東日本大震災から13年…被災地の現状、今後の課題を伝えるラジオ番組

2011年3月11日に発生した東日本大震災から今年で13年を迎えます。今年も被災地や被災者、復興支援活動の現状、知っておきたい防災の知識などを伝えるコーナーが放送される番組や特別番組をご紹介します。

3月8日(金)放送

TBSラジオ『武田砂鉄のプレ金ナイト』

TBSラジオで2019年3月まで放送していた『荒川強啓デイ・キャッチ!』では震災以降、番組が終了するまで毎年、東日本大震災で津波の被害を受けた岩手・宮城の沿岸部の町を訪れ、その時々の状況を伝え続けてきました。

今回、パーソナリティを務めた荒川強啓さんが5年ぶりに宮城県南三陸町を訪れ、被災地の今を生放送で伝えます。

武田砂鉄のプレ金ナイト
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週金曜 22時00分~23時30分
出演者:武田砂鉄 ゲスト:荒川強啓
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※放送情報は変更となる場合があります。

文化放送『シリーズ 被災地の真実 FUKUSHIMA再生/あしたはどっちだ?』

震災翌年の2012年から毎年さまざまなテーマで放送している『シリーズ 被災地の真実』。今回は福島県浜通りを中心に、被災と復興を"13年"という時間軸にフォーカスします。

今回の特番では、文化放送・斉藤一美アナウンサーといわき市出身の柏原竜二さんが浜通りを実際に訪れ、福島第一原発の現状を取材するとともに、福島県浜通りで鮮魚販売を営む経営者や、浜通り松川浦漁港の底引き船船長らの声を客観的に伝えます。

文化放送フライデープレミアムシリーズ 被災地の真実 FUKUSHIMA再生/あしたはどっちだ?
放送局:文化放送
放送日時:2024年3月8日 金曜日 19時00分~20時00分
出演者:斉藤一美 (文化放送アナウンサー)、柏原竜二(富士通株式会社所属/スポーツコメンテーター)
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3月9日(土)放送

RKBラジオほか『ライフ・サポーター あなたを守る防災ラジオ』

2005年3月に発生した福岡県西方沖地震をきっかけにスタートした、福岡県内の民放ラジオ5局とNHK福岡放送局の共同制作による特別番組。大地震を想定しながら「日常のちょっとした心がけが、いざというときの備えにつながる」ことを、各局のアナウンサーやパーソナリティが取材し、伝えていきます。

今年は「今備えたい水害対策」をテーマに、九州大学教授・塚原健一さんをゲストに招いてお話を伺います。

ライフ・サポーターあなたを守る防災ラジオ
放送局:RKBラジオ 他4局ネット
放送日時:2024年3月9日 土曜日 12時00分~12時55分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:FM FUKUOKA 愛智望美、LOVE FM 佐藤ともやす、RKBラジオ 植草峻、KBC RADIO 太田祐輔、CROSS FM 坂口カンナ、NHK福岡 三戸部聡大

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3月10日(日)放送

RFCラジオ福島『3.11特別番組「ともに、あしたへ。」』

ラジオ福島社員が番組や取材を通し出会った人たちの現在、それぞれが想い描く「これからのふくしま」についてお話しを伺います。ゲストに防災システム研究所所長・山村武彦さんを迎え、今年元日に発生した能登半島地震の状況等も踏まえ、改めて防災と減災について考えていきます。

ラジオ福島 3.11特別番組「ともに、あしたへ。」
放送局:RFCラジオ福島
放送日時:2024年3月10日 日曜日 13時00分~15時00分

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BAYFM78『NEXT RADIO 2024』

NHK千葉放送局、BAYFM78を始めとする千葉県内のFMラジオ局が連携して、ラジオの力とその魅力を多くの人に向けて発信する特別番組。9回目となる今年は「SPORTS」をテーマに、NHK千葉放送局・久保田祐佳アナウンサーと防災士の資格を持つ光永亮太さんがDJを務めます。

NHK千葉FM×BAYFM同時生放送 NEXT RADIO 2024
放送局:BAYFM78
放送日時:2024年3月10日 日曜日 17時00分~18時00分
出演者:久保田 祐佳、光永 亮太

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BSSラジオ、エフエム山陰『防災特別番組「命と暮らしを守るパートナー~いざというときのラジオ~」』

エフエム山陰とBSSラジオ、山陰に位置する2社のラジオ局が共同制作する特別番組シリーズ。防災についての意識を高めてもらうため、エフエム山陰パーソナリティで防災士の小笠原知恵さんとBSSラジオ・桑本みつよしアナウンサーが、いざという時に備える人々の想いや備えることの必要性を伝えていきます。

BSSラジオ・FM山陰共同制作防災特別番組「命と暮らしを守るパートナー~いざというときのラジオ」
放送局:BSSラジオ 他1局ネット
放送日時:2024年3月10日 日曜日 12時30分~12時55分
※放送局によって日時が異なる場合があります。
出演者:小笠原知恵、桑本みつよし

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RNCラジオ『RNCラジオ防災特別番組 「今」の備えで命を守れますか?』

今年1月1日に発生した能登半島地震から、今の備えで本当に命を守ることができるのか、改めて考える1時間の生放送。ゲストに香川大学特任教授・四国危機管理教育 研究 地域連携推進機構 副機構長で危機管理先端教育研究センター長・四国防災共同教育センター長の長谷川修一さんを迎え、ナビゲーターのRNC・宮田玲奈アナウンサーと一緒に、防災について考えていきます。

RNCラジオ防災特別番組 「今」の備えで命を守れますか?
放送局:RNC西日本放送
放送日時:2024年3月10日 日曜日 13時00分~14時00分
出演者:宮田玲奈、長谷川修一特任教授(香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構 副機構長)
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エフエム鹿児島『そなえるラジオ~能登半島地震の教訓、鹿児島では~』

鹿児島県内で最も大きな被害が予測されている「南海トラフ巨大地震」のリスクや、津波警報の経験を生かす鹿児島県内の取り組みについて発信していく特別番組。今年は能登半島地震での実例を踏まえながら、鹿児島での防災について伝えていきます。

そなえるラジオ~能登半島地震の教訓、鹿児島では~
放送局:μFM
放送日時:2024年3月10日 日曜日 19時00分~19時55分

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3月11日(月)放送

IBCラジオ『東日本大震災から13年 ~語り継ぐ3.11~』

アナウンサーによる事前取材や中継・電話でのリポート、岩手県追悼式の様子、能登半島地震への支援活動などを交えながら、震災13年経過とともに考えていきます。
 

東日本大震災から13年 〜語り継ぐ3.11〜
放送局:IBCラジオ
放送日時:2024年3月11日 月曜日 13時05分~15時00分
出演者:齋藤徳美(解説・岩手大学名誉教授)、神山浩樹ほか

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エフエム岩手『未来へつなげるRADIO』

いつ起こるか分からない自然災害に備え、未来へつなげるための特別番組。番組では、リスナーからの「災害に対して今思うこと」、「備えに関すること」、「お住まいの地域の防災・減災に関すること」のメッセージを募集しています。

未来へつなげるRADIO
放送局:FM岩手
放送日時:2024年3月11日 月曜日 13時30分~15時55分
出演者:阿部沙織、山本大一
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TBCラジオ『3.11みやぎホットラインスペシャル』

東日本大震災から13年、いかに震災を伝え続けていくかを考え、行動している人をスタジオゲストや取材で紹介し、震災の経験を未来につないでいくために何が必要なのかを考えていきます。そのほか、番組では能登半島地震の被災地の現状についても伝えていきます。

3.11みやぎホットラインスペシャル
放送局:TBCラジオ
放送日時:2024年3月11日 月曜日 16時30分~18時45分

※放送情報は変更となる場合があります。

エフエム秋田『防災特別番組「For Safety ~災害への備え~」』

災害時にどのように行動したら良いのか、日ごろどのような準備をしておけば良いのかを考え、リスナーと一緒に災害への備えについて勉強していきます。

防災特別番組「For Safety ~災害への備え~」
放送局:エフエム秋田
放送日時:2024年3月11日 月曜日 13時30分~14時30分
出演者:大島貴志子

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レディオキューブ FM三重『防災特別番組「備える!逃げる!」』

毎年9月、3月に放送されている防災特別番組。今回は、三重大学大学院工学研究科・川口淳教授をコメンテーターに迎え、災害に対する備えや被災した場合の行動などを解説していきます。

防災特別番組「備える!逃げる!」
放送局:レディオキューブ FM三重
放送日時:2024年3月11日 月曜日 13時30分~13時55分
出演者:代田和也(レディオキューブアナウンサー)、西村尚美

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FM長崎『防災特別番組「防災スイッチ~もしも長崎で災害が起きたら~」』

防災士の資格を持つ芳野裕美さんが、防災の専門家とともに、もしもの時の心構えや備えについて分かりやすくお伝えします。

防災特別番組「防災スイッチ〜もしも長崎で災害が起きたら〜」
放送局:FM Nagasaki
放送日時:2024年3月11日 月曜日 11時30分~11時54分
出演者:芳野裕美

※放送情報は変更となる場合があります。

災害時の強い味方はラジオ

災害時に情報を得る手段として、スマホでラジオを聴くことの有用性が注目されています。 ラジオには、速報性や地域に根ざした細やかな災害情報、日頃から親しんでいるパーソナリティによる安心感など、テレビやネット、SNSには無いメリットがあります。 スマホでラジオを聴けるアプリ「radiko(ラジコ)」は、全国の民放ラジオ局やNHKラジオ、放送大学の番組を配信。ラジオやテレビの無い外出先で災害が発生したときも、すぐに必要な情報を得ることができます。

また、音声配信アプリでもあるラジコは、動画配信アプリに比べてバッテリーとデータ通信量の消費が格段に少ないという大きなメリットもあり、災害時の利用に適しています。

災害時の強い味方!「スマホでラジオ」で防災に備えよう

ラジオはなぜ災害時に強いのか? テレビとは違う“ラジオならではの特性”とは

この記事を書いた人

radiko編集部

radiko編集部員が「ラジコを通じて、ラジオの良さをもっと知ってもらい、皆さんが面白い番組に出会うキッカケ」になるように、ラジオ各局の情報をまとめて発信中。radiko newsでは、新番組へのインタビュー、さまざまなテーマに沿ったまとめ記事など、独自の切り口でも番組をご紹介しています。ラジコ公式SNSの情報更新も行なっています。

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鈴木おさむ“小説SMAP”メディアでの取り上げられ方に言及「テレビの本ですが、やはりテレビでは紹介しにくいわけです」

科学者の茂木健一郎がパーソナリティをつとめ、日本や世界を舞台に活躍しているゲストの“挑戦”に迫るTOKYO FMのラジオ番組「Dream HEART」(毎週土曜 22:00~22:30)。 4月13日(土)、4月20日(土)の放送ゲストは、ベストセラー作家への道を歩んでいる、元放送作家の鈴木おさむさんです。20日(土)の放送では、著書である“小説SMAP”こと『もう明日が待っている』(文藝春秋)の内容や、出版前の裏話などについて伺いました。


鈴木おさむさん



1972年生まれ、千葉県出身の鈴木さん。19歳で放送作家としてデビューし、それから32年間、さまざまなコンテンツを生み出してきました。
2024年3月末をもって放送作家・脚本家を引退。現在は、「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、スタートアップ企業の若者たちの応援を始め、コンサル、講演などもおこなっています。
3月27日(水)に刊行した著書『もう明日が待っている』は、発売2日で累計発行部数15万部を突破。同著の著者印税は、すべて能登半島地震の義援金として寄付されます。

またTOKYO FMでは現在、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダー・陣さんとともに音楽チャートラジオ番組「JUMP UP MELODIES」(毎週金曜13:00~14:55)のパーソナリティもつとめています。



鈴木:(『もう明日が待っている』には)「黒林さん」というプロデューサーも出てきます。(本名は)黒木(彰一)さんと言って、54歳でお亡くなりになられた方です。ずっと一緒に番組を作っていて、この(小説の)なかでもマイケル・ジャクソンを(SMAP×SMAPに)引っ張ってきた、すごくファニーなキャラクターの人です。

茂木:あれもすごいことでしたね。

鈴木:そうです。マイケル・ジャクソンを呼んでね。「まぁ、小説だからいいか」ということで、呼んだ金額まで書いているんですけど(笑)。その黒木さんがご病気で、「もしかしたら危ないかも」と思って。だから今回、よりスタッフの話を残したんですよ。

ちょうど、この本のゲラ(※誤字・脱字などのチェックをおこなうために仮に印刷した印刷物)が全部出てきたときに、黒木さんのご病気が少し悪くなって、「会いたい」と言われて会ってきたんです。

それが金曜日だったのですが、(出版元の)文藝春秋に頼んで、ゲラをまとめて表紙を付けて仮の本にして渡すことができたんですよね。たぶん読んでくれて、その夜に「おもしろかったです。ありがとうございます」というメールが来ました。シンプルな文でしたが、メールを打つのもしんどかったと思います。なぜなら、金曜日に読んでいただいて、月曜日の夜にお亡くなりになられましたから。それぐらい体力的にも限界のなかで(本を読んで、メールをくださった)。

茂木:でも、間に合ってよかったですね。

鈴木:そうなんです。それでお葬式に行ったら、娘さんが「うちの父は本を読むのが本当に好きな人で、最後の本がこの本になりました」と言ってくれて。だからそこも含めて、僕らスタッフのなかでも本当に最後に「〇(丸)」を付けることができたというのもあります。

でも僕がおもしろいなと思うのは、テレビのためにずっとやってきて、言ってみれば(『もう明日が待っている』は)テレビの本なんですけど、やはりテレビでは紹介しにくいわけですよ。

茂木:いろいろな事情でね。

鈴木:はい。テレビのランキング番組の“(小説売上)ランキング”に入っているのですが、(紹介されるのはタイトル名と僕の名前)「『もう明日が待っている』鈴木おさむ」だけで、SMAPの「ス」の字も言わない。

それは仕方がないんです。だけど、放送作家が最後にテレビの本を書いて、それがテレビで紹介されないというのもおもしろいし、だからこそ絶対にミリオン(100万部)売れてほしいと思います。

番組では他にも、鈴木さんが今後の目標について語る場面もありました。


(左から)鈴木おさむさん、茂木健一郎



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4月20日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月28日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dream HEART
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜22:00~22:30
パーソナリティ:茂木健一郎

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