「秋華賞2023」radikoで秋の競馬中継を聴こう

3歳牝馬三冠の最終戦「第28回秋華賞」(3歳牝・芝2000m)が、10月15日(日)に京都競馬場で開催されます。春の桜花賞、オークスに続く、牝馬三冠最終戦を制するのはどの馬なのか? ラジコで中継をお楽しみください。

「秋華賞」とは?

1996年に新設された、4歳(現3歳)牝馬限定のGI競走です。「秋華」とは、中国の詩人である杜甫や張衡が「あきのはな」として詩の中に用いた言葉で、「秋」は大きな実りを表し、「華」は名誉・盛り・容姿が美しいという意味が込められています。

1995年までは、エリザベス女王杯が4歳(現3歳)牝馬三冠の最終戦として施行されていました。1996年に牝馬競走体系が見直され、エリザベス女王杯の競走条件が「4歳以上牝馬」に変更されたため、新たな3歳牝馬限定のGI競走として設立されました。

3年ぶりに京都競馬場・芝2000m(内回り)を舞台に行われる秋華賞。3コーナー付近が丘状になっており、バックストレッチ半ばから上り坂が続きます。ゴール前の直線は、4大主場の中では中山に次いで短い328.4m(Aコース使用時)。差し・追い込み馬にとって直線だけでの逆転は難しく、ポジションを上げながら3コーナーから4コーナーを回る必要があり、巧みなコーナーワークと機敏な加速力が求められるコースです。

「秋華賞」注目馬は?

デアリングタクト(2020年)以来、史上7頭目の牝馬三冠がかかるリバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎)。前走のオークスでは勝ち時計2分23秒1と、翌週の日本ダービーを2秒1も上回るタイムを記録し、6馬身差の圧勝を見せました。圧倒的なパフォーマンスでラスト一冠を狙います。

桜花賞4着、オークス3着と高いポテンシャルを見せているハーパー(栗東・友道康夫厩舎)。オークスではリバティアイランドに離されたものの、その他の桜花賞上位組には先着し、着順を上げました。前哨戦を使わず秋華賞へ直行するローテーションですが、過去5年の秋華賞はオークスからの直行組が4勝しており、ラスト一冠での反撃に注目です。

前走のローズSでは、重賞初挑戦ながら日本レコードとなる1分43秒0を叩き出したマスクトディーヴァ(栗東・辻野泰之厩舎)。中団から上がり3ハロン33秒2(推定)の瞬発力で差し切り、課題だったコーナリングも成長の様子が感じられます。2連勝中の勢いそのままにGI初制覇を目指します。

「秋華賞」出走馬はこちら

競馬の中継番組まとめ

日曜競馬実況中継
放送局:ラジオ日本
放送日時:毎週日曜 9時30分~16時35分
出演者:解説:佐藤直文 境和樹
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GOGO競馬サンデー!
放送局:MBSラジオ
放送日時:毎週日曜 10時00分~16時30分
出演者:佐藤哲三(元JRA騎手)、来栖正之(MBSアナウンサー)、中野広大(MBSアナウンサー)、三宅秀一郎、中西則善、奥村麻衣子、青木行雄、広瀬健太
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OBCドラマティック競馬
放送局:OBCラジオ大阪
放送日時:毎週日曜 10時00分~16時30分
出演者:西村寿一、濱野圭司、田辺大介、三宅きみひと、松下翔、武田英子
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中央競馬実況中継
放送局:ラジオNIKKEI第1
放送日時:毎週日曜・土曜 9時30分~16時45分
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中央競馬実況中継
放送局:ラジオNIKKEI第2(RaNi Music♪)
放送日時:毎週日曜・土曜 9時30分~16時45分
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公式

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「だったら男になれば?」…性別を自分の意志で変更できる法案が成立したドイツで今何が起きているのか

ドイツ人の父と日本人の母を持ち、日本とドイツの文化について執筆しているエッセイストのサンドラ・へフェリンさんが10月13日の大竹まことゴールデンラジオに出演。ドイツで起きた気になるニュースを紹介した。

へフェリン「最近の気になったニュースなんですけど、8月にドイツで自己決定法案っていうのが閣議決定されました。これは、自分の意思だけで性別を法的に変えることができる。下の名前も変えることができるというもので、来年の11月に法律が施行されます。」

大竹・室井「うんうん。」

へフェリン「ドイツでは今まで、法的に自分の性別を変えたり名前を変えるためには、お医者さん2名の診断書と判定書が必要で、最終的に性別が変えられるかどうかは、ドイツの裁判所が決定してたんですね。ところが、来年の11月からは裁判所も間に入らないし、お医者さんにも行かなくても良いし、本人が戸籍役場に行って「私は今女性なんだけれど、心は男性だから性別を男性にしたいんです。名前もクリスティーナからクリストフにしたいんです」って言ったら、もうそれでオッケー。3カ月かかるので、待てばだいたい許可されて法的にも身分証明書も女から男に変わるんですね。なかなか革新的なんですけど、結構ドイツの中でも反対している人たちがいっぱいいて、有名なところだとアリス・シュヴァルツァーさんという80歳近いフェミニストの女性がいます。彼女は、ドイツで女性も働けるようにとか、中絶の権利とかで戦ってきて、昔から男だって泣いてもいい、女だって例えばサッカーでファウルをしてもいいって、すごくオープンな考え方をする人なんですけども、それはあくまでも性別の中で自由にしましょうっていうスタンスなんですね。」

大竹「はい。」

へフェリン「彼女が懸念しているのは、簡単に性別を変えることができると、例えば女性としての生き辛さを感じている人に対して、周りが簡単に「だったら男になればいいじゃない」っていうアドバイスをしがちで、実際にそういうのも起きてるみたいなんですが、それはちょっと違うっていうんです。それプラス、シュヴァルツァーさんは、女性用のシェルターとか、男性の方が出世しやすいので女性のために作られたクォーター制度とか、そういうところに体が男性の人が入ってきてしまうと、本来の女性がまた社会の隅に追いやられてしまうっていうんですね。」

室井「今スポーツの世界が結構大変なことになってるもんね。どんどんメダル取る人が、体が男性の人になってて。」

大竹「難しいね。そのフェミニズムの人は、今までのように2人ぐらい後見人みたいな人がいて、審査があるという状態は認めているわけ?」

へフェリン「そうなんです。そういうハードルを乗り越えることで、本当に性別を変えたいのか自分自身で考える時間があるんだと。自分の意思だけで変えられると、きりがないっていうか何回変えてもいいんですね。また14歳から性別を変えることができるんですけど、そこも彼女は反対をしています。14歳っていうのは精神的にも成熟しきっていないし、不安定な時期だから、そんなときに親が同意してるからといって簡単に性別を変えていいものなのか、成人するまで待つべきではないのかとか、いろいろ言っていて、私もそう思います。」

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