【2024年最新】作業中や勉強中におすすめ!BGMに最適のラジオ番組

家事や勉強などの作業中には、ラジオを聴くのがおすすめです。作業によるストレスを軽減させたり、リラックスした気持ちで勉強に取り組めたりなど、効率アップを図ることもできます。

当記事では、作業中や勉強中のBGMにおすすめのラジオ番組をピックアップしてご紹介します。

作業中や勉強中にBGMを流している?アンケート結果

以前ラジコでは、公式SNSアカウントで「仕事や勉強、家事などで集中したい時、BGMを流していますか?」、「勉強中にBGMをかけていますか?」という質問でそれぞれアンケートを実施しました。

「仕事や勉強、家事などで集中したい時、BGMを流していますか?」に対しては「はい」と答えた方が80.2%、「いいえ」と答えた方は19.8%、また「はい」と答えた方の中で、音楽を流している方は41.1%で、53.3%の方はラジオを聴いているという結果でした。

「勉強中にBGMをかけていますか?」に対しては「はい」と答えた人は73%、「いいえ」と答えた人は27%でした。勉強中にBGMをかける理由としては「心が落ち着く」、「周りの音が気にならなくなる」などが挙げられ、「BGMとして聴いているラジオ番組」は、アイドルやお笑い芸人のラジオ番組が人気でした。

集中力を妨げない!BGM選びのコツ

「作業中にBGMを流すと集中力が上がる」という説もありますが、実際にそういった研究結果はありません。しかし、単純作業や慣れている業務・家事を行う場合は、音楽のリズムに合わせてテンポ良く作業が進められる、またBGMにより気分を盛り上げて作業に取り掛かりやすくしてくれるという効果もあります。

集中したい時は「サビやメロディが浮かびやすい曲は避ける」、ジャズやクラシック、インストゥルメンタルなど「作業内容で音楽ジャンルを分ける」、お気に入りの曲は「勉強や作業を始める前や眠い時、やる気を出したい時にかける」など、シーンに合わせてBGM(ラジオ番組)を使い分けるのがいいでしょう。

またラジオは"ながら作業"ができるため、情報収集のツールとして情報番組を流し聴きするのもおすすめです。

作業用BGMにおすすめの番組

家事や勉強の息抜きにおすすめ ニッポン放送『ザ・ラジオショー』 、『ザ・ラジオショー サタデー』

全国各地で漫才好きのためのお笑いライブ「漫才サミット」を行っている、ナイツ・中川家・サンドウィッチマンら日本を代表する漫才師3組が、ニッポン放送の月曜から土曜の昼を盛り上げるワイド番組。

全体的に深夜ラジオやお笑いファンのリスナーを意識した内容で構成されており、時間をたっぷりとかけたオープニングトーク、出演者やパートナーたちの個性を活かしたコーナーをお送りしています。

ナイツ ザ・ラジオショー
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週月曜~木曜 13時00分~15時30分
出演者:ナイツ、パートナー:(月)平野ノラ(火)山﨑ケイ(相席スタート)(水)安藤なつ(メイプル超合金)(木)箕輪はるか(ハリセンボン)
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※放送情報は変更となる場合があります。

中川家 ザ・ラジオショー
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週金曜 13時00分~15時30分
出演者:中川家、東島衣里(ニッポン放送アナウンサー)
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サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー
放送局:ニッポン放送
放送日時:毎週土曜 13時00分~15時00分
出演者:サンドウィッチマン、東島衣里
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仕事中、退勤時におすすめ TOKYO FM『Skyrocket Company』

番組を"ラジオの中の会社"として位置付けており、放送は「アフター会議」、リスナーのことは「社員」と呼んで積極的な交流を図っています。番組公式サイトに掲示板も用意されており、他のリスナーにアドバイスを送ったり、意見を交わしたりする様子が見られます。

仕事の悩みや人生相談に関するメッセージも多く、本部長・マンボウやしろさん、秘書・浜崎美保さんが社員たちを元気づけてくれます。

Skyrocket Company
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週月曜~木曜 17時00分~20時00分
出演者:マンボウやしろ、浜崎美保
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家事をしている時におすすめ CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』

1993年の放送開始以来、中部地方で高い聴取率を誇る平日昼のワイド番組。つボイノリオさんとCBC・小高直子アナウンサーコンビで、リスナーから寄せられたお便りとフリートークを中心に進行していきます。

「キユーピーラジオクッキング」では、1週間単位のテーマで毎回さまざまな料理のレシピを紹介しています。

つボイノリオの聞けば聞くほど
放送局:CBCラジオ
放送日時:毎週月曜~金曜 9時00分~11時55分
出演者:つボイノリオ、小高直子
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朝の身支度、通勤時におすすめ FM大阪『Marché Coucou』

関西圏のエンタメや食、ショップなどの情報、幅広いジャンルからセレクトされた音楽をお届けする生ワイド番組。朝6時から11時までの5時間、2部制の生放送でお届けしており、朝8時20分からの第2部はFM大阪の人気DJ・珠久美穂子さんが担当しています。

9時台後半のコーナー「Picks Marché(ピックマルシェ)」では、気になる経済ニュースをわかりやすく紹介。番組公式Twitterアカウントをフォロー&RTした人の中から抽選で1名に、番組ロゴ入りのオリジナルポーチ「チャチャッと入るちゃん」がプレゼントされます。

Marché Coucou
放送局:FM大阪
放送日時:毎週月曜~木曜 8時20分~11時00分
出演者:珠久美穂子
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X(旧:Twitter)ハッシュタグは「#まるしゅく」

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そのほか作業用BGMにおすすめのラジオ番組

作業用BGMにもおすすめのラジオ番組!仕事や家事がはかどる番組特集

勉強中BGMにおすすめの番組

気分を盛り上げたい時におすすめ TOKYO FM『ALL-TIME BEST~LUNCH TIME POWER MUSIC~ supported by Ginza Sony Park』

平日のランチタイムに、最新楽曲から懐かしいメロディまで、新旧・洋邦の名曲の数々をお届けする90分の生放送。12時45分〜「Hellosmile Request」では、今日聴きたい曲のリクエストをオンエアします。

ALL-TIME BEST~LUNCH TIME POWER MUSIC~ supported by Ginza Sony Park
放送局:TOKYO FM
放送日時:毎週月曜~水曜 11時30分~13時00分
出演者:LOVE
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X(旧:Twitter)ハッシュタグは「#ATB」

※放送情報は変更となる場合があります。

作業に集中したい人におすすめ α-STATION FM京都『α-MEZAMMIN' JAZZ』

平日早朝に放送されている音楽番組。「MEZZANINE=特別席」を想像させる、爽やかな朝にふさわしい朝ジャズをノンストップでお届けします。

α-MEZAMMIN' JAZZ
放送局:α-STATION FM KYOTO
放送日時:毎週月曜~金曜 5時00分~7時00分
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※放送情報は変更となる場合があります。

勉強をしながら教養も深めたい人におすすめ FM FUKUOKA『名曲classics』

初心者でも楽しめるクラシック音楽をお届けする音楽番組です。バッハやモーツァルト、ベートーヴェンなど毎月テーマが決められており、名曲・名盤の紹介や音楽の専門家をゲストに迎えてのトークをお送りしています。

FMアルバムコレクション ”名曲classics”
放送局:FM FUKUOKA
放送日時:毎週日曜 7時00分~7時55分
出演者:こはまもとこ
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作業中のBGMとして音楽を流したい人におすすめ ラジオNIKKEI第2『RaNi Music♪』

「ず~っと音楽、ほぼトークなし 仕事がはかどるBGMラジオ」がコンセプトの音楽番組。

『RaNi Music♪Start』(8時30分〜9時)を始め、『RaNi Music♪Morning』(9時〜12時)、『RaNi Music♪Day』(12時〜15時)、 『RaNi Music♪Afternoon』(15時〜17時)、『My Humming Time』(17時〜17時10分)、『RaNi Music♪Evening』(17時10分〜19時)と、平日の朝から晩までほぼトークなしで音楽をお届けしています。

RaNi Music♪ Start
放送局:ラジオNIKKEI第2(RaNi Music♪)
放送日時:毎週月曜~金曜 8時30分~9時00分
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※放送情報は変更となる場合があります。

そのほか勉強中におすすめのラジオ番組

勉強のBGMに聴きたい! 勉強中におすすめのラジオ番組

この記事を書いた人

radiko編集部

radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。

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みかんに魅せられた大学生、異郷の地で大挑戦「多くの人においしいみかんを食べてほしい!」

暦の上では春になっても、まだまだ「こたつ」が恋しい時期です。こたつに入ると食べたくなるのが、やっぱり「みかん」。

ただ、どんな方がみかんを作っているのか、あまり知らない方も多いと思います。今回は、果物好きが高じてみかん農家になった、北国出身の若い男性のお話です。

赤山大吾さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

昔、東京と沼津の間を結ぶ電車を「湘南電車」と呼んでいた時代がありました。車両のオレンジと緑のカラーは「湘南色」、俗にみかん色とも云われてきました。今はだいぶ本数も減りましたが、東京駅のホームに、「沼津」と行先が表示されると、何となく、潮の香りと柑橘系の爽やかな香りが漂ってくるような気分になります。

その静岡県沼津市・西浦地区は、駿河湾の最も奥まった所にあって、海越しの富士山を望むことが出来る、風光明媚なみかんの産地として知られています。看板品種は、寿という字に太郎と書いて、「寿太郎」。この「寿太郎」を、今シーズン初めて作り上げて、出荷した男性がいます。

赤山大吾さんは、2000年生まれの24歳。赤山さんは、北海道・札幌のご出身で、小さい頃から果物が大好きでした。土地柄、みかんはあまり出回らないため、りんごを2個、まるかじりするのが日課。残すのは、わずかに芯の部分だけでした。

赤山さんは新潟の大学に進学しましたが、コロナ禍のために授業はリモートが中心。学ぶ内容も想像していたものと違って、あまり納得がいきませんでした。悶々とした日々を送る中で、赤山さんはたまたま近所のスーパーで「沼津・西浦みかん 寿太郎」と、ラベルが貼られた袋を手に取ります。

『寿太郎? 沼津ってドコ?』

赤山さんは、そう不思議に思いながら、家に帰って、さっそく皮をむいて、みかんの小さな袋を一つ、口のなかに入れると、いままでにない食感に感激しました。

『甘い! でも、甘いだけじゃない、甘みと酸味のバランスが絶妙だ!』

赤山さんは、「寿太郎」を食べて、食べて、食べまくりました。そのおいしさに満たされるうちに、自分でもみかんを作りたい気持ちが芽生えます。

沼津市西浦地区のみかん山(画像提供:JAふじ伊豆)

赤山さんは、居ても立ってもいられずに、寿太郎を出荷している沼津のJAに、直接電話をかけました。

「あの……、みかん作りに興味があるんです。教えてもらうことは出来ますか?」

2022年2月、赤山さんは大学を休学して、沼津にみかん作りの研修にやって来ました。地元の農家の皆さんも、北海道出身の赤山さんの挑戦に驚いたといいます。

その初顔合わせ、農家の皆さんは赤山さんの手を見るなり、思わず目を見張りました。

『おお、彼は本物だ! これだけみかんが好きなら、きっとやってくれる!』

そう、赤山さんの手は、みかんをいっぱい食べた、あの黄色い手になっていたんです。赤山さんは、西浦地区でもとくにおいしいみかんを作ると定評のある、御年80歳の大ベテランの農家の方に付いて、みかん作りを学び始めました。

「いいか、農家というものは、人に言われてじゃなくて、自分から動かないとやれないぞ」

「みかんは手間をかければかけるほど、ちゃんと応えてくれる。手間を惜しむな」

赤山さんは、師匠がかけてくれる言葉を一つ一つ噛みしめながら、その背中を追いかけていきます。厳しい言葉の後には、夕飯のおかずをおすそ分けしてくれたり、地元の皆さんの人柄の温かさも、故郷を離れた赤山さんには大きな励みになりました。

赤山大吾さん

籍を置いていた大学にも退学届を出して、退路を断った赤山さんは、2年間の修業を経て、2024年1月、晴れて独立を果たします。高齢でみかん作りが難しくなった方のみかん山・およそ1.5ヘクタールを借り受けて、自分の力が試される時がやって来ました。

いざ作り始めてみると、農家はみかんを作っていればいいわけではなく、事務手続きや生産計画作り、害虫や猛暑対策、アルバイトの雇用などを、全部1人でこなします。

それでも去年は概ね天候に恵まれ、周りの皆さんのサポートにも支えられながら、およそ1万キロの「寿太郎」が無事に実って、収穫することが出来ました。その出来栄えに、赤山さんも手ごたえは十分! 早速、地元の方に食べてもらうと、「おいしい!」と、味に太鼓判を押してくれました。

自分で収穫したみかんが出荷されていく様子を見て、赤山さんは胸が高鳴りました。

『自分で作ったみかんが誰かの手に渡っていく。ようやく自分で稼ぐことが出来たんだ!』

でも、赤山さんに収穫の喜びに浸っている暇はありません。まだ、みかんの管理に甘い点があったこと。そして、この冬は、越冬しているカメムシが多いため、今年は天敵への抜かりない対策が求められそうなことなど、しっかり気を引き締めています。

「もっとおいしいと言ってもらいたい! 多くの人においしいみかんを食べてほしい!」

その思いを胸に、赤山さんは2年目のみかん山に登ります。

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