世界の音楽からラブソングまで! ユニークなコンセプトのおすすめラジオ番組

現代はキュレーターの時代と言われることがあり、あまり知られていないジャンルの楽曲を知っていると重宝されます。

そこで今回は、ユニークなコンセプトの音楽番組をご紹介!

InterFM897『TOKYO DANCE PARK』毎週土曜日 12時〜13時49分

cl_20161011012210_9150278

ダンスの初心者から上級者までダンスの魅力をお届けするラジオ番組。ダンスキッズをスタジオに招いて、日ごろの練習や好きなダンス音楽についておしゃべりします。

“使ってみたい英語”をMC RYUさんがレクチャーしてくれる企画では、小学5年生の皆さんが「勝ち名乗り」を英語で言いたいと質問。「勝ち名乗り」は相撲用語なのでRYUさんは少し困っていたものの、優しくレクチャーしていました。

ほかにも、大学生のダンサーやDJを招いたり、キッズダンサーの発掘企画があったりと賑やかな番組です。

InterFM897『荒井商事 presents World Music Cruise』毎週日曜日 21時30分〜22時

cl_20161011112049_7920813

世界各地の音楽や情景、言葉、観光など、さまざまなカルチャーをご紹介するラジオ番組。

パーソナリティは音楽評論家の関谷元子さんです。関谷さんは、大手レコード会社に勤務後、ワールドミュージックの評論家に転身した経歴の持ち主で、卒業論文は、キューバ音楽だったのだとか。

番組の前半ではある土地に関する情報を、後半ではその場所の音楽シーンにスポットを当てます。テーマは「ノルウェーの歌姫たち」や「ウェディッシュ・ジャズの女性ボーカル特集」、「ポルトガルの音楽シーン」など、ニッチな世界にふれることができる30分です。

TOKYO FM『DUNLOP presents LOVE UNITED』毎週日曜日 12時30分〜12時55分

cl_20170330174141_3686301

パーソナリティは歌手/女優・今井美樹さん。さまざまなラブソングにスポットを当てた音楽番組です。

マライア・キャリーやバックストリートボーイズのラブソングに関する世界感などを、今井美樹さんがささやくように紹介。その声に思わずキュンキュンしてしまいます。

そのほか、ロンドンの町の今をお届けする「Letter FROM UK」のコーナーも。TOKYO FMほか、各地で放送中です。

J-WAVE『STEP ONE』 月曜日〜木曜日 9時〜13時

cl_20171201105144_7693494

10時35分から放送されている「GLOBAL CHART」では、毎日ある国にスポットを当てて、その国のヒットチャート紹介します。

ポイントはおなじみの国から、あまり聞きなれない国のチャートも紹介しているところ。ホンジュラス共和国やバハマ、セネガル共和国、ドミニカ共和国、カーボベルデ共和国など。どんな国で、どんな曲が聴かれているのか、ためになるコーナーです。

ナビゲーターはドイツ生まれのサッシャさんとsugar meとして音楽活動をしている寺岡歩美さん。特にサッシャさんの博学ぶりは目を見張るものがあり、国の話から音楽まで、膝を打つような話が飛び出します。

J-WAVE『NIPPON EXPRESS SAUDE! SAUDADE…』毎週日曜日 17時〜17時54分

cl_20161004155028_2880958

滝川クリステルさんが、ブラジルを中心にヨーロッパ、南米をめぐる音楽の旅にご案内します。

8月5日には、誕生から60周年を迎える音楽・ボサノヴァの名曲をお届けしていくシリーズを放送。ゲストに小野リサさんとパウロ・ジョビンさん、ダニエル・ジョビンさんが登場し、スタジオで生演奏を披露しました。

そのほか、歌詞を紹介しながらブラジルの名曲を紹介する「ポエジーア・ブラジレイラ」や「カルチャー・トピック」では、現地在住の方からの手紙を紹介することも。

南米の風を感じて、今すぐ旅に出たくなります。番組ブログには、収録の様子や紹介した情報が細かく掲載されているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

IBS茨城放送『ラテンフォルクローレをご一緒に』毎週日曜日 17時5分〜17時40分

20180309144354

放送開始40年を誇るご長寿番組。フォルクローレ愛好家・飯田利夫さん(元・茨城放送アナウンサー)が、素敵な音楽を紹介します。 (※「ラテンフォルクローレ」は、ラテンアメリカ諸国の民族音楽、または民族音楽をベースとしたポピュラーソング)

日曜の夕方、ゆっくりしたい時にピッタリな番組。

FMとやま『CHIKOのサンゴニニ?』 毎週月曜日 11時30分〜11時55分

cl_20180519003241_9171631

アフリカ音楽をベースに歌手として活動するCHIKOさんが、アフリカと日本(富山)をグローバルな視点でつなぐ音楽番組です。

「サンゴニニ」はコンゴ民主共和国の挨拶。サンゴ(新しいこと)、ニニ(何?)で、「新しいこと何かあった?」が転じて、「元気? お変わりありませんか?」という意味だそうです。

アフリカと日本の意外な共通点や価値観の違いなど興味深いおしゃべりとともに、世界の音楽をお楽しみください。

CHIKOさんの番組でのトークが面白いのはもちろん、ブログにも日常生活で感じた事が綴られているのですが、文章がうまいので一気に引き込まれます。たまにしか更新されませんが、こちらも要注目!

CBCラジオ『高橋誠の心音(ハートビート)』毎週日曜日 19時〜19時30分

20160915211200

人気上昇中のバイオリニスト・高橋誠さんが、自身が奏でるジプシーをはじめ、ルーツとなるタンゴやクラシックの系譜を紐解きます。

東欧~スペインに分布する、インドを起源とするかつての「ジプシー(ロマ)」の伝統音楽や、20世紀初めにフランスを中心に世界中で流行したジプシー・スウィング・ジャズやミュゼット等を主としたレパートリーを多く持っている高橋さん。 全国各地で年間150本を超えるライブ・コンサートに出演しています。

軽快な語り口とこれまでにないテイストの番組で、オープニングから一気に引き込まれますよ!

FM OH!『LOVE FLAP』 月曜日〜木曜日 11時30分〜15時51分

20180401065159
楽しいトークと素敵な音楽で、午後をバックアップするラジオ番組。

月曜日の13時22分から放送している「H.I.S.大阪駅前ハワイ支店 Aloha FLAP」は、ハワイを訪れた人の体験記を紹介したり、ハワイを知り尽くしたH.I.Sのスタッフが海ガメや魚に遭遇できるアクティビティ、絶景が味わえる場所などを惜しげもなく紹介しているコーナーです。また、おすすめのハワイアン・ミュージックもお届け。

ちなみに「H.I.S.大阪駅前ハワイ支店」は、ハワイ州観光局認定サテライトフィス1号店で、ハワイ旅行のみを専門に取り扱いしている、H.I.Sの珍しい支店。スタッフの皆さんが、アロハシャツで華やかにお出迎えしてくれます。

LOVE FM『Island Style Cruisin’』月曜日〜木曜日 14時〜14時30分

cl_20170605110524_2864947

ホノルルをテーマにした音楽番組。ローカルDJのラナイ・タブラさんが英語でご紹介します。ホノルル独自のカルチャーやミュージック・シーンをお伝えしながら、レゲエやサーフ・ロック、フラ・ミュージックだけじゃないリアルなIsland Soundをお届け。

ちなみに、ラナイさんはハワイのエンターテインメント業界の重鎮で、ホノルルのレゲエ・ステーション「Island 98.5」を設立した人物でもあります。

FM沖縄『Pasaporte パサポルテ』月曜日〜金曜日 9時50分〜9時55分

cl_20171003115119_3177961

「Pasaporte」はスペイン語でパスポートの意味。ラテンミュージックを中心にワールドミュージックを紹介する番組です。

パーソナリティはミュージシャン・比屋定篤子さん。比屋定さんは武蔵野美術大学在学中に「ラテン音楽研究会」に参加していたのだとか。

番組を聴きながら“心のパスポート”を使って旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

ラジオNIKKEI第2『Pau Hana Weekend』毎週金曜日 22時30分〜23時

cl_20170310212605_5253916

ハワイの人気ローカル局で活躍中のDJ・Aaron Mikamiさんがお届けする音楽番組。

選曲はトラディショナル・ハワイアンからポップ、サーフ・ロック、アイランド・レゲエまでハワイアンミュージックにどっぷりと浸れます。

リスナーを癒しの週末へお届け!

そのほか、ワールドミュージック専門の音楽評論家・サラーム海上さんが中東の音楽を紹介するJ-WAVE『ORIENTAL MUSIC SHOW』(毎週金曜日 26時〜26時30分)や世界各地でコンサートやレコーディング、プロデュース活動を行っている大友良英さんのKBS京都ラジオ『大友良英のJAMJAMラジオ』(毎週金曜日 24時30分〜25時)など目白押しの番組がたくさんあります。

ぜひ、皆さんもお気に入りの番組を見つけてみてくださいね!

この記事を書いた人

YMgrdfKa

やきそばかおる

小学5年生以来のラジオっ子。ライター・構成作家・コラムニスト。

「BRUTUS」「ケトル」などのラジオ特集の構成・インタビュー・執筆を担当するほか、radiko.jp、シナプス「 I LOVE RADIO」(ビデオリサーチ社)/ J-WAVEコラム「やきそばかおるのEar!Ear!Ear!」/otoCoto「ラジオのかくし味」/水道橋博士のメルマ旬報など連載や、番組出演を通じて、ラジオ番組の楽しさを発信。

ラジコプレミアムを駆使しながら、全国のユニークな番組を紹介するツイキャス番組「ラジオ情報センター」(水曜21時〜22時)も放送。全てを合わせると、年間でのべ800本のラジオ番組を紹介している。

Twitter:@yakisoba_kaoru

ラジコでラジオを聴こう!

▼スマートフォンで聴くなら
http://m.onelink.me/9bdb4fb

▼パソコンで聴くなら
http://radiko.jp/

▼プレミアム会員登録はこちらから
http://radiko.jp/rg/premium/

『ラジコプレミアム(エリアフリー聴取)』なら、全国のラジオ番組を楽しむことができます。

周防正行「サイレント映画について大変な勘違いをしていました」

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、映画監督の周防正行が出演。最新映画『カツベン!』の題材となったサイレント映画について語った。

ニッポン放送「あさナビ」

黒木)今週のゲストは映画監督の周防正行さんです。周防監督の5年ぶりとなる最新作映画『カツベン!』が全国公開中です。『カツベン!』は、映画の始まりの時代を駆け抜けたスーパースターである、活動弁士の話なのです。

周防)日本に初めて映画が入って来たときに、「Motion Picture」という言葉をそのまま訳して「活動写真」と呼んだのですね。そのときは、まだ映画に音がなかったのですよ。スクリーンの横に人が立って、写っているものの説明を始めたのです。最初は物語映画ではなかったから、何が写っているかとか、どうして動くとか、まさに“写真が動く”ということは始めてのことだったので、世界中で流行るわけです。当時、日本ではそのように説明する人が、最初の日の上映からいたのです。

黒木)つまりは紙芝居みたいに「こういう物語ですよ」と、ト書きも言えばセリフも言うという…。

周防)最初は単なる出来事が写っていました。駅に列車が到着するとか、工場から人が出て来るとか。それがやがて物語を持つようになって、弁士は物語をきちんと説明することを始めました。こういう文化が根付いたのは日本だけなのです。アメリカやヨーロッパでも説明する人が立った記録はありますが、職業としては説明していません。アメリカ、ヨーロッパは生演奏の音楽だけで魅せていたのです。

黒木)『カツベン!』はオリジナルの作品ですが、どうしてこれを映画にしようと思われたのですか?

周防)僕が浅はかにも、ずっと無視をして来たから。

黒木)え?

周防)大学生のときに、サイレント映画をたくさん観ていました。そのときはサイレント映画だから音がない状態で、活動弁士の説明も音楽もない、まさに無音の動く画を観るというのが、サイレント映画の見方だと思っていました。活動弁士がいることも、音楽があることも知っていたのですが、それを無視していたのです。サイレント映画なのだから、サイレントで観ないと監督の意図は伝わらないのだと、ずっと思って生きて来た。でもつい最近、僕の助監督をして下さっていた片島章三さんが「こんな本を書きました」と、この映画の元になる台本を読ませてくれたのですね。

黒木)いつも周防監督は、ご自分でシナリオをお書きになりますよね。

周防)自分のシナリオではないのは、今回が初めてです。

黒木)そのシナリオを読まれてどうだったのですか?

周防)「僕はなんて勘違いをしていたのだろう」と思いました。当時、明治の終わりから大正昭和の始まりにかけて、無声映画をサイレントで観ていた人はいなかったのです。当然、映画監督は自分の作ったものが上映されるときに、生演奏があり、誰かの説明が入るとわかって撮っていたのですね。要するに、監督がサイレントで観てもらうことを前提に撮っていなかった。それを僕はサイレントで観ていたのですよ。「これはいけない」と。それも僕は映画監督なのに、なぜ日本映画史の重要なことを無視して来たのだと思って、大反省です。音がない状態で物語をつくり上げるというのは、映像を作る人間としての最高のテクニックだ、技術だと思っていたのです。それこそが映画の基本と言うか、映画の本質だろうと。

黒木)それが180度変わったわけですね。

周防)変わりました。

黒木)活動弁士という方々がいて、初めてサイレント映画は成り立つのだと。

撮影・下村一喜

周防正行(すお・まさゆき)/映画監督

■東京・目黒区出身。1956年生まれ。
■立教大学在学中に、高橋伴明監督の助監督を務めるようになり、以降、若松孝二監督や井筒和幸監督の作品に助監督として携わる。
■1984年に小津安二郎へのオマージュを含んだピンク映画で監督デビュー。
■1989年に『ファンシイダンス』で商業映画初メガホン。
■1992年の『シコふんじゃった。』で、日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞。
■1996年には大ヒット作『Shall We ダンス?』公開。日本アカデミー賞で作品賞・監督賞・脚本賞など13部門を総なめ。
■2006年には痴漢の冤罪裁判を描いた『それでもボクはやってない』、2011年にはバレエ作品を映画として収めた『ダンシング・チャップリン』、2012年には終末医療を題材にしたヒューマンドラマ『終の信託』、2014年には花街で成長する舞妓の姿を描いた『舞妓はレディ』を監督。
■最新作は、2019年12月13日公開の『カツベン!』。大正時代に全盛だった無声映画を個性豊かな語りで彩った「活動弁士」が主人公。活動弁士を志す青年・俊太郎を成田凌が演じ、ヒロインを黒島結菜が演じる。

ENEOSプレゼンツ あさナビ(12月9日放送分より)
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

radikoのタイムフリーを聴く

Facebook

ページトップへ