレビCMでもお馴染みのキャラクター「ブルブルくん」も登場します。

~ココロもカラダもHappyに~若々ラジオ
放送局:KBS京都ラジオ
放送日時:毎週木曜 17時30分~18時00分
出演者:角谷建耀知 / 相埜裕樹
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金曜日 J-WAVE『BITS & BOBS TOKYO』

クリエイティブディレクター、コピーライターで小説家である高崎卓馬さんがナビゲーターを務め、書き下ろしのショートドラマとトークをお届けします。

ドラマパートは女優・長澤樹さん演じる少女が、TOKYOを舞台にいろいろな「BITS & BOBS」(イギリス英語で「とるにたらないもの」の意)に出会うストーリー。月替わりの豪華ゲストが主演を務め、毎回さまざまなキャラクターを演じます。これまで佐藤健さんや松田翔太さん、大森南朋さん、役所広司さんらが出演しました。

BITS&BOBS TOKYO
放送局:J-WAVE
放送日時:毎週金曜 25時00分~25時30分
出演者:高崎卓馬、長澤樹
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土日放送

土曜日 TOKYO FM『一建設 presents おうちのはなし』

憧れの住宅メーカーに就職した女性社員・籠宮ユリカを主人公にしたラジオドラマ。仕事を通じて彼女が出会う人々の「おうちのはなし」をお届けします。籠宮ユリカ役は女優・髙橋ひかるさんが演じています。

一建設 presents おうちのはなし
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週土曜 17時55分~18時00分
出演者:髙橋ひかる
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日曜日 文化放送『北方謙三 原作 ネオラジオドラマ 三国志』

小説家・北方謙三さんが自ら初めて中国史を題材にした小説『三国志』を原作として手掛けたラジオドラマ。ファンタジー要素は取り入れず、人物に重きを置いたリアリティあふれる原作をオリジナル脚本で構成しています。

ナレーションには講談師・神田伯山さん、劇中のキャストは俳優・小沢和義さんとタレント・熊切あさ美さんが担当しています。

北方謙三 原作 ネオラジオドラマ 三国志
放送局:文化放送
放送日時:毎週日曜 6時45分~7時00分
出演者:神田伯山、小沢和義、熊切あさ美
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日曜日 文化放送『鴨の音』

2020年から世界遺産・京都下鴨神社(京都市左京区)で毎年開催されている、朗読劇「鴨の音」の世界観から派生したラジオ番組。ラジオドラマパートとトークパートの二部構成でお届けします。MCは「鴨の音・第一夜」から出演する中井和哉さん、2023年4月から加入した下野紘さんです。

ラジオドラマでは豪華声優陣によるオリジナルドラマ、トークパートでは毎回ゲスト声優を迎えて、過去の朗読劇の思い出話やラジオドラマに関するトークなどをお送りします。

鴨の音
放送局:文化放送
放送日時:毎週日曜 20時00分~20時30分
出演者:中井和哉、下野紘
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日曜日 TOKYO FM『NISSAN あ、安部礼司 ~BEYOND THE AVERAGE~』

神保町の中堅企業・大日本ジェネラルに勤務する平均的なサラリーマン・安部礼司が、トレンドの荒波に揉まれながら前向きに生きる姿を描いた勇気と成長のコメディの物語です。2021年4月には番組15周年を迎え、放送開始時は30代独身だった安部礼司も、今では2児の父親となり、50代に突入しました。

会社でのドタバタ劇や家族との感動エピソードなど、毎回バラエティに富んだ1話完結型の物語を"イマツボ"な選曲とともにお届けします。

NISSAN あ、安部礼司 - BEYOND THE AVERAGE -
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週日曜 17時00分~17時55分
出演者:安部礼司
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日曜日 FMヨコハマ『YOKOHAMA SYA⇔REE』

ReeSyaさんが気になる鉄道の話題やラジオドラマをお届けする、オーディオ・エンターテイメント番組。ラジオドラマは、脚本家・杉崎智介さんが手掛ける「美術ミステリードラマ 杉崎智介のle Salon」シリーズや「地獄保険」 シリーズなど、さまざまなジャンルの作品が楽しめます。

YOKOHAMA SYA⇔REE
放送局:FMヨコハマ
放送日時:毎週日曜 19時30分~20時00分
出演者:ReeSya、杉崎智介
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日曜日 JRT四国放送『ヒノマルSUNSUNラジオ』

徳島県阿南市出身の漫画家・大東優也さんによる長編漫画『HINOMARU!』。徳島市のコミュニティラジオをきっかけに発足した「ヒノマルプロジェクト」によって、テレビアニメ化や声優教室、音楽教室などを多岐にわたって展開しています。

番組では『HINOMARU!』の原作に基づいたラジオドラマを始め、大東さんや声優、アーティストによるトークや企画もお届けします。

ヒノマルSUNSUNラジオ
放送局:JRT四国放送
放送日時:毎週日曜 22時30分~23時00分
出演者:ヒノマルプロジェクト
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日曜日 JFN系列『Sound Library~世界にひとつだけの本~』

女優・木村多江さんがナビゲート役となり、ある人物が書いた自伝の朗読をその物語の時代にきらめいていた音楽に合わせてお届けする朗読劇です。旅行会社に勤務する主人公・月原加奈子の日常で起きた出来事や思い出、同僚・知人のエピソードなど、その出来事の時代やシチュエーションに沿った楽曲に乗せながら物語が展開していきます。

Sound Library ~世界にひとつだけの本~
放送局:TOKYO FM 他29局ネット
放送日時:毎週月曜 5時00分~5時30分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:木村多江
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この記事を書いた人

radiko編集部

radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。

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【西武】源田壮亮選手インタビュー 怪我に悩まされたシーズンも「なんとか途中からちょっとずついい方には来たのかな」

9月29日放送のライオンズナイターでは、PayPayドームのソフトバンク-西武最終戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの源田壮亮選手にインタビューした模様を放送した。WBCでの右手小指の骨折によって自身の開幕は遅れたものの、その後は途切れることなく出場を続けている源田選手。先日のプレーであったリクエストと2塁でのタッチプレーについて、今シーズン100試合出場や規定打席の到達が期待される残りの試合への意気込みを訊いた。

――先週土曜日のロッテ戦(9月23日、西武-ロッテ21回戦)、9回表に藤原恭太選手の二遊間へのゴロをダッシュして捌いて、ベース後方で体を回転させながら送球してアウトにしました。打球が飛んでくる前はどのようなイメージを持っていたのでしょうか?
源田「追い込んだので(1ボール2ストライク)、どうしようかなと思って、それまではセンター寄りにいたんですけどちょっと三遊間に1、2歩いこうかなって迷って。結果その場に留まったんですよ。よかったです」

――1、2歩寄っていたら届かなかったかもしれませんね?
源田「無理でしたね」

――体を回転させながら1塁へ送球するのは二遊間のゴロを捌く際によく見られるかと思うのですが、方向感覚はどのようにしているのでしょうか?
源田「僕はどちらかというと苦手なので、あんまり回って投げないようにはしているんですけど……。あの打球は回るしかなかったので、回ってちょっと適当に投げました(笑)」

――それがストライクの送球になるのですからすごいですね?
源田「よかったですね(笑)」

――あの場面で俊足のランナーを塁に出していたら大変なことになりましたね?
源田「はい。やっぱり先頭切れてよかったですね」

――京セラドームでの3連戦(9月24日~26日、オリックス-西武23回戦~25回戦)すべてで源田選手のタッチプレーでリクエスト検証が行われました。リクエストはベンチ主導なのか、それとも選手がアピールするのかどちらなのですか?
源田「基本的には選手ですね。選手が『これいってほしい、いってくれ!』って言えば、リクエストしてくれますね」

――それは絶対にアウトである確信があるから合図を送るのですか?
源田「そうですね。僕は全部アウトだと思ってます」

――ということは、源田選手は試合終盤に権利が残っている際に、ほとんどセーフだろうけどダメ元でチャレンジをすることはないのですか?
源田「ごくたまにありますね。試合の流れを一回止めたい時とか、ちょっと向こうのペースで攻撃されている時とか。一回時間取りたいなって時は、多分セーフだろうなと思ってもいく時はあります」

――リプレイ検証中に相手チームの選手と2塁でどのような話をするのですか?
源田「『どう思う~?』って感じです(笑)」

――相手選手からアウトかもしれないなと言われることもあるのですか?
源田「全然ありますよ。『あ、これアウトです』って向こうが言ってて、『これアウトやなぁ』って話してて、審判出てきてそのままセーフとかも全然あります」

――思った通りのことをそこではおっしゃっているんですね?
源田「そうですね。そこで何を言っても結果は変わらないので、思ったことを話しています」

――ランナーへ2塁ベース上でタッチに行く際に源田選手が大切にしていることを教えてください。
源田「場面によってですけど、勝負にいく時には勝負にいきます。極論全部アウトにしたいですけどね」

――本当に2塁ベース上は際どいプレーが多いですね?
源田「多いですね。本当に上手いこと作られてますよ、塁間の距離が(笑)」

――源田選手が今シーズン初出場した試合(5月26日、西武-オリックス10回戦)がチームでは44試合目。そこから休まずに試合に出続けていますが、ご自身の開幕からここまでどのような思いで戦ってきましたか?
源田「やっぱり試合に出られる、野球ができる喜びはもちろんあります。ファンの方が応援してくれる中で試合ができるというのは、すごくやりがいも感じています」

――最終戦まで出ればちょうど100試合の出場となります。入団から7年連続100試合出場になりますが、この数字を意識することはありましたか?
源田「たまたま復帰した時に残り100試合ってなったので、『じゃあ今年は100試合出られるように』というのは考えていました」

――その目標が近づいてきましたね?
源田「でもやっぱり(出場)試合数が少ないですよね」

――その中でも最善を尽くしたじゃないですか。
源田「そうですね。いろいろと前倒しで復帰して、なかなか難しいこともありましたけど、なんとか途中からちょっとずついい方には来たのかなとは思います」

――シーズンの規定打席は443打席です。現在は418打席なので(9月30日試合前現在)、あと5試合で25打席立てば到達します。入団から7年連続での規定打席到達ですね。
源田「難しいですね、なかなか。でもビジターなので可能性はまだあると思います」

――規定打席の数字は頭の片隅にありますか?それとも頭のど真ん中にありますか?
源田「まったく意識してなかったですね」

――規定打席には到達しないと思っていた?
源田「そうですね。怪我もして開幕も遅れて、そんなところまで意識するのはおこがましいじゃないですか(笑)」

――最後に、残り5試合すべて勝てば何が起きるか分からないですよね?
源田「もう僕らは勝つしかないので、それだけです」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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