富士山のベストビューから“猛者向け”の激坂まで! 山中湖サイクリングの魅力

声優の野島裕史が、自転車をテーマにお届けしているTOKYO FMの番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。7月14日(日)の放送では、山中湖と富士山のベストビューを満喫したイベント「大日本印刷主催 山中湖サイクリング・ファンツアー」(6月1、2日開催)を振り返ってお届けしました。


「山中湖サイクリング・ファンツアー」ゴールでの記念写真



6月1日(土)、2日(日)の2日間にわたって開催された「山中湖サイクリング ファンツアー」。1日の夜に行われた公開収録では、ゲストに今中大介さん(元プロロードレーサー)、福田萌子さん(モデル・サイクリスト)、おおやようこさん(サイクリストヨガのインストラクター)、トム・ボシスさん(山中湖サイクリングチーム)をお迎えして、山中湖村サイクリングの魅力をお話いただきました。

★走りやすくて“インスタ映え”も間違いなし! 山中湖畔サイクリング
野島:まず、田園風景のなかを走った印象があるのですが。

福田:最初は、ずっと平坦でフラットでしたよね。

野島:フラットでしたね。山中湖畔沿いも走りながら。

今中:そうですね、湖畔沿いはサイクリングロードがあるので、一般の方々もいらっしゃいましたよね。

福田:すごく走りやすかったですね。

今中:こんな広く立派なサイクリングロードって、あまり全国にないんです。気候も穏やかな山中湖エリアを、こうやって1周走れるわけですから、素晴らしいですね。

福田:1周何kmですか?

トム:13.5kmです。

福田:意外とすぐ回れちゃうんですね!

今中:ロードレースになると、10周は走りますからね。季節によって、景色も全然変わってくる。富士山ですが、今日は時折、頂上だけが見えるような状態でした。裾のあたりも見えましたけど、違う日に来るとあれが全部見えるので、Instagramで写真を撮りたくなるようなところです。

野島:“映え(ばえ)”ちゃうわけですね!

福田:今日も白鳥がたくさんいて、すごく綺麗でした! 湖にいるだけじゃなくて、道路のほうにいたりもするんです。近くで白鳥を見ながら走れるって、なかなかないじゃないですか。


山中湖畔のサイクリングロード



★斜度「18%」! オリンピックのコース「三国峠」
野島:ここまで自然を満喫できるのは、自転車ならではだと思います。走ったなかで僕がとくに印象に残っているのは、東京オリンピックでロードレース競技のコースにもなっている「三国峠」ですね! なんと斜度18%!(100m進むと18m登る傾斜の意) なかなか自転車で「18%」の坂を登ったことのある方は少ないと思うのですが……普通に急坂だなと(笑)。足どりが重いと思ったんですが、サドルに座っていると後ろに滑るので、ハンドルにしがみついていなきゃいけないような。そんな斜め感がありました。

だからと言って、立ち漕ぎしようと思ってペダルを漕ぐと、今度ウィリー(前輪を浮かせて後輪のみで走ること)しそうになるんです。「前輪が浮いちゃう!」と言って走っていたら、プロの方が後ろから「もっと前に体重をかけて!」と。それくらいきつい斜度でした。
そんな、坂好きの僕は「三国峠」を楽しんだわけで、これをオリンピックで見るのが楽しみですね! 前輪がウィリーしそうな坂を、プロの選手はどんなふうに登っていくのか……ぜひ、見てみたいと思いました。


斜度18%の三国峠にて。左から今中大介さん、福田萌子さん、野島



「ツアー・オブ・ジャパン」番組サイトには、写真満載のレポート記事があります。ぜひ、チェックしてください!
<大日本印刷主催「山中湖サイクリング・ファンツアー」レポート>

さて、7月21日(日)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」では、「富士の国やまなし 第16回 Mt.富士ヒルクライム」(6月9日(日)開催)の取材レポートをお送りします。声優の伊藤健太郎さんと勝杏里(かつ あんり)さん、そしてモデルでサイクリストの福田萌子さんと参加した野島。気になるレース結果を、どうぞお楽しみに!

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聴取期限 2019年7月22日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国22局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週日曜朝5:00~5:30(JFN各局の放送時間は番組Webサイトおよびアプリ「JFN PARK」でご確認ください)
パーソナリティ:野島裕史
番組Webサイト:http://www.jfn.jp/toj
番組公式Twitter:@TOJ_info

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周防正行「サイレント映画について大変な勘違いをしていました」

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、映画監督の周防正行が出演。最新映画『カツベン!』の題材となったサイレント映画について語った。

ニッポン放送「あさナビ」

黒木)今週のゲストは映画監督の周防正行さんです。周防監督の5年ぶりとなる最新作映画『カツベン!』が全国公開中です。『カツベン!』は、映画の始まりの時代を駆け抜けたスーパースターである、活動弁士の話なのです。

周防)日本に初めて映画が入って来たときに、「Motion Picture」という言葉をそのまま訳して「活動写真」と呼んだのですね。そのときは、まだ映画に音がなかったのですよ。スクリーンの横に人が立って、写っているものの説明を始めたのです。最初は物語映画ではなかったから、何が写っているかとか、どうして動くとか、まさに“写真が動く”ということは始めてのことだったので、世界中で流行るわけです。当時、日本ではそのように説明する人が、最初の日の上映からいたのです。

黒木)つまりは紙芝居みたいに「こういう物語ですよ」と、ト書きも言えばセリフも言うという…。

周防)最初は単なる出来事が写っていました。駅に列車が到着するとか、工場から人が出て来るとか。それがやがて物語を持つようになって、弁士は物語をきちんと説明することを始めました。こういう文化が根付いたのは日本だけなのです。アメリカやヨーロッパでも説明する人が立った記録はありますが、職業としては説明していません。アメリカ、ヨーロッパは生演奏の音楽だけで魅せていたのです。

黒木)『カツベン!』はオリジナルの作品ですが、どうしてこれを映画にしようと思われたのですか?

周防)僕が浅はかにも、ずっと無視をして来たから。

黒木)え?

周防)大学生のときに、サイレント映画をたくさん観ていました。そのときはサイレント映画だから音がない状態で、活動弁士の説明も音楽もない、まさに無音の動く画を観るというのが、サイレント映画の見方だと思っていました。活動弁士がいることも、音楽があることも知っていたのですが、それを無視していたのです。サイレント映画なのだから、サイレントで観ないと監督の意図は伝わらないのだと、ずっと思って生きて来た。でもつい最近、僕の助監督をして下さっていた片島章三さんが「こんな本を書きました」と、この映画の元になる台本を読ませてくれたのですね。

黒木)いつも周防監督は、ご自分でシナリオをお書きになりますよね。

周防)自分のシナリオではないのは、今回が初めてです。

黒木)そのシナリオを読まれてどうだったのですか?

周防)「僕はなんて勘違いをしていたのだろう」と思いました。当時、明治の終わりから大正昭和の始まりにかけて、無声映画をサイレントで観ていた人はいなかったのです。当然、映画監督は自分の作ったものが上映されるときに、生演奏があり、誰かの説明が入るとわかって撮っていたのですね。要するに、監督がサイレントで観てもらうことを前提に撮っていなかった。それを僕はサイレントで観ていたのですよ。「これはいけない」と。それも僕は映画監督なのに、なぜ日本映画史の重要なことを無視して来たのだと思って、大反省です。音がない状態で物語をつくり上げるというのは、映像を作る人間としての最高のテクニックだ、技術だと思っていたのです。それこそが映画の基本と言うか、映画の本質だろうと。

黒木)それが180度変わったわけですね。

周防)変わりました。

黒木)活動弁士という方々がいて、初めてサイレント映画は成り立つのだと。

撮影・下村一喜

周防正行(すお・まさゆき)/映画監督

■東京・目黒区出身。1956年生まれ。
■立教大学在学中に、高橋伴明監督の助監督を務めるようになり、以降、若松孝二監督や井筒和幸監督の作品に助監督として携わる。
■1984年に小津安二郎へのオマージュを含んだピンク映画で監督デビュー。
■1989年に『ファンシイダンス』で商業映画初メガホン。
■1992年の『シコふんじゃった。』で、日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞。
■1996年には大ヒット作『Shall We ダンス?』公開。日本アカデミー賞で作品賞・監督賞・脚本賞など13部門を総なめ。
■2006年には痴漢の冤罪裁判を描いた『それでもボクはやってない』、2011年にはバレエ作品を映画として収めた『ダンシング・チャップリン』、2012年には終末医療を題材にしたヒューマンドラマ『終の信託』、2014年には花街で成長する舞妓の姿を描いた『舞妓はレディ』を監督。
■最新作は、2019年12月13日公開の『カツベン!』。大正時代に全盛だった無声映画を個性豊かな語りで彩った「活動弁士」が主人公。活動弁士を志す青年・俊太郎を成田凌が演じ、ヒロインを黒島結菜が演じる。

ENEOSプレゼンツ あさナビ(12月9日放送分より)
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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