小説や名作文学も!ラジオで朗読を楽しめるおすすめ番組

声で物語などの世界観を表現する朗読は、思わず聴き入ってしまう魅力があります。今回は小説や名作文学の朗読が楽しめる、大人のためのおすすめ番組をご紹介します。

ラジオで朗読を聴く魅力

ラジオで朗読が聴けるおすすめの番組を紹介する前に、まずは朗読の魅力をご紹介します。

そもそも朗読とは、読んで字の通り「朗らかに読む」という意味で、文章を読み上げる時に「感情を込める」のが特徴です。みなさんも学生時代の国語の授業で、ひとりひとり教科書に書かれている文章をクラスメイトの前で読んだ経験があるかもしれません。その際にただ文章を読み上げた経験は、音読に当たります。声を出して文章を読むと言っても、感情の有無が朗読と音読の違いです。

最近は、オーディオブックというサービスも普及しています。オーディオブックは、本の内容を声優やナレーターが読み上げた音声データを購入し、本を読むのではなく本を聴くというものになります。

読書好きの方から見れば、名作文学などを朗読で聴くのは邪道だと感じるかもしれません。しかし、朗読を「聴く」という行為には、読書にはない効果や利点もあります。朗読は、音で聴いて耳で楽しむため、朗読を聴きながら何かをすることができます。つまり、お風呂に入りながら、家事をしながらといった“ながら聴き”が可能です。そのほか読書とは違って目を使うことがないので、目の疲れや、視力の低下を心配することもありません。さらに音で聴くことは脳の活性化にもつながり、近年の研究によれば、「文字を読んで記憶するより、音で聴く方が記憶に定着しやすい」とも言われています。そのため朗読は、「聴いて楽しめて内容も記憶に残りやすい」という魅力があります。

手軽に朗読が楽しめる番組

月~金曜日 TBSラジオ『朗読のミカタ』(『赤江珠緒たまむすび』内)

今秋TBSラジオでスタートした『朗読のミカタ』は、月曜〜金曜の午後に放送されている『たまむすび』内の番組で、様々な“読みのプロ、声のプロ”が週替わりで登場。小説はもちろん、絵本や新聞記事、六法全書や取扱説明書など、文字が書かれているものをTBS・杉山真也アナウンサーらが真剣に心を込めて朗読します。

これまでに詩やポエムをはじめ、文豪・著名人の日記、平野レミさんの著書のほか、大ヒットしたアニメ映画の主題歌の歌詞も紹介されました。約8分間と短いため、手軽に朗読を体験してみたいという方にもピッタリです。

赤江珠緒たまむすび
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週月曜~木曜 13時00分~15時30分
番組ホームページ
公式Twitter

「朗読のミカタ」は13:42頃から
ハッシュタグは「#朗読のミカタ」

※放送情報は変更となる場合があります。

水曜日 ニッポン放送『あけの語り人』(『上柳昌彦 あさぼらけ』内)

上柳昌彦アナウンサーがパーソナリティーを務める朝の情報番組『上柳昌彦 あさぼらけ』。毎週水曜の「あけの語り人」では、上柳アナの朗読を聴くことができます。

紹介するのは、チーズ農家になった男性や太平洋戦争中に計画された戦闘機「震電」など様々。広い世の中にいる誰かの人生や歴史を聴いて、いつもとは異なる視点から物事を見つめられるかもしれません。

上柳昌彦 あさぼらけ
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週月曜~金曜 5時00分~6時00分
出演者:上柳昌彦
番組ホームページ
公式Twitter

「あけの語りびと」は5:20頃〜
twitterハッシュタグは「#あさぼらけ」

※放送情報は変更となる場合があります。

絵本や児童文学、昔話…ちょっぴりノスタルジーに浸れる番組

月〜木曜日 TOKYO FM『カワイ肝油ドロップ presents よ・み・き・か・せ』(『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』内)

TOKYO FM『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』の中の人気コーナー「カワイ肝油ドロップ presents よ・み・き・か・せ」では、親子で楽しめる童話の朗読をお届けします。

ナレーターには数多くの人気声優を起用。これまでに『SPY×FAMILY』アーニャ・フォージャー役・種﨑敦美さん、『鬼滅の刃』我妻善逸役・下野紘さん、『新世紀エヴァンゲリオン』渚カヲル役・石田彰さんらが出演しており、アニメファンの方も楽しめます。

山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週月曜~木曜 13時00分~14時55分
出演者:山崎怜奈
番組ホームページ
公式Twitter

「カワイ肝油ドロップ presents よ・み・き・か・せ」は14:30頃〜
twitterハッシュタグは「#ダレハナ」

※放送情報は変更となる場合があります。

月~金曜日 FMKエフエム熊本『朗読 声の贈りもの』

せっかく朗読を聴くなら知っている小説がいい……という方には、FMKエフエム熊本『朗読 声の贈りもの』がおすすめです。朗読の題材は、有名な児童文学が中心。これまでに『舌切り雀』や、『サーカスへいったこぐま』、『そこなし森の話』などを取り上げてきました。こちらも朗読を聴き始めるきっかけにおすすめの番組です。

朗読 声の贈りもの
放送局:FMKエフエム熊本
放送日時:毎週月曜~金曜 14時45分~14時55分

※放送情報は変更となる場合があります。

金曜日 FMとやま『室井滋のしげちゃん☆おはなしラジオ』

富山県出身の女優・室井滋さんが朗読と軽快なトークで毎週様々な物語を紹介する番組。人気絵本の朗読のほか、富山県由来の昔話も紹介され、富山県出身の方なら「懐かしい」と感じる作品に出会えるかもしれません。

室井滋のしげちゃん☆おはなしラジオ
放送局:FMとやま
放送日時:毎週金曜 12時30分~12時55分
出演者:室井滋
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

名作文学や小説の朗読を楽しめる番組

火曜日 RKC高知放送『ラジオ歴史小説「ジョン・マン/青雲編」』

直木賞作家・山本一力氏が手掛けた歴史大河小説『ジョン・マン』を、井津葉子アナウンサー、井上琢己アナウンサーの朗読で聴ける番組。

『ジョン・マン』は、14歳で漂流しアメリカの捕鯨船に救助され、その後日米和親条約の締結などに力を注いだ高知県出身の人物・中浜万次郎(通称、ジョン万次郎)の生涯を描いたもの。時代は江戸時代末期から明治のはじめ、高知県沖を漂流して始まり日本の激動時代を生き抜いた万次郎の生き様をお楽しみください!

(再)ラジオ歴史小説「ジョン・マン/青雲編」
放送局:RKC高知放送
放送日時:毎週土曜 16時15分~16時30分
出演者:井津葉子・井上琢己
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

木曜日 ラジオ日本『わたしの図書室』

今年で放送開始17年を迎え、川端康成や夏目漱石など誰もが知っている文豪から、宮部みゆきさんら人気作家、ドストエフスキーといった海外の作家まで、幅広い作品を取り上げています。朗読は、映画『ロッキー』シリーズのロッキーの吹き替えなどで知られる声優・羽佐間道夫さん、日本テレビ・井田由美アナウンサーが担当し、心地よい声音で聴けるのも魅力です。

わたしの図書室
放送局:ラジオ日本
放送日時:毎週木曜 23時30分~24時00分
出演者:井田由美、羽佐間道夫
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

土曜日 ラジオNIKKEI第1『朗読あぷり~ページのない読書会』

日本国内の名作に出会える番組。内藤和美さん、斉藤由織さんの声で語られるのは太宰治、山本周五郎、島崎藤村といった教科書に載っているような文豪の作品。さらに「祇園精舎の鐘の声」から始まる冒頭が有名な『平家物語』のほか『源氏物語』や『方丈記』など、近代作品だけでなく古典作品も題材に選ばれているのが特徴です。

朗読あぷり~ページのない読書会
放送局:ラジオNIKKEI第1
放送日時:毎週土曜 18時30分~19時00分
出演者:内藤和美 / 斉藤由織 / 八川まどか
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※放送情報は変更となる場合があります。

日曜日 TOKYO FM『Panasonic Melodious Library』

“文学遺産”と考えられる作品から一冊を選び出し、その一冊を作家・小川洋子さんが解説し、作品の新たな楽しみ方を伝えていきます。これから朗読を聴く方だけでなく、違う視点から朗読を楽しみたい方はぜひ聴いてみてください。

Panasonic Melodious Library
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週日曜 10時00分~10時30分
出演者:小川洋子 / 藤丸由華
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※放送情報は変更となる場合があります。

日曜日 MROラジオ『鏡花の時間』

明治期から昭和初期にかけて活躍し、『高野聖』をはじめとする少し怪奇的な作風と、幻想的な文学で当時の文学界に新風を吹き込んだ泉鏡花。その出身地である石川県のMROラジオで放送されているのが、『鏡花の時間』です。泉鏡花の作品の朗読を聴くことができるだけでなく、当時の時代背景と作品の解説も行われ、詳しくなくても内容を知りながら楽しめる構成になっています。

鏡花の時間
放送局:MROラジオ
放送日時:毎週日曜 8時00分~8時15分
出演者:MROアナウンサー
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

日曜日 RCCラジオ『たむランド~夜の図書室~』

ちょっぴり大人な恋愛小説のムーディーな朗読を聴くことができる番組。朗読を担当しているのは田村友里アナウンサーで、朗読の作品選びから構成まで全て自身で行っています。田村アナが「もっと仕事がしたい」とラジオ局に直談判し、その努力が実り、番組が誕生したそうです。

たむランド~夜の図書室~
放送局:RCCラジオ
放送日時:毎週日曜 23時30分~23時45分
出演者:田村友里
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※放送情報は変更となる場合があります。

日曜日 JRT四国放送『ふるさとラジオ小説』

四国地方を舞台にした作品の朗読を聴くことができる番組。作品を書いているのは「阿波の歴史を小説にする会」会員の方々で、有名無名にかかわらず郷土の史実に基づいた歴史小説を収録した『阿波の歴史小説』を発刊しています。その『阿波の歴史小説』に収められた小説が番組内で朗読されています。

ふるさとラジオ小説
放送局:JRT四国放送
放送日時:毎週日曜 7時30分~7時50分

※放送情報は変更となる場合があります。

日曜日 RNC西日本放送『ふるさと文庫 菊池寛を読む』

『真珠夫人』や『恩讐の彼方に』で知られる香川県が生んだ文豪・菊池寛の作品の朗読を聴ける番組。『文藝春秋』を創刊、『芥川賞』や『直木賞』といった賞を制定して、後の文学界に大きな功績を残した作家の作品に触れることができます。

ふるさと文庫 菊池寛を読む
放送局:RNC西日本放送
放送日時:毎週日曜 7時35分~7時50分
番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

この記事を書いた人

radiko編集部

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